レッドは9月20日追加分だ。前からある文章の頭にくっつけただけの、手抜き更新だす。どんどんフレームを増やそうと思ったけど、やめた。

 

 

 

長くする。

 

 

 

 

いやぁー

かなーり久しぶりの更新だ。

誰も気がつかないかもしれないけどねー。

リンク追加。

FUJI美容室。

 

 

 

もう少しでこの形式のホームページにして1年が経とうとしています。

いや・・・経ったのかな?

 

 

 

 

んで、いい加減に大幅リニューアルを考えている。

最近サボってるけどね。

 

昔は文章は殆ど無い黄色のページだったと言うのは前にお話した通り。

で、次回はどうしようかと頭を抱えていたりいなかったりしています。

頭なんて抱えてないね。

抱えるのは膝だけでいいさ・・・

 

 

 

 

最近の俺の状況はちょっと大変です。

ちょっとだけな。

少しだ。

 

 

 

別に楽しいこともないけどわんわん泣きながら膝を抱えるようなこともないですな。

ナッスィングだ。

関係無いけど自社内の2000年問題云々が終わったら・・・

来年の1月とか2月とかにでも会社を辞め様かと思っております。

 

 

転職だ!頑張るぞ!

 

 

 

まぁ、わざわざここに書くようなことでもないんだけどね。

なんとなく決心を表すための自己主張みたいなものです。

気にしないでくれ。

気にしてくれないよな。

まぁいい。

 

 

 

 

 

それに本当は今回は下に書いてあること以外にも書きたいことがあったのだが書かなかった。

仕事辞めようと思ったことについてさ。

そのうち書きそうだけど。

何人かの人にメールで予告していた内容とは違いますな。

まぁ、誰も気にしていないだろうからなぁ。

 

 

 

 

 

 

先々月とかは残業が多かったので給料日直後は大変お金持ちっぽく振舞っていました。

平日から飲んでばっかりだったもんなぁ。

あぁ、今はもうお金ないよ。

貧乏に戻っちゃいました。

 

 

やっぱ、貧乏出身は駄目だねぇ。

ちょっとお金持っちゃうとすーぐ使っちゃうもんなぁ。

 

 

 

まぁ、いいか。

貧乏人は貧乏人らしくだ。

分相応ってのをわきまえなきゃならないよな。

理解してるぞ!俺!

んー、大人だ。

 

 

 

 

 

そんな些細で短い豪遊生活も今は終わっちまったよ。ほんと。

カップ麺を啜るのがちょうど良いくらいだ。

殆ど飲み代に消えた先月の給料。

形に残っているのは・・・

 

 

 

 

Tシャツ

ネクタイ

名刺入

CD(MEGADETH&マルベーリーレーン)

ジーンズ

くらいなもんだな。

 

 

 

 

 

 

 

T シャツはまぁ、普通のやつ。

 

ネクタイはなんとなく買ってみた。安かったし。

 

名刺入れは北海道内の営業所に行った時にどうも落としてしまったらしいので購入。

実はこれも既に無くしている。

また買わなきゃいけない。

誰かくれ。

 

CD は飛行機の中で聞いた曲があまりにも美しすぎたマルべーりーレーンのファースト。

あと、メガデスの新しいやつ。最悪だった。前のアルバムがすばらしかたからなぁ・・・

 

 

それと・・・

 

ジーンズ・・・

これを買った時・・・

 

 

 

 

 

 

俺は・・・

 

 

 

 

 

俺は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたの体臭。

大丈夫ですか?

もんげぇーと伯爵 妊娠手帳 より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は基本的にジーンズしかはかない。

はかないゆーか、持ってない。

 

 

 

まぁ、おまけ程度にコーデュロイ1 本、皮パン1 本ある程度だ。

あとはぜーんぶジーンズ。

しかも、型が似たようなやつばかり。

ブーツカットかベルボトムしかない。

 

 

 

友達に会ったときなど昨日と違うものを履いていても違いがわからないとかなんとか。

色も似たようなのだし、安いやつなら同じ型のを何本ももってたりする。

お気に入りはLevis の575 です。関係ないね。

カラーのパンツとかなら違いが判ってもらえるだろうが地味な俺はそんな派手な格好はできないですな。

 

