バイク整備の写真
ここではバイクを整備した時の写真を紹介します。
1997年6月
'93年式のFZRのエンジンをおろしたときの写真です。父親と弟が作業中です。この当時は僕は整備に全然無関心だったので(!)、ほとんど手出ししていません。でもずっと眺めていたので、今思えばいろいろためになったような気もします。エンジンをおろすので工具を買ってきて、チェーンを切りました。
エンジン以外にも徹底的に整備したんでしょうが、何をしたかはあんまり知りません。フレームだけになったのを見たときは、本当に組み上がるか心配でした。エンジンを載せるときはなかなかボルトがあわずに、弟と二人で結局手でもって作業しました。エンジンだけで100kgはあるだろうから、めちゃめちゃ重かったです。組上がったときは早くエンジンを始動してみたくてたまりませんでした。弟はたしか、カウルなし、マフラーなし、タンク、エアクリーナーなし(キャブレタにガソリンが少しあるので走ります。)、の状態で爆音をたてて初走行に行ったような記憶があります。写真撮っておけばよかった!
1998年6月 〜 ステアリングのベアリング交換その1
'92年式FZRのハンドルのベアリングが不調のため、両手離しでまっすぐ進まない所まできたので、フロントフォークをはずして三つ又のベアリングを交換しようとしました。が、、、ベアリングがなかなか抜けないので、あきらめてレースだけを交換したのであります。。それでもハンドルは正常に動くようになりました。
この作業はレースをたたき落としている様子です。上から木の棒であてて、ハンマーでたたいてたたき落としました。フロントブレーキがぶら下がっていますが、こんなんで本当によかったのだろうか??
この作業の前に、レーススタンドをたててエンジンのエグゾーストパイプのしたからジャッキアップして、フロントフォークを抜いておきました。フォークをつけるのは簡単でしたが、ステムの締め付けが難しくて、トルクレンチもなかったし、何度も何度も走っては締め直していきました。締めすぎるとハンドルが堅くなりますが、弱いとカタカタします。ブレーキをかけて荷重をかけているうちに、いちど調整してもすぐに緩むので結構落ち着くまでに時間がかかりました。そして、そのときに、ハンマーでカンカンたたいているときにタンクにちいさな傷をくつってしまったのであります。。。。。。(涙) 今度からはちゃんとウエスでもしいてやります!
1998年12月 〜 クラッチ交換
'95年式FZRのクラッチが滑り始めました。フルスロットルで半クラッチ状態になりました。しかたないので、まぁ勉強の意味もかねてクラッチ交換をすることにしました。部品代は2万円くらいだったと思います。
クラッチの部品です。フリクションプレートとクラッチプレートが見えます。こいつをエンジン右側のカバーをはずして交換するわけです。作業自体は以外に簡単です。
クラッチの構造がわかります。一枚一枚フリクションプレートとクラッチプレートをはずしました。このとき、クラッチの締め付けを均等にする必要があるので、友達の小島君にトルクレンチを貸していただきました。
そして、一番大変だったのが、実に、カバーのガスケットを取ること!傷を付けると面倒なので、手間と時間をかけてゆっくり1時間もかけてはがしました。よくわからないのでとりあえず気をつけながらカッターで削ってしまいました。
1999年2月 〜 ステアリングのベアリング交換その2
92年式FZRのハンドルのベアリングが調子が悪いのは前に書いてあるとおりでした。そして、レースだけしか換えなかったわけですが、とうとう、本当にベアリングも交換する必要にせまられました。やっぱり頑張ってこの前ベアリングも換えておけばよかった!!! (T^T)g
でも、ベアリングは残念ながらうまく抜けてくれませんでした。抜けてくれるくらいだったらこのまえ換えてますから。。
ここがベアリングですね、ハンドルの荷重のために痛みます。当然ですね、あれだけ重いものを支えていれば。で、こいつは結局抜けませんでした。鏨をいれてカンカンたたきましたが、駄目でした。結局レッドバロン東京太田に行ったら、サービスでやってくれました。でも、作業内容を見ていると同じようにカンカンやっていました。圧入のほうは機械でやっていました。結局工賃を払わずにやってもらったので、次からはできるだけ?頑張って自力でやるようにします・・根性が足りないのかなぁ?
で、作業自体は前回と同じです。今回はスピードメータが動かなくなったりしていましたが、父親がうまく作業してくれたようです。僕がレッドバロンに行っている間にずいぶん作業が進んでいました。
1999年3月 〜CBR250Fキャブレター分解
小島君主催で、伊藤君のCBR250Fの整備を行いに小島君の家に行きました。整備内容はリアブレーキ交換、フロントブレーキのフルード交換、プラグ交換、キャブレタ分解洗浄でした。
まずは伊藤君がばらしにかかりました。最初にはまずリアブレーキの交換でした。僕はドラムブレーキをばらすのが初めてでした。
こんな感じです。この作業はそんなに時間もかかりませんでした。つぎがキャブレターです。小島君がばらしているうちに伊藤君がプラグ交換でした。
これがCBRのキャブレターです。小島君が調整してくれました。う〜ん、、、僕はまだキャブレターを自分で開けるのはまだ怖いなぁ。パイロットスクリューの調整とかはできなそうだし、まずは理屈を勉強しておかなきゃ!(^^;;
ちなみに、一応作業は昼過ぎに終わりました。伊藤君と府中から帰り、研究室には5時ころに到着しました。
1999年5月 〜ジャイロキャノピーシリンダ交換
キャノピーで走っていると突然エンジンが停止。そのまま動かなくなってしまいました。エンジンオイルが切れていたのに警告灯がつかなかったのです。そして、ついに焼き付き。。。FZRをもってきて家まで牽引して、捨てようかとも思いましたが、なんとかシリンダを交換してみることになりました。
まずは原因を調べるのに時間をかけて、結局シリンダしかない、と。
これが焼き付いてしまったピストンです。2ストロークは構造が簡単、とは聞いていましたが、たしかにシンプル。パカパカはずすとあっという間にご対面。4サイクルと違ってカムやバルブがないから確かに交換は簡単でした。
これは焼き付いてしまったシリンダです。この二つの部品を交換して作業は完了!ところが、つまらないことに、ガソリンコックを開き忘れて大変なことになりました。開き忘れた、というのは正確ではなくて、どちらが開いている状態かわからなくなったのです。エンジンをかけると始動!!(^^)v これでしばらくまわっていたのでいちど停止して、2ストオイルをシリンダに入れておきました。これは、まだ空になったタンクからオイルが潤滑してこないと考えたからです。
ところが、エンジンをかけるとしばらくしたら止まるのです!で、シリンダをばらして2ストオイルを入れるとまたかかる。。。。悩みに悩んだのですが、結局、ガソリンではなくて2ストオイルが燃焼していました!!!2ストオイルって燃料の代わりにもなっちゃうの???そんなことは知らなかったので、燃料コックを締めていただけ、と気づくのには何日か要しました。。。(^^;;;;
2000年3月 〜FZRチェーン交換
CBR600Fを購入した後でしたが、のびきってしまっていたFZRのチェーンを交換しました。グラインダーでチェーンをハズしました。チェーンのピンを抜くのが一番大変でした。
ちなみに、これはFZRのカムです。父親がヘッドのガスケットを交換したので写真を撮りました。