ビホルダー




やり方を知らないと為す術もなく全滅の憂き目にあう相手です。突撃ぃぃぃぃぃ〜おらおらおらズババババで全員死亡(゚д゚)、という展開だけは避けましょう、ホンマ・・・。


ビホルダーの基本的な性質



ビホルダーは4ヒット以上のコンボを食らうと、強制的に割り込んで全方位に弾を放射して反撃する
ビホルダーの向いている方向で魔法、及び魔法アイテムを使用すると、それらを無効化する


ビホルダー戦における最大の禁忌が、4ヒット以上のコンボです。これは武器魔法アイテムを問いません。普通に剣を振っての4ヒットは当然として、例えばMUのマジックミサイルが4発立て続けに当たることでも成立してしまいます。

魔法無効化の能力を持っていますが、厳密には以下のシチュエーションであれば無効化されません。
ビホルダーの背後のエリアで使用する
攻撃をヒットさせるなどして、目を閉じた瞬間に使用する

またすべての魔法、魔法アイテムの中でイフリートボトルだけはこの制限にひっかかりません。いつでもどこでも使えます。


対ビホルダー基本戦略


4ヒット以上のコンボを成立させなければ、ビホルダーの攻撃は以下に絞れます
1・左右突撃
2・左右への噛みつき
3・眠りの変な泡
4・サークルレーザー

さて、ビホルダーには安全ラインがあります。安全ラインというより危険エリアが明白にある、と考えた方がいいでしょう。危険エリアはビホルダーの影の範囲、この左右方向です。このエリアは1ドット単位で認識してください。




この危険エリアに自分のキャラの影が含まれていない状態にすると、1〜3の攻撃はくらいません。







さらに4の攻撃は、ビホルダーの近くでしゃがんでいると当たりません。

また危険エリアの上側にいて十分にビホルダーに近ければ、こちらの攻撃が一方的に当たります。

以上により危険ライン上側のビホルダー付近は、しゃがんでいれば1〜4のすべてに対して安全であり、また一方的に攻撃できるエリアとなります。




このエリアから、4ヒットコンボを成立させないようにしゃがみながら斬りつける、というのがビホルダー戦における基本方針となります。パーティープレイでは、それぞれが斬りつけていては間違えて4ヒットに届くこともあります。そのため、斬りつける人をひとりに決めておいて、他の人は手を出さないでおくのがセオリーです。

ビホルダーは左右に激しく動きますので、それに合わせて忙しく安全エリアに逃げ込むことは必要となります。パーティープレイでは影が密集するため多少判断しにくくなりますが、各々でビホルダーとの位置関係をしっかり見定めたいところです。


対ビホルダー基本戦略補足


ビホルダー戦の戦場は2カ所あります。腐海上部と下部です。上部で戦闘を行う場合、上記4種類の攻撃の他
5・石化光線

という攻撃を戦闘開始時に放ってきます。これ自体はあまり脅威ではないのですが、フィールドの形が複雑であり、また後述するハメへの持ち込みやすさからも、腐海下部を戦場とするのがセオリーです。


ビホルダーのハメ


ビホルダーにはハメが存在します。




画面端で斬りつけます。画面端で攻撃がヒットすると、ビホルダーは上方にジャンプします。降りてきたところを再び斬りつけて・・・のサイクルに持ち込みます。


ハメのポイント


実際に試してみるとわかりますが、このハメが失敗するときは次のいずれかが原因になっていると思われます。
1・最初にビホルダーを画面端にもっていけない
2・斬りのタイミングがずれたとき、戻ってきたビホルダーに吹っ飛ばされる
3・なぜか斬りが当たらず、後方に逃がしてしまった
4・タイミングを計るのが面倒くさいから連射してたら4ヒットしてしまい、反撃された
5・落とした目を間違えて拾ってしまい、攻撃のペースが崩れた
6・エルフを使っている
これらには明確な対処法があります。
1の対処法・開幕挙動


ハメを成立させるためにはまずここが肝心です。ビホルダーは最初灰色です。近づくと色づきはじめて戦闘開始です。ここになんらかの攻撃を加えられれば、ビホルダーは後ずさりハメのサイクルに持っていけます。

しかしこの戦闘開始直後は、ビホルダーは無敵状態なのです。この無敵を利用して移動したり攻撃してきたりします。これを確実に防ぐためには
全体魔法
イフリートボトル

を使用します。イフリートボトルはどこでも成立しますが、全体魔法はビホルダー眼前のエリアで唱えても無駄です。必ずビホルダーの後方、つまり画面右端で唱えることが重要です。しかもビホルダーの自由な行動を許す前でなければなりません。素早く画面右端に詰め寄る必要があります。