 

 

 

 

 

 

格好よく着飾ってみたいけどセンス、勇気、顔、金 何もないので無理ですな。

そーゆー人の事を「遊び人」「軽い奴ら」と罵るのは簡単だが単に嫉妬なんで言えません。

だって、おしゃれな人とか羨ましいもんね。

ダサダサの俺とはえらい違いだ。

年下の人でも年上に見えたりしちゃう。

何時も同じような格好してるしなぁ。

自負心さらけ出しちゃうよ。俺。

まぁいいや。

 

 

 

 

 

ついでに言うなら俺はバイクなんぞに乗ってたりする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺は風になるゼ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とか何とかは、言わないけど。

でも、風を切って走るのはサイコーだ。

チャリじゃ無理だよな。

 

 

 

 

関係ないけどチャリのこと

「ケッタマシン」

と言ってたのは俺の住んでいたところだけかなぁ?

まぁいいや。

 

 

 

んで、バイクがアメリカンが流行った時に購入したやつなんで、それっぽいやつだったりする。

 

 

また関係ないけどGSX は250cc は

「ジスペケ」

じゃなくて

「ガスペケ」

って呼ぶのは俺らだけなのかなぁ?

まぁいいや。

 

 

 

 

で、だ。

バイク乗るのにブーツなんてのを履いたりする。

踵のあるやつだ。

夏の暑い時にバイクを乗るのはとっても楽しい。

渋滞も関係ないし。

 

 

そーゆー感じの時、車に乗ってる人たちは、

「バイクはいいよなー。渋滞関係ないし」

「今日みたいに晴れた日って気持ち良いでしょ」

等だ。

間違いじゃないけど間違いだ。

自分で言っておいて矛盾してますな。

矛盾ボーイだからな。

 

 

 

 

渋滞は関係ない。まったくだ。

だが、「サンキュー事故」とかは気をつけなければいけない。

ついでに言うなら、ずーっと渋滞の横をすり抜けていくのは結構どきどきして怖い。

上手い人は良いんだろうけど。

俺のような下手糞君には結構ドキドキしてたりするんだな。

やせ我慢だよ。ホント。

 

 

天気の良い日は上記にもあるように最高だ。

だが、エンジンに跨っている故、結構熱気がすごい。

走ってる時は良いけど信号待ち。

暑すぎ。

エアコンがある車のほうが絶対気持ち良いよな。

音楽聴けるし。

ついでに言うなら俺のバイクはラジェータのファンの空気が何故か俺に向かってくる。

困ったもんだ。

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じでバイクに乗るのも不快なことだらけだ。

しかも天気の良い日にブーツなんて最低。

ムレムレだ。

自分自身でも結構キツイと思う時がある。

最初っから最後までバイクに乗ってるなら良いけど・・・

ほら、途中で歩いたりなんかしちゃうと結構ムレるのだ。

 

 

 

 

ブーツの中が。

 

 

 

 

暑い日ってアスファルトからして熱いでしょ?

そんなところを皮で出来た足を守るための靴なんぞ履いて練り歩いて御覧なさいな。

水虫になっちゃうよ。ホント。

ある意味「本気汁」だよな。これも。違うか。

まぁいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり、バイク乗りはムレてるってことだ。

冬は北海道だから乗れないし。

 

 

 

あー、今年は車がないからなぁ・・・どうしようかねぇ?

だれか、冬、スキーかボードつれてってよ。

どっちも下手の横好きって感じだけど。老若男女問わずだ。よろしく。

 

 

 

 

 

 

そんな感じでとある晴れた日に友達というか知人に呼び出された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早坂「ああ、やぎぴょん?」

 

 

 

 

 

 

 

早坂とはまぁまぁ長い付き合いになるだろうか。

大学卒業後にお友達になった人だ。

 

 

 

 

前回更新時に出てきた『ヤス』君の繋がりで知り合いになった人だ。

結構俺はコイツと遊ぶのがお気に入りだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早坂「暇だから遊ばない?今『ドーリ』なんだけど。この前奢ってもらったから奢るよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は暇だ。

勿論OKだ。

 

 

 

 

