マニーたん

モナー党

2000年2月5日開始
自己紹介 過去コラム リンク
雑記バックナンバー 2000年 2月 3月 4月 5月 6月 10月〜2月
             2001年 3月〜
6月27日
 またかよ!また発作かよ!

 というわけで、みなさんごきげんよう。紺野緒雪「マリアさまがみてる」(コバルト文庫)に影響されて、おしとやかに始めてみましたがどうかしら。

 胆嚢の発作というのは、それはそれは苦しいもので七転八倒with吐瀉するほど痛いのですが、先日もまたその発作がおきましてタクシーに飛び乗り休日夜の病院へむりやり押し込んでみました。検査技師などが出払っており、ろくな検査もできない状態で、ストレッチャーの上で悶えるまま放置されたりしつつ、それでもお医者さまから触診を受けていたのです。

「そーいえばアレですよ、この頃便秘がヒドくて、そのせいで腹が痛いかもしれないと恥を忍んで薬局でイチヂク浣腸を買って使ってみたんですがさっぱり効果ありませんますます痛いですというかさっぱり出ないです。」

 そう、その日、駅ビルの薬局で痛みに全身から厭な汗が噴き出る状態でイチヂク浣腸を買い込み使用していたのです。とりあえず20mlのを注入、1分ほどでしゃがみこみ排泄、どうも効果が無いのでもう一度注入し、根性で10分ほど耐え抜いてからまた排泄したもののわたくしの頑固な腸はあまり反応せず。

 お医者さまはわたくしの涙乍らの訴えを聞いて、年配の看護婦に指示を出しました。

「とりあえず下剤の座薬入れといて」

 ストレッチャーの上でまたわたくしのアヌスが蹂躪されたのでございます。しかもトイレの個室に駆け込もうとすると、その看護婦はこう、言い放ちました。

「流さないでね」

 ええもちろん流しませんでしたとも。お医者さまの言い付けには従わなくてはなりません。しかし皮肉なことに、座薬でも殆ど効き目はなくお医者さまは更に次の指示を飛ばすのです。

「んじゃしょうがないから浣腸いっとく?」

 痛みと羞恥でぐったりとしたわたくしのアヌスに50mlの薬液が注入されます。今回は例のキシロカインゼリーを塗り込まれなかったので、5分は我慢できました。殿方を悦ばせるのに充分な耐久時間かもしれません。下腹の便意から来る痛みと、胃周辺の胆嚢から来る痛みに気を失いそうになりながら長いこと便座に座りこんでいました。

「流さないでね」

 外から例の看護婦が呼ばわります。そもそもさっきの座薬で排泄したものも流していませんでした。更にその上へ新たな薬液と宿便が投下され、看護婦がそれを子細に検分するのです。痛みと羞恥に捨て鉢な気分になりながら、わたくしは考えていました。

(今日はアタシの花びら大回転ね……)と。
ご意見・ご感想などあれば。
名前(必須
メール
URL
ご意見

いてる人円  性別ホモ  年齢お年頃♪  彼氏ほしい
6月1日
 なんか5ヶ月くらい賀正のまんま放置してたけど、それは別になしくずしに閉鎖とか考えていたわけではなく、やる気が無くて放置していただけなの。くどいようだけど書きたいことがある時にしか更新しません、と開き直ってみるテスト。

 プロ市民であるムッポと茶飲みオフしたりもしたけど、詳細は書かない。つーかさー、個人サイトってWEBマスター自身のネタに興味はあっても、オフで誰と会ってどーしたこーしたなんて話は毛ほどの興味も持てないのが大半だから。そうでしょ?いや、友達少ないから僻んでいるというわけではなく。

 ところで前回ちょろっと書いた入院だけど、症状の苦しさのわりに全然たいしたことの無い病気で、ズバリ書くと「胆石の一歩手前」であり、何回も入院したのは(実はあれからもう一度入院していた罠)病名が確定せず適切な治療がなかなか行われなかったから。治療といっても結局投薬だけなんだけど。

