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<産婦人科>

 部長:伊原由幸、スタッフ:7名

<特徴>

日本産婦人科学会専門医制度の卒後研修指導施設で ある。専攻医終了の段階で、本邦の産婦人科専門医として重要な2つの資格、日本産婦人科学会認定専門医および母体 保護法指定医師の申請資格ができる。

周産期領域では、専門各課や新生児センターと連携 して、様々な合併妊娠、異常妊娠、異常胎児の管理が学べる。婦人科領域では、当科では内視鏡手術が多いため、これからの産婦人科医に取って必須といえる内 視鏡手術の技術が身につけられる。さらに代表的な産婦人科救急疾患の治療が体得できる。

学会活動

これまでの当科の専攻医の実績を踏まえて、専攻医 の期間中は、少なくとも年に1〜2回は学会発表を行い、また3年間で2本程度の論文を作成することを目標とする。

専攻終了後の進路

当科スタッフに欠員があればスタッフとして採用す る。欠員がなければ、当科と関係が深い病院の産婦人科に責任をもって紹介する。その後、大学で大学院生などとして研究したり、留学したりすることも可能で ある。通常はいずれ大学で3年〜4年間の研究生活を送り、学位を修得することが多い。もちろん、専攻医終了時に各 自に希望の病院があれば、推薦する。

<一般目標>

周産期領域、婦人科領域、生殖医療、さらに産婦人 科救急疾患の代表的な疾患の基本的、かつup to date の診療を体系的に学ぶ。全国的に産婦人科医が不足し、社会的問題となっているが、若くて意欲のある産婦人科専門医としてこれからの日本の産婦人科医療に貢 献できる人材を育成する。

<行動目標>

 研修終了時には、具体的には、

1 単独で正常分娩、異常分娩が取り扱え、帝王切 開ができる。

2 良性疾患の開腹手術、基本的な腹腔鏡下手術が できる。

3 産婦人科救急疾患への対応、治療ができる。

を到達目標とする。

また産婦人科は、緊急事態が多く、医療トラブルが 多い領域の1つである。女性特有の羞恥心やプライバシーに十分配慮した慎重で誠実な診療態度を身につける。さらに 患者や家族と常にコミュニケーションがとれ、理解が得られるような診療能力を体得する。

(1)周産期医学の分野

正常分娩、異常分娩が取り扱えるようになる。とく に母体・胎児の切迫した危険性が、遅滞なく把握でき、対応できるようになる。急速遂娩、とくに吸引分娩、緊急帝王切開の判断と実行ができるようになる。

また産科的多量出血、産科的DICに対応できるようになる。

(2)婦人科の分野

良性疾患では、単純子宮全摘除術などの開腹手術が 執刀でき、卵巣腫瘍などの腹腔鏡下手術ができるようになる。悪性疾患では、手術を含めた総合的管理、化学療法、放射線療法、悪性疾患患者との接し方を体得 する。

(3)産婦人科救急疾患

産婦人科救急疾患に対応できるようになる。とくに 緊急手術などの迅速な対応ができる。

(4)生殖医学

タイミング療法、通水法、人工授精など外来で行う 一般的な不妊治療を身につける。

<週間スケジュール>

・ 月曜  産婦人科カンファレンス、抄読会

・ 火曜  周産期カンファレンス、婦人科病棟カ ンファレンス、婦人科画像カンファレンス

・ 月曜〜金曜の1回、半日あるいは全日、外来を担当する。それ以外は、適時、手術、分娩、病棟業務を行う。

・ 約週1 回の頻度で、産婦人科救急当直を行う。

なお、外来と当直への参加については、各自の経験 と熟練度に応じてその時期を決める。

<見学等問い合わせ先>

北  正人:obgyn@kcgh.gr.jp