「奢っていた」のは、この頃は特に金に困っていたわけじゃないのでたまたま奢っていただけだった。

まぁ、早めに奢り奢られの清算をしようというだけかもしれんが。

別にどうでも良いんだけどねぇ。

まぁ、奢ってくれるって言うんだし。

ご馳走になってしまおう。

 

 

 

 

ちなみに『ドーリ』は、札幌の「大通り公園」のこと。

皆なんて呼んでるか知らんけど俺達はこう呼んでる。

 

 

 

 

 

 

 

俺「あぁ、じゃあ、20分くらいでそこにつくからさぁー。どっかで待っててよ。」

 

 

 

 

 

 

 

早坂「ん、それくらいだったらここで待ってる。三越の出口のところにいると思うから。」

 

 

 

 

 

 

 

俺「あい。したら(そうしたら)行くわ。あぁ、ジーパン欲しいのあるから買い物付き合ってよ。」

 

 

 

 

 

 

早坂「あいよ。暇だから。んじゃ。」

 

 

 

てな感じでお出かけ。

 

 

 

この時、家の中があまりにも暑いのでマクドナルドのエアコンが効いていそうな場所でバニラシェークを飲んでた。

 

今年の北海道は異常に暑かった。

天気予報とかで本州とかよりも暑くなってる日があったほどだ。

 

北海道のそこいら辺のアパートにクーラーなんてものは本来余り必要なものではない。

だからついてない。

扇風機で間に合う。

ここは北海道だからな。

 

でも、今年は欲しかった。電気屋さんでは結構品薄だったのではないだろうか?

地味に会社の中が一番居心地が良かったりして大変屈辱的だった。

まぁ、今更だけどね。

朝とか夜はもうかなり肌寒いしな。

最近は。

 

 

 

で、マックにはバイクで行ってた。

昼飯を食ってなかったので飯をかねてね。

2時過ぎくらいだったろうか?

 

 

 

ジーンズは実際買いに行こうと思ってた。

別に普通の普段着パンツにしちゃうようなやつだけどね。

ブタンフライで表にボタンが見えてるやつのベルボトムを買おうと思ってた。

 

 

 

 

まぁ、適当に大通り付近にバイクを駐車して携帯に電話。

居所を確認して待ち合わせ。

 

 

すぐに会えた。

会ってすぐに、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早坂「うわっ!ブーツの人だー。絶対ムレてそう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、けらけら笑ってた。

シマの服装はなかなか涼しげで、厚みのあるサンダルに水色のキャミソール。

 

夏でした。

 

 

 

 

 

 

 

俺「彼氏は?遊んでくれんの?」

 

 

 

 

 

 

 

早坂「んー。函館帰ってる。何かお盆休みがずれてるらしくて。だから今週お盆休みなんだってさ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とのこと。

 

早坂は結構可愛い部類に入ると思う。

まぁ、普通と言えば普通だけど。

普通ならみんな可愛いく見えちゃうよな。

華奢だし。

 

 

彼氏は好青年。

彼氏の実家は函館だそうだが早坂の実家は稚内市(わっかない)だ。

稚内は北海道の最北端だ。宗谷岬というのがあって夜はライトアップされて奇麗でした。

函館は南。

もしこいつらが結婚したら親同士の挨拶とか大変だろうなぁ。

最北最南だもんなぁ。

まぁいい。

 

 

 

 

俺と遊んでくれる少ない女友達の一人だ。

って、一人だけかも。

 

 

 

 

あまりにも暑いので「セントラル」(文具屋ばかり入ったビル)の地下のお店に入ることに。

 

 

大学が一緒だとか高校が一緒だとかそんなんじゃないので話題はもっぱらテレビだとかお互いの会社のことだとかになってしまう。

ここでまぁ、どうでも良いようなことだとかを喋っていたりなんかした。

 

 

 

 

 

その日は早坂の奢り。

イイヤツだ。

 

相変わらず彼女出来ないねぇとかなんとかうるさいけど。

不愉快にはならない。

人柄ですな。

こーゆーのって。

 

 

 

 

 

 

 

そろそろ出ようか?と促して適当にぶらぶら・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この適当に「ぶらぶら」がかなりいけなかったと思う・・・

