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四季のスケッチ すてきに神戸TopPage

25 April 2004
墓地公園と水別れの氷上町
 先月他界した家内の母親の納骨のため、親族揃って氷上郡氷上町にある「関西池田記念墓地公園」行きです。午前9時に大阪駅に集合し電車で福知山線を柏原駅まで。そこからバスで墓地公園まで。列車やバスのチケットはすべて家内の弟が手配してくれていました。
 平成9年に家内の父親が他界してからは家内の母親と弟の二人暮しでした。弟は、少ない収入の中でやりくりしながら毎年母親と旅行するのを楽しみにしていました。記念のツーショットをたくさん残しています。親子の絆が強かっただけに母親の他界したあとの弟のことが気がかりだと家内は言ってますが、親族に声をかけ切符を手配してまで納骨に招く姿を見ていると余計な心配なのかもしれません。


ケヤキ並木の園路

 ここ「関西池田記念墓地公園」は、7万基の墓石があるそうですが右の写真のようにすべて芝生の中に同じ規格で統一されています。芝生と幾何学的な配列の組み合わせからは、日本の伝統的な墓地のイメージはリンクしません。「死」のイメージではなく乾燥したカラットした不思議な印象を受けます。このようなお墓には「お墓参り」の言葉は相応しくないのかもしれませんし、暗い夜に来ても「肝試し」にはならないほど明るいイメージでした。




「水別れ」(みわかれ)

開放感のある園内

 墓所の「関西池田記念墓地公園」は、7万基という大規模な墓地公園とのことですが、バスから園内に降り立っても見渡す限り芝生や木立ばかりで墓地のイメージがありません。
 家内と弟が納骨の手続きをしている間に私たちは休憩所で昼食を取りました。テーブル席と座敷がありましたが、ゆったりとした広くて清潔感のある休憩所でした。
 園内の礼拝堂で納骨の法要。関西中から来られるのか来園者が多く、1時間毎の法要は予約で満席でした。法要のあと親族揃って墓所まで移動。園路は広くケヤキの並木が続いています。面積が広いので無料の巡回バスが運行されていました。



整然と並ぶ墓石


 「関西池田記念墓地公園」のある氷上町には、本州を縦断して太平洋と日本海に分ける中央分水界のなかで日本一低い中央分水界があり標高95.45mしかありません。神戸から80km近く内陸部なのに意外です。左の写真はJR石生駅近くの「水別れ」。こちら側が日本海側、由良川を経て日本海に注ぎます。向こう側が太平洋側、加古川を経て太平洋(瀬戸内海)に注いでいます。(バスの車窓から撮影)

Posted by Kenji Kato at 10:01 PM KDT
Updated: 27 April 2004 2:23 AM KDT
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