[JRA競争プログラムの解析とは?]

レースでは予め3着までの着順が決められている!!
何をバカな事を、と言っている人は「強い馬が絶対勝つ」という単純な思考力しか持たない生物である筈なので一生負け続けのギャンブラーとして身を滅ぼしていただきたい。
しかし少しでも「JRA日本中央競馬会」が施行する競馬に疑問を抱いている人、首を傾げてしまいたくなる様なレース中の光景(騎手がゴール前で懸命にムチを入れつつも、手綱を引き馬を失速させる)等を御覧になった事がある人は、このまま御覧頂きたい。


何故、予め着順を決めているのであろうか....?それには二つの理由があると思われる。
一つには調教師・騎手・馬主等の競馬関係者における八百長レースを完全に防止する為である。
この事は客観的に判断すれば判ると思うのだが、レースにおいて優勝する馬と最低でも掲示板に載る馬を予め決めていればそれに逆らう者は、競馬関係者からは発生しないであろうというJRA側の考えなのである。
当然、情報の漏れは絶対に無いだろう。
何故ならそのような情報の伝達等は一切行われないからである。
ではどうやって、優勝馬の所属する調教師・騎乗する騎手はそれを入手するのであろうか....?
答えは出走馬の枠順確定(前日午後発表の出走表)からである。
それを解析する事により、調教師は「自分の管理する馬が何着になるのか」という事、騎手は「自分が騎乗する馬を何着にしなければいけないのか」を解読するのである。
....という事は出走表を解析すれば自ずと勝馬が見つけ出せるという事である。
スポーツ新聞・週刊誌等で頻繁に目にする、関係者より極秘情報を入手、やったやった連戦連勝...等というキャッチコピーの予想会社は全て嘘をついているのである。
出走表の作成は想像を絶するほど難解に仕組まれており、そう易々と解析は不可能であると言っておこう。
何しろ人の手で作成されているのではなく、あのスーパーコンピューター(JRAが所有している事は万人事実承知)を駆使してはじき出させているからである。

そして二つ目には、競走馬の長期活躍と調教師及び厩舎に従事する者、騎手の生活を絶対的な保証のある職業とさせる為である。
馬は生き物である。
常に全力を出しきっていてはわずか数ヶ月で競争能力が減退していく。それどころか繁殖能力にも少なからず影響する。
馬を長期間活躍させ、且つ繁殖能力をも失わせないような能力抑制(競争調整)をさせなければならない。
また、東西合計百幾つかの厩舎に従事している関係者・騎手の生活も公平に保たなければならない。


...つまり着順操作を行わなければ、円滑で公正な競馬を運営していく事が不可能であるのだ。



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