 

 

 

 

 

 

 

今更だけど・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蜃気楼が見えちゃいそうなアスファルト。

ブーツにゃ辛いやね。

 

その辺のデパートの中のパンツとかTシャツ売ってるところで適当に物色。

目的のヤツがありました。ジーンズね。

んで、何気に腰に当ててみると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早坂「やぎぴょん。ヤバイよ。それ。背低いんだから切ったほうがいいよ。すっごい引きずるんじゃない?足短いんだし。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

との忠告を受けた。

はっきり言ってくれるのは嬉しいが、さすがに女の子に言われると若干へこむ。

 

 

 

まぁ、これくらいなら全然OKだ。

やせ我慢有りだけど。

 

ちょっと・・・な。

 

 

 

 

 

 

俺は普段、シーンズ買う時は切らずにほったらかしなのだがこの時買おうとしてたのはかなり長かった。

ベルボトムなので切ったら裾のフレアーが無くなっちゃうんじゃないかと思ったけど、まぁ、切ると言ってもそんなに馬鹿見たく切るわけじゃないので、身長165cmもないおチビさんの俺は裾を少し切ることにした。

 

 

 

 

 

早坂が一緒にいるたのであまり躊躇して挙動不審になるのもみっともないからすぐさま店員を呼んで裾合わせてもらう事にした。

 

 

 

この時の俺、なんとなく薄々感づいていたのだが・・・

 

ブーツの中がこれ以上ないくらいに蒸れていることが俺の中では結構心配だった。

やっぱし恥ずかしいっしょ?

臭うのはさ。

 

 

 

それに、裾を合わせるのってしゃがみ込んで針とか刺すでしょ。

あれやる時絶対くさいよ。

俺の足。

 

 

やっべぇー。

困ったなぁ・・・

そんな感じでとりあえず試着室へ・・・

何気に一人になった空間で足を取り臭いを嗅いでみた。

 

 

足をわざわざ上げる必要なんてなかった。

マジですごかった・・・

なんて言うか・・・こぅ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「モァッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

って感じ。

ワキガのそれに近いだろうか?

なんとも言えない香りのハーモニーを織り成していた。

 

 

 

でも、まぁ、今だけ恥ずかしい思いをすれば良いだけのこと。

店員だって今限りしか会わないわけだし。

それに俺よりもっとすごい臭いの人だっているだろう。本物の水虫の人とかさ。

 

 

 

そう考えると急に気分が楽になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まぁいいべぇ」

くらいなもんだよな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな感じで試着。

店員さんは普通の若い男の人だった。

これはこれで楽ちんぽだ。

男だと気が楽。

 

 

 

 

 

 

 

こーゆー時に靴下に穴が空いていたりすると恥ずかしいよね。

靴下の裏が薄くなってるとかさ。

居酒屋とかで靴脱ぐ時とかもね。

結構人目を気にしてるんだなぁー、とか思っちゃいます。

でも、靴下の穴はやっぱしみっともないよな。

みすぼらしいって感じでさ。

女の人のストッキングのデンセンは全然素敵に見ちゃうのにね。

見えるよね。

ね。

 

 

 

 

 

ついでに同じ色の似たような靴下で左右間違っちゃうようなことも年に4回くらいあります。

自分で洗濯してるからなぁ。

まぁいいや。

 

 

 

 

 

 

 

靴下に穴は空いていなかった。

多い日も安心だ。

問題無い。

で、これまた何の問題もなく裾上げ終了。

普通に靴を履いて出来あがりを待ってたりしてお金を払ってまだぶらぶら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店を出てからしばらくふらふらしてた。

何気に「ツクモ」とかのパソコンショップとかも寄って見たかったが早坂はPCになんて興味無い・・・と言うか知らないから退屈な思いをさせたくない故止めといた。

別に俺も行きたいわけじゃないし。

まぁ、いろいろ欲しいパーツはあるけど今すぐ欲しいってわけじゃないしね。

そー言えば最近、PCのパーツなんて買ったこと無いなぁ。

 

 

あぁ、そうだ。

OCHANに貰ったマザーボード。

友達が有効に使ってくれています。無駄にしなくて良かったっす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな感じでぶらぶら。