また、もともとハメ自体が画面右端で成立するものです。そのため、ハメを成功させるのに重要なのは、
ビホルダーの行動前に、画面右端を表示させる

ことです。特にパーティープレイ時は注意が必要です。誰かひとりが一行の走りに遅れただけで、画面スクロールの都合で表示されなくなります。必ずパーティー全員が同じペースで画面の右端を出せるよう、右に詰め寄らなければなりません。

2の対処法・安全ライン確保


基本事項のビホルダーの危険エリア、そこからズれて安全なラインで斬ればよいわけです。ただしラインの合わせ方が問題です。戦闘開始後にゆっくり微調整してるヒマはありません。素早く正確に合わせるのは難しいものです。

簡単な解法があります。ビホルダーの待つ場所のかなり手前に看板があります。この看板を読み終えたあとの縦座標、もしくは画面下方から上に移動して看板にひっかかったときの縦座標、これがビホルダーの初期位置に対する安全ラインになります。




戦闘前には必ず看板に触っておきましょう。

3の対処法・間合い調整


斬りつける間合いはあっているでしょうか? どのキャラでもできるハメですが、キャラによって攻撃間合いが違います。

ハメる場所上方に灰色の岩(木?)があります。その中央のあたりが1キャラ分の幅、色が暗くなってます(写真下)




ここを基準にして各キャラ以下のように立つ位置を調整します。色の暗いところの


F 真下
D 真下
E 真下より1キャラ分ぐらい右
C 真下より1キャラ分ぐらい右
M 真下より1キャラ分ぐらい右
T 真下


の各位置から斬ります。もし安全ライン確保を済ませていれば、上記位置より右側のどこでも大丈夫です。

4の対処法・装備と対応


タイミングを合わせて斬る、これがハメの基本です。面倒くさがらずに練習するしかありません。

ただし魔法剣を装備すれば連射だけで済ますことも可能です。通常剣はビホルダーに与えるダメージが少なめですが、連続ヒットしやすい性質を持っています。魔法剣はその逆で、一撃のダメージが多少高くなりますが、連続ヒットしにくくなります。連続ヒットしにくいので比較的安心して連射することができます。

ただしうまいタイミングの振りが続いてしまうと4ヒットに至ることもあります。特に炎の剣で4ヒットが成立しやすくなっています。3ヒットを見たら連射をとめる、というぐらいの気遣いは必要となります。

またタイミングを計らずに連射するので、連射が遅いと、その間隙にビホルダーの突撃を許すかもしれません。半端な連射よりは狙って振った方が確実といえます。やるのであれば、本当に隙が無くなるぐらいの高速連射が必要です。

結局タイミングを計ろうと、連射で済まそうと一長一短です。やりやすい方を選んでください。

5の対処法・最後の気遣い


ハメてる人の足下に落ちたビホルダーの眼、かなり厄介です。タイミングよく斬ろうとしたら眼を拾ってしまい、剣が出なかったのでビホルダーを逃がした、ということはよくあります。1〜4などの基本的な部分に慣れたあとも付きまとう問題です。

最悪の展開はメダルなどをすでに持っているときに起こります。目玉を拾ってメダルを落とし、そのメダルを拾って目玉を落としをいつまでも繰り返します。剣が全然出ません。

もしこの展開を憂慮するなら最初からメダルなどを拾わず空欄にしておくのが対処法のひとつです。よくもったいないから拾えとかいう人がいますが、『空欄の方が成功率があがる』と一言説明して理解を求めましょう。

パーティープレイでは誰かが素早く回収すべきです。それを狙ってハメている人と重なっておくとよいでしょう。

6の対処法・エルフのAコンボ


エルフがハメる場合注意が必要です。Aコンボの3振り目が2ヒットするからです。つまり普通にAコンボで対処すると、3振り目で4ヒットに届きやすいのです。きっちりと2振り目でAコンボを止めるのが基本となります。

なお炎の剣を装備していると、3振り目が1ヒットの技に変化します。連続技も成立しにくいので、エルフにとって非常に便利な剣といえるでしょう。


確実に成功させるのであれば練習して慣れるしかありません。失敗のフォローは常に意識しておきましょう。簡単なことです。失敗したら基本戦略に戻ればいいのです。ハメを利用するのであれば、それとは別にしっかりと基本的な対応を身につけておきましょう。