平壌放送ご案内

偉大な指導者金正日将軍白馬でコケる

HF無線機を持っている人,短波ラジオを持っている人,その他共和国に興味のある人は是非一度聞いてみましょう.北朝鮮ファンには月刊ジャイアンツを読む巨人ファンのように安心して聞けます.しかし,国情が国情ですので岩のように堅苦しいことは否定できません.何せ対談のコーナーでさえ原稿の棒読みとしか思えない言葉とタイミングです.まあ別の意味でこれもうさんくさくておもしろいのですが・・・.政治に興味のある人や音楽が聴きたい人にはなによりもいいと思いますが,偏った情報ばかりですので,真剣になりすぎると日常生活に支障がでるかも知れません.まあいつも聞いていれば上のクイズぐらいは解けるようになるはずです.

朝鮮民主主義人民共和国・ピョンヤン放送日本語放送 朝鮮民主主義人民共和国平壌市

時間帯(日本時間) 周波数(kHz)
8:00〜10:00 621,3250,7580,9650
16:0019:00 621,3250,6070,7580,9650
20:0023:00 621,3250,6070,6520,7580

16時からの放送を18時,21時,翌日の8時に再放送しています(第壱サイクル)。また,17時からの放送が20時,22時,翌日の9時に再放送(第弐サイクル)されています。

お便り,受信報告は

(朝鮮民主主義人民共和国平壌市テレビ・ラジオ放送委員会 日本語班)

までIRC150円ぶんを(国際郵便切手,大きな郵便局にあります)受信報告書に同封して送りましょう.いろんな資料と一緒に心温まるお返事がもらえます.やはり朝鮮の方々の心は温かいですね.この方がたに一日も早く安らぎの統一の春が訪れますようにヨングァイズラー.

受信報告書の書き方

受信報告書とは放送局にあなたの電波を受信しましたよーということを伝える報告書で,放送局はそれを参考にして受信状態を改善したりします.たとえば混信があったら周波数を変更するといった感じです.そして,放送局側は報告のお礼としてベリカード(受信証明書)を個人に発行します.さらにたいていは何か放送局の記念品も贈ってくるものです.何もこれは国際放送局に限った話ではありません.東京FMなどのラジオ局やNHKやテレビ朝日などの民放テレビ放送局,さらにコミュニティーFMや標準電波(JJY)など緊急な電波以外ではたいていの放送局がこれに当てはまります.ですから受信マニアは何か新しい放送局ができると耳にすると躍起になってその局の(No,1)のカード(一番初めに発行するカード)を入手しようとします.その気合いの入れ方と来たら並々ならぬものがあります.どこから情報を仕入れているのか知りませんが,テスト放送がされるときにはすでに局内にいONAIRのボタンが押されたときに報告書を書いて係の人に手渡します.それでも一番は厳しいようですが,何のための報告書かわからなくなっています.まあそういう人は別として,ここでは一般的な書き方をお教えします.

必須記入事項

周波数,時間,受信地(何県何市までは最低記入,あとはできるだけ細かくするとよい),放送局名,SINPOコード(別途説明)

SINPOコードについて

SINPOコードとは受信状態を1から5までの数字で表したものです

Sー信号強度,Iー混信,Nー雑音(ノイズ),Pーフェージング,Oー総合評価

数字の決め方は細かく規定はなく,自分の感覚で決めますが,あまりにもはずれた数字は,たとえよく書いても放送局に失礼です.またSは機械についているメーターを見て決めてください.一般的にOはSINPの4つの一番低い数字を入れています(51551,43522のような感じ)

あとは感想などを書いて放送局に封筒で出します.また,国際放送ならばきちんと現地語または英語(日本語課なら日本語でOK)でかくようにして,放送局ごとに決められた額のIRCを同封しましょう.