早坂の買い物にも付き合ってたらそこいら辺はもう薄暗くなって来ていた。

この頃は夜もなかなか暑かった。

 

しかし、沈みかけた御天道様は幾分か空気を済んだものに変えていってくれるだろう。

そこで俺は一言、

 

 

 

 

俺「いやぁー、今日はマジで暑かった。すっげぇー、足、蒸れたもん。臭そうだよな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言うと、不意に早坂が俺にこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早坂「臭そうって、すっごい臭かったんだけど。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

痺れを切らしたように彼女は捲し立てた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早坂「やっぱブーツはヤバイってば。ホント臭かったよー。アタシ一緒にいたから彼女だと思われてたりして。なんか体温上がったもん。恥ずかしいって。やぎぴょん。アタシ達カップルだと思われちゃうよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・はい?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早口な彼女は、親しみを込めてあだ名で俺のことを呼ぶ。

「やぎぴょん」と呼ぶのは俺の知り合いではこいつ一人だけだ。

地味に気に入っているその呼び名がこれほどにまで冷たく俺にのしかかってくるなんて思ってもいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

顔から火が出るくらいに恥ずかしくなってきた。

「やぎぴょん」赤面だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恥ずかしい・・・

恥ずかしい・・・

恥ずかしい・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナゼ今更そんなことを言うんだろ?

俺といることが恥ずかしいってことなの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はは・・

そうだよな・・・

 

恥ずかしいよな・・・

俺と一緒なんて・・・

恥ずかしいよな・・・

こんなヤツとは・・・

恥ずかしいよな・・・

格好悪いからさ・・・

恥ずかしいよな・・・

隣を歩くなんて・・・

恥ずかしいよな・・・

挙動不審だしな・・・

恥ずかしいよな・・・

決断力も無いし・・・

恥ずかしいよな・・・

滑稽だもんなぁ・・・

それに・・・

恥ずかしいよな・・・

臭いヤツなんて・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別に何の悪気も無い彼女の顔がすぐ横にあった。

日が傾いて少しふっくらとした印象に感じに見えた。

ちょっと可愛かった。

新しいモーニング娘の新メンバーも可愛いです。関係無いけど。

 

 

 

早坂は何時も笑ってる。

今も笑ってる。

不機嫌そうな顔なんて見たこと無いや。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この人は試着室の前で俺を待っている間、何を考えていたんだろうか?

耳からは街の喧騒が聞こえた・・・

頭には耳には聞こえない声が聞こえた・・・

早坂の声が・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私の彼はこんなんじゃないの!」

「私の彼はもっと格好イイのよ!」

「私の彼はステキな好青年なの!」

「私の彼はこんなダサくないの!」

「私の彼は惨めな姿を晒さない!」

「私の彼はこんなに臭くはないわ!」

「私の彼は臭くないの!」

「こんなに臭かったらたまったもんじゃないわ!」

「こんなに臭くてダーイジョーブー?ハハッ!」

「臭くて可愛そうね!同情しちゃうワ!」

「クサッ!近寄らないでヨ!」

「ヘドが出る!こいつ!まじくせぇーよ!」  

 

 

 

 

 

 

殺伐とした時間だった・・・

 

 

 

 

 

 

 

走馬灯のように駆けて行く言葉・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱブーツはヤバイってば。」

そうだよね・・・

 

 

「ホントクサかったよー。」

本当にクサかったんだね・・・

 

 

「アタシ一緒にいたから彼女だと思われてたりして。」

僕は嬉しいけど迷惑だよね・・・

 

 

「なんか体温上がったもん。」

恥ずかしかったんだね・・・ごめんよ・・・

 

 

「恥ずかしいって。」

そうだよね・・・

 

 

「やぎぴょん。」

そう呼ぶのは君だけだよ・・・

 

 

「アタシ達カップルだと思われちゃうよ。」

・・・

そんなに・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなに嫌なの・・・?

