Windowsで作るイントラネットサーバー

1. IISを使わないWindowsのWebサーバー


まえがき

 ふつうホームページとかを作ろうってときは、LAN上の Webサーバーに置いてもらうんですが、
そこに出す必要もないような文章を公開するときはけっこう手間です。

 あと、そこに掲示板やカウンタとかを入れたいとゆうのなら、サーバーのしかけの1つ、
サーバー上のプログラムを実行するとゆう、CGIとかSSIとゆうものを使わないといけません。
 だけどこういったものは、いつでもだれでもサーバー上のプログラムを実行できるので、
悪意のある人がいろいろとやっちゃう(例えば、<!--#exec cmd="more /etc/passwd"--> って
SSIをやられちゃうと、UNIXのサーバーならユーザーIDやパスワードの一覧が表示されてしまったりする)
ことを考えて、結構多くのところではCGIとかSSIを使用禁止にしています。
 でも、そのサーバーとは別にサーバーを建てて(LANでもダイヤルアップでも。)、自分の責任で
CGIやSSIを動かすとすればぜんぜん問題はないはずです。 というわけで、

あなたの愛機を Webサーバーにしてしまいましょう。

 最近のパソコンはけっこう性能もいいのでサーバーにしても十分です。(メモリさえ十分にあれば)
しかも、フリーウェアを使うので、サーバー構築にお金はかかりません!



  1. サーバーソフトには「Apache」を!
  2.  Windowsで動くフリーのWebサーバーには、Personal Web Server,An HTTPD・Omni HTTPD・Fnord!などがあって、
    どれも、GUIで操作ができたり環境設定ができたりするのですが・・・ 重かったり不安定だったり、機能が少ない
    などの欠点があるので「最強の」サーバーを作る上ではおすすめできません。

     そこでここでは、UNIX版で定評のある「NCSA HTTPD」とゆうサーバーソフトの機能に不満を持つ人によって
    それを独自に改良され生まれた、「Apache」とゆうサーバーソフトを使うことにします。

     このソフトは、GUIではありませんが、なによりも高機能・高安定性・低負荷とゆうめざましい特徴を持っています。
    もちろん98や95では動作可能だし、WindowsNTでも動作しServiceとして実行させることもできます。

     そしてなによりうれしいのが、「フリー」とゆうことです。


  3. Apacheをダウンロードしよう!!
  4.  それでは、ApacheをFTPサーバーからダウンロードしましょう。
    ApacheのWindows版はけっこう大きいファイルなので、国内のミラーサーバーを利用することにしましょう。

    わたくしの場合、「FTP Search」とゆう世界中のFTPサーバーにあるファイルを検索できるサービスを利用して
    sut.ac.jp(東京理科大学)のApacheミラーサイトを発見しました。 そしてダウンロードするファイルは次のディレクトリ内にある
    apache_1_3_3.exeです。

    ftp://sunsite.sut.ac.jp/pub/archives/WWW/apache/binaries/win32/


  5. インストール!
  6.  ダウンロードが完了したら、エクスプローラなどで保存先のフォルダを開いて、apache_1_3_3.exeを確認します。
    (ファイルサイズが2789kBあればOK) このファイルは自己解凍&セットアップ内臓なので、アイコンをダブルクリックし
    インストーラを起動します。
     あとは、インストールウィザードにしたがってインストールを進めていくだけです。


  7. 環境設定
  8.  Apacheに限らず、Web サーバーを動かすときにもっとも重要であり苦労するのが、環境設定です。

     ApacheはもともとUNIXで開発されたものなのでWindowsのGUIで環境設定を行えるようにはなっていません。
    環境設定ファイル(以下コンフィグファイル)をメモ帳などのテキストエディタで編集して設定を
    してやらなければいけません。 だから、とくに環境設定には苦慮します。 でも、そんなに心配するほどでは
    ありません。 説明をきちんと読みながら(英語で書いてありますが)やれば、そんなに苦労する事なくやれました。

     でも説明を読んでも意味が分からないとゆう方のために、以下にコンフィグの簡単な解説をつけました。

(続きは現在作成中です。 あしからず)


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