 で、胆嚢がアレになっていた影響か便秘がひどくて、入院中うら若い看護婦に浣腸されたのよ浣腸。恥ずかしい。ベッドに横臥し、ズロースの尻の部分だけずり下ろして看護婦がアタシのアヌスにキシロカインゼリーを塗り込み、意外に長い浣腸器っつーかむしろエネマ?をぐいっと押し込むや否やとたんに直腸に溢れ出す体温よりもやや高い温度の奔流。容赦無く注入されゆく熱い液体にもうアタシ、アタシもう…
「どうしよう前立腺に当たって感じチャウ☆ケツアクメ!」
 とか思う暇もない早業にアタシの腸は震撼。というか便意を催す以前になんつーかこう腸の奥まで届いてない気がするんだけど。
「少なくとも3分は我慢してくださいね」
 と言われましても腸の浅い部分に溜まった液体が意志とは関わりなくアヌスからじゅくじゅく漏れ出ている感じなんですがトイレに行っていいですかトイレに行ってきますよ止めないでください止めても行くからなこの野郎ぐらいの勢いで10mほど離れたトイレへ向かう最中もアヌスから漏れ出す液体がズロースに染みを作っていく感覚はまるであのひとの子種が睦みごとの数時間後太股を伝って流れ落ちていくようなとかそんなこと考えてる余裕もなく便座に座った瞬間まるでアタシのアヌスは大瀑布。水しか出ねえじゃねえかゴルァ!!

 それにしても締めても締めても弛緩したように力が入らない肛門はどうしてしまったのかしら3分どころか1分も我慢できなかったけどイヤだ怖い!締まり悪い!と思ってよく考えてみたら、潤滑剤として使用されたキシロカインゼリーって麻酔薬なのね。そんなものを塗り込んでおいて3分我慢しろとのたまうのってどーいうこと?プレイ?プレイですか?アタシのエネマ初体験は看護婦によって台無しにされてしまいましたか?結局便秘は解消されなかったし。もう入院の思ひ出と云つたら看護婦に慰み者にされたという他なく…

浣腸したね!
プレイでもやられたことないのに!
1月16日
賀正!
おひさしぶりです。今年も気が向いた時しか更新しません。
前回の更新から間が空いたのは、2回くらい入院してたというのもあるんだけどそれよりもむしろ、書きたいことが重過ぎてキツいということもあったのよ。もう何箇月も頭の中でひねり回してたネタなんだけど。

 というわけで、今回は読書のおすすめということでグレッグ・イーガン「祈りの海」(ハヤカワSF \840)に収録されている短編「繭」について書いてみるわね。

 舞台は近未来のシドニー、ゲイの祭典マルディグラを間近に控えた時期、バイオテクノロジー企業LEIの研究所が爆破された事件の調査を依頼された探偵が主人公なの。研究内容は、妊婦の胎盤を強化するする技術。母体が摂取したアルコール、麻薬、ウイルスなどが胎児に悪影響を与えないようにする一種の繭を開発しようとしているわけ。なぜそんな有益な技術がテロによって破壊されようとされるのか、それは企業間の競争か、それとも人体に改変を加えることを見とめない狂信者の仕業なのか?

 ところで主人公の探偵――ジェイムズはゲイなのね。ジェイムズが現場から帰宅すると、彼氏のマーティンがマルディグラの衣装作りに精を出してるのよ。ジェイムズはマルディグラのパレードに嫌悪感を抱いてるものだから、いつも議論になるってわけ。