 

僕のことが・・・

 

俺と一緒にいることが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もしも僕に・・・

もしもだよ・・・

僕に・・・・

 

もし彼女がいたら・・・

「あなた臭いわ・・・」

って、言われるのかな・・・

 

もし友達がいたら・・・

「お前、臭いよ・・・」

って、言われるのかな・・・

 

もし告白等したら・・・

「臭い人は嫌で・・・」

って、言われるのかな・・・

 

もし結婚をしたら・・・

「少し臭いけど・・・」

って、言われるのかな・・・

 

もし再就職したら・・・

「臭いが少しね・・・」

って、言われるのかな・・・

 

もし息子がいたら・・・

「父さんくさい・・・」

って、言われるのかな・・・

 

もし俺が死んだら・・・

「臭い人でした・・・」

って、言われるのかな・・・

 

 

教えてよ・・・かぁさん・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁ・・俺は・・・

僕はこんな風に・・・

こんな風に考えてしまったよ・・・かあさん・・・

なんて恥ずかしいヤツなんだろう?

臭いうえに被害妄想持ちまくりなんだ。

 

 

 

ごめんよ・・・

かあさん・・・

 

 

 

 

 

ごめんよ・・・ こんなに惨めな息子で・・・

ごめんよ・・・ こんなに滑稽な息子で・・・

ごめんよ・・・ こんなに哀れな息子で・・・

ごめんよ・・・ こんなにクサイ息子で・・・

 

 

 

 

 

かぁさん・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

鼻狂い

心無粋

頭昏睡

体憔悴

恋人達寄添い

二人で解く問

僕の足の臭い

心悶えキモイ

消え行く夕日哀愁

歩みを急かす大衆

暑さに悶える呼吸

人の言葉噤む悪臭

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁ・・・

もう、日は落ちかけていた・・・

俺は臭い・・・

 

赤い夕日が空を染めていた・・・

俺は臭い・・・

 

夕日に赤く染まった街並み・・・

俺は臭い・・・

 

夕日に向かって歩く人たち・・・

俺は臭い・・・

 

歩く人達の影が伸びていた・・・

俺は臭い・・・

 

手稲山が見えそうな感じで・・・

俺は臭い・・・

 

薄く延びた雲も赤く染まる・・・

俺は臭い・・・

 

哀愁を帯びた空が心地良い・・・

俺は臭い・・・

 

家路を急ぐ大人達の姿あり・・・

俺は臭い・・・

 

切磋琢磨する若者たちあり・・・

俺は臭い・・・

 

言葉も必要が無いほどの赤・・・

俺は臭い・・・

 

 

 

そして・・・

 

 

 

 

そして言葉が無い程の臭い・・・

俺は臭い・・・

 

 

 

 

俺は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネェ・ボク・クサイ・ニオイ・スルノ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイタサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクチイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクソイクサイクサイクホイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサヒクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイクサイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

くさいっての!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女は笑っていた。

どうも、この時、俺はどうかしていたらしい。

早坂はイイヤツだ。

思ったことをはっきり言ってくれる。

 

まぁ、すぐにその場で言ってくれたほうがなんとなく嬉しいんだが・・・

まぁ、言えないよな。普通。

 

 

 

鼻毛が出ている人に

「あんた鼻毛飛び出してるよ!バビュンって!ほら出てる!ひょこひょこ動いてるよ!鼻毛!」

 

 

 

 

 

なんて普通言わないよな。

「バビュン」ってのは大学時代に「だーやま」君という人が鼻毛を出していたときにこう呼ばれていた。

 

 

まぁそれと一緒だろう。

ねぇ?奥さん。

結局この後はそそくさと帰ってきました。

いやはや、それにしても全然文章になってませんな。

今回の更新は。

まぁ、いつも通りネタ無いし。

あんまし考えて書いてないからなぁ。

まぁいいけどねぇ。

 

 

臭くたってさ。気になんかしないさ!

しないけど・・・

なんか・・・ちょっとね・・・

やっぱしクサイのは・・・さ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関係無いけど俺はごくたまに、自分の足のニオイを嗅ぐことがあります。

嫌なニオイがします。

 

靴下脱いだ時にニオイも嗅ぐことがあります。

変な感じになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分のニオイ・・・

気付かないニオイ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貴方は自分のニオイにお気づきですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

したらね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとコーヒーブレイク

ニオイの数。間違い幾つだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 つぎ