珍名【strange name】
いやぁー、笑った。
ユーゴの、コソボ問題が一段落したところで、今後のユーゴがどうなるか、を調べて文章を書こうとした。
不謹慎を承知で、思い切り脱線させて下さい。
ミロセビッチ大統領が、国内の支持基盤を失い、次ぎの政権の担い手は、一体誰になるのだろうかと、主要閣僚や、政治家、反ミロセビッチ派の人間を、リストアップしているうちに、爆笑してしまった。
元、ユーゴの駐中国大使、大学教授、科学技術省の有力者、その名も、
Slobadan Unkovic(スロバダン ウンコビッチ)氏である。
NATOが、ベオグラードで中国大使館を誤爆した時には、きっとこの人は、いろいろと、ジャーナリズムから、コメントを求められた事であろう。
駐日大使になっていたら、人気者になっていたに違いない。
「ウンコビッチさんとは、住んでいた家が、近くて、家族ぐるみの付き合いだよ」と言う。
何と知り合いだそうだ。
その同僚は、ユーゴの外交官の息子であるから、交流があっても不思議でないが、是非、ウンコビッチさんに面会して、名刺交換してみたい。
人の名前をネタにして、笑うのは、誠に失礼なのだが、やはり、笑ってしまうなぁ、これには。
以前、インド(だったか、パキスタンだったか、正確に思い出せない)の駐日大使で、叙勲した人で、
"ベンキ タレルマン"という人が、いた。
きっと、日本駐在中は、いろんな場所で、苦労したことであろう。
モスクワに行ったとき、現地の同僚で、若い女性が、それとなく言っていたのだが、いくら尋ねても、
「んーっ、ちょっと私には言えない」と教えてくれなかったから、大体想像はつくのだが、いまだに謎である。