鹿児島市内(城山へ) 2002年4月27日(土)



西鹿児島駅前


シティ・ビュー(市内の主な観光スポットを循環)

 このバスは、1周15Kmのコースを所要時間1時間運賃180円で循環する。バスは「西鹿児島駅前」からスタートし、「維新ふるさと館」、「ザビエル公園前」、「西郷銅像前」をまわって城山方面へ。

1.西鹿児島駅から「シティビュー」

 鴨池港からバスで西鹿児島駅まで乗車した。15年ぶりの西鹿児島駅周辺は随分変わっていた。駅舎は派手な赤い色の橋上駅となっている。
 今晩の宿は、鹿児島本線を上った「市来駅」の市来温泉。夕方まで市内を回ろうということになって、「シティ・ビュー」(神戸の北野町を走るシティ・ループみたいなバス)で城山に行くとことにした。





           カゴシマ・シティ・ビューの路線図



城山の遊歩道(鬱蒼としている)

クスの大木

 田原坂から敗走し鹿児島に帰ってきた西郷軍は、城山に立てこもったが、政府軍の総攻撃で、西郷隆盛は自刃した。
 桐野利秋などの将兵も壮烈な最期を遂げたという。


城山の展望台で

2.城山

 城山は、市街地の中心部に位置する標高107メートルの小高い山で、クスの大木やシダ・サンゴ樹など600種以上の亜熱帯植物が自生する自然の宝庫である。
 遊歩道での散策など市民の憩いの場。展望台からは桜島をはじめ錦江湾や鹿児島市街地を一望でき、天気の良い日には遠く霧島や指宿の開聞岳も見えるという。夜景が美しいことで有名らしい。
 城山は西南戦争の最後の激戦地となったため、司令部のおかれた洞窟(西郷洞窟)や西郷終焉の地など、西南戦争にまつわる史跡が多く存在する。昭和6年に国の史跡・天然記念物の指定を受けている。


西郷洞窟


城山の展望台から

 西郷洞窟を見学していたらあいにくの雨。近くの土産物屋にカサを求めに入る。カサは2本で700円ほど。都会に比べると安い。連休が始まったというのに観光客はまばら。店の女主人とおぼしき人にしきりに土産物を進める集中攻撃。
 雨の中を、二男と二人で城山の展望台へ遊歩道を歩く。緑の鬱蒼とした森である。


城山から「照国神社」へ下る階段が続く


階段の途中で二男が見つけたカエル
(見事な保護色)


フランクフルトを思い出す路面電車
3.城山から天文館

 城山の駐車場付近から、市街地の「照国神社」の方に急な階段の道を一気に下る。あっという間に街の中に出た。
 しばらく行くと「天文館通り」である。
 幼少のころ、親に連れられてきた鹿児島の記憶に「天文館」の独特の響きが残っている。
 「天文館通り」は、鹿児島最大の繁華街。その由来は、ヨーロッパ文明を進んで取り入れた島津重豪公が、1779年に天文観測や暦の作成などを行う施設「明時館(別名天文館)」を建てた場所にちなんだものだという。


天文館

 アーケード内には郷土料理店やみやげもの店をはじめ、カフェやレストラン、ブティックなど、センスの良いショップが立ち並ぶ、南九州一おしゃれな街として人気のスポットとなっている。

 「天文館」から「西鹿児島駅前」まで、路面電車に揺られる。利用者は多いようである。神戸もそうであるが多くの路面電車モータリゼーションの波によって放逐された。しかし今は環境にやさしい移動手段LTとして見直されている。
 こうして多くの市民に活用されている姿をうらやましく思う。