「――けど、十万人の非同性愛者がゲイ共同体への支持を表明しにやってくるのに、なぜジェイムズはそうできないの?」
「なぜかといえば、共同体という言葉をきくたびに、自分が操られている気分になるからだ。もし、ゲイ共同体などというものがあるとしても、おれはその一部じゃない。あいにくと、おれはゲイ&レズビアン専用チャンネルのテレビを観たり、ゲイ&レズビアンのニュースサービスを使ったりして人生を送る気はないんだ。ゲイ&レズビアンの街頭行進に出る気も。その全てが……商業主義的すぎる。おまえは、どこかの多国籍企業が同性愛の独占販売権を握っていると思っているのさ。そしてその企業の流儀で商品が売れなかったら、お前は二流で、低脳で、もぐりで、無資格の同性愛者になるんだ」


 ジェイムズは、事件を追っているうちに重要な容疑者に突き当たるの。LEIシドニー支社を追い出されて退社した女、メンデルスン。彼女は、研究班にレズビアンかゲイのいるプロジェクトが一つ残らずシドニー支社から追い出されたと語るのね。同性愛差別が表向きは影を潜め、「右利きか左利きかの違いにすぎない」と言われている社会背景、そこで行われている雇用差別、というのとは全く違う、事件の真相が彼女の口から語られるの。

 母体に強いストレスがかかると、コルチゾールっていう物質が分泌されるのね。それが胎盤を通過して、胎児のホルモン濃度に影響を与え、同性愛や性同一障害などを発現させる、おおまかにいえばそんなところ。
 そこで、LEIが開発しようとしている胎盤バリア、「繭」が胎児を毒やストレスだけでなく、「異性愛者として生まれることを保証してくれる」としたら?

「おまえは左利きだ。今後ひとりも左利きの人間が生まれないとしたら、どう思う?」
「どうも思わないんじゃないかな。どうして?」
「それは一種の大量虐殺だとは思わないか?」


 そしてマルディグラ当日、ジェイムズが知るに至った事件の真相とは?それは読んでのお楽しみ。いや楽しくない結末なんだけど。こう身につまされるっていうのかしら。あーなんか書きたいことの10分の1も書けてないわ。とにかく必読!つーか短編集としても傑作揃いなので買っとけ!
9月25日
 表サイトを見てる人ならわかると思うけど、ただいまZ.O.E Dolores,iに萌えて萌えて萌えまくりちゅうなので更新する気が起こらなかったの。ていうか今もスゲえやる気無いんだけど。さすがに放置しっぱなしはマズいので何か書くわ。


 なんかもう最近、ネットのおかげで情報の拡散と浸透が進んできてるな、と思うわけなのよ。2chの、同性愛板でもなんでもないフツーのヲタ系板でさりげなくケツマンコとかの単語が出てきてもうアタシドキドキなのよ。なんかこう日常の場に非日常が紛れ込んできたみたいで驚くわよね。

 ホモ用語がだんだん世間に浸透してきたことにより、ステキワードも生み出されるようになってきたらしく、なかでもアタシ的に最もグっときたのが「ケツアクメ」ね。カコイイわーケツアクメ。ちなみに使用例として、2chアニメ板から引用してみるわ

>やっぱ男はチンポよね。
>あうっ、ケツアクメ!ナイスピストン!うんこ太くなる!(林原の声で)


 女性キャラに言わせてるらしいんだけどね。やっぱこれからはアレよ、「ケツアクメ!」と「うんこ太くなる!」を対にして積極的に使っていきたい。そんな機会無いけど。

 あーなんか分量少ないから同性愛板で拾ってきたのをコピーペしとくか。


とんち小坊主の一休さん、きょうもお寺の納骨堂で新右衛門さんと秘密のお遊び。
「ねえ 新右衛門さん?」 かたわらの骨つぼをとって一休さんがいいました
「この かめに あたまをつっこむことが できるかい?」
「ふふふ、そんなのわけはない..ほら!」新右衛門さんは、かめをすっぽりと
かぶってみせました。
「やあ、すごいすごい、でも..そのかめ......中身入ってるよ!!」
新右衛門さんのあたまには、どくろがちょこんとのっていました。
「ギャアアアアアアア!! とって!とってつかあさい!」 着物を振り乱して、
泣きわめく新右衛門さん。
「ギャハハ!骨のコナはピカの毒にいいんだってよ!」

「ギギギギギ....」
   ・
   ・
「ひっく ひっく....ひどいですよ 一休さん」涙目で一休をみつめる新右衛門さん。
その瞳と、乱れた着物からのぞく毛深い胸板に、一休さんは男を見たのでした。
(犯って....やる!)
なんとかして新右衛門さんを犯す計画を練る一休さん。

....ポクポクポク(思考中)....チーン!! (〜 一休さんテーマ曲イントロ流れ出す 〜)

「し、新右衛門さん!じゃあ今度は、そのかめを口の中に入れるいれることが出きるかい?」
「ええ!こんな大きいのは、おくちにはいらないですよぅ...」

 (ブチ)←萌えなセリフに、一休の何かが切れた音。

「そのかめが入らなくても、俺の亀は入るだろオラァ!」
たけりくるったいちもつを 新右衛門さんのくちにねじこむ一休さん。
「うぶっ、んぐうっ!」
「ホラァ!もっと舌を使え!噛んだら殺すぞ!」
もはや一休さんにみほとけの姿は見えませんでした。
その後、ご開帳と称し、新右衛門さんの菊の観音様によくぼうのかぎりを
ほうしゅつし、なんどもなんども果てた一休。
すでに新右衛門さんは抵抗する気力も失い、にんぎょうのように股間から血のまじった
おうどいろのせいえきをだらしなくたれながして転がっていました。
全てがおわり、納骨堂を後にする一休。まだまだ暑い、秋のゆうぐれです。
「いたづらきびしく一級品....か.....フッ....フハハハハハハ!」
一休は笑いながら帰っていきました。
お寺のかねが、ごん となりました。
8月16日
体調崩し中。
けっこう消化器系が大変なことになってるんだけど、それはそれとして。

最近アタシの萌えがどんどん二次元方面へ傾斜っつーか滑落っつーかむしろ墜落していて我ながらイヤ。しかもその萌えかたというのが、「抜ける!」というのならまだ理解できなくはないのに、なんていうの?エロスではなくイデアっていえばいいのかしら。いや、もっと適切なのはそう、飛びつきTai☆とかそんな感じ?

そんなアタシが近頃激しく萌え盛っているアニメ「Z.O.E Dolores,i」では主人公であるジェイムズ=リンクスおじさまがなぜかウサギの着ぐるみ姿で登場し、不思議なことにアタシの心が更に萌え上がったりしており、己の不可思議な心の動きにたじろぎまくりなんだけど。そういえば、なぜか6人に増殖したおじさまがお花畑を駆け回るシーンでも萌えたか。

このままではいけない、Stopアタシ!おじさまとかサメジたんとかEZOマン(キン肉マン二世@噛ませ犬超人)とか高畑さん(エスパー魔美)とかに「はにゃ〜ん」なんて萌えてちゃダメ、ゼッタイ。

とまぁ危機感を激しく募らせている昨今なんだけど、またもや良くないものに萌えてしまいもうどうしたらいいんだかわかんないのよ。
で、何に萌えてるかというと

バードマン(パーマン)
なんかショボいアダムスキー型の円盤に乗って、小学生対し「言うこと聞かないとこの銃で豚にしてやる」と脅迫的な態度に出たり、挙げ句の果てにパーマン1号を宇宙の果てに連れ去る(しかも誘導的な言辞を弄して)あのバードマン。

ああああどうしようこんなのに萌えちゃって!しかも今更!ちょっと油断するとバードマンのことで頭が一杯になるのは確実にイカん、マズい、失格。パーマン1号になる妄想とかしちゃダメ!つーかいい年して10歳の少年と自分を重ねてしまうのはダメ!

どうしようもなく、しかもねじれた方向に進行していく二次元萌えの病と、アタシは闘ってます。もうダメかも。つーか既にダメか。