大月地獄谷                                                       摩耶・六甲 山ある記へ

 
 <コース>
渦森橋−大月地獄谷−みよし観音−

平成13年5月4日(金)晴れ

 ロープを頼りの斜面の道


 紅葉滝
 
2.いよいよ核心部
 10分ほどで最初の滝が現れる(右写真)。「紅葉滝」との表示がある。滝の右の岩場をよじ登ったら右手前からの巻き道があった。滝の上にはまたダムである。ダム左手のアングルを登る。(これでは沢歩きよりダム登りである)
堰堤を越えて斜面を河原に降りる。しばらく進むと赤い鉄パイプでできた堰堤に出会う。パイプの間を抜けて川上に出る。こんな堰堤だったら巻き道を越えなくて済むし、ダムを造るならこのタイプの堰堤を増やして欲しいものである。
 いよいよ眼前に「地獄大滝」に現れた。入り口から1時間30分ほどの距離である。行く手を遮って立ちはだかっている感じで迫力がある。
 滝の左手の岩場をロープを頼りに登ろうとしたが、万が一を考えてすこし手前の左手からガレ場を登り巻き道に回る。こちらのコースなら難なく滝口に達せる。


1.はじめての大月地獄谷
 今年に入って、渦森橋から天狗岩南尾根道を登ったり、寒天山道から油こぶし道に出てケーブル山上まで登ったりしたが、一度大月地獄谷に挑戦してみようと思い立った。
 阪神御影駅の田中屋でおにぎりを買って「渦森台」行きの市バスに乗る。15分ほどで「渦森橋」。少し逆戻りして住吉霊園方面への舗装道路を進む。道路が右に大きくカーブしている個所が大月地獄谷への進入口である。
 この谷の堰堤の多さには閉口する。4つほど堰堤を過ぎて「A−3」ポイント。西山谷の救助用標識は「B−○」だが大月地獄谷は「A−○」となっている。
 10番目ぐらいにある堰堤の高巻きがきつい。進入口を歩きはじめて1時間ほどで新しいダムが現れる。ここは巻き道はなく、ダムに取り付けられた右手のアングルを登る。
 この付近が赤滝谷との出合らしい。右手の谷沿いの道を進む。急斜面でロープを頼りに越えるところもある。(右写真)

 鉄製の堰堤(下をくぐる)


 「地獄大滝」
 



 震災で岩に埋もれたF2





4.大月地獄谷最奥部
 小さな滝と堰堤があるが、この左手を登る。ロープもある。しばらく進むと谷が右方向にカーブするところが3段の滝となっている。「A−8」のプレートがある。
 そのまま進むと細い糸を引いたような滝が現れる。左手を登るとまた新しい堰堤が姿を見せる。
 こんどはアングルではなく丸太の階段が付けられていた。この堰堤あたりの上部を六甲・有馬ロープウエイが通過している。
 

3.阪神大震災のつめあと
 「地獄大滝」を越える落差10mほどのF2であるが滝身のほとんどが震災によって崩れた大きな岩に埋もれてしまっている。以前は難儀した滝と聞いていたが、岩づたいに難なく越す事ができた。(左の写真)
 そのまま進むとまた巨大なダム。これもアングルで越えると、次はF4である。左手の水場から高巻き道となっている。ロープを頼りに慎重に登る。
 続くF5は、左手を登る。すぐにまた堰堤。これもアングルで直登する。谷が大きく開けた広いところの出る。



 A−8にある滝


 丸太の階段の堰堤越え(上をロープウエイが行く)
 



 古い堰堤が続く谷の最奥部(A−9)

5.山上に至る

 古い堰堤を何個所か越えていくと、草の生い茂る広い谷間に出る。さらに行くと「A−9」のプレートのある古い堰堤に出る。
 ここから10分ほど急な斜面を登り詰めると、「みよし観音」のすぐ側にでる。登山道があるとは全くわからない場所である。
 そう快な汗が噴き出てきた。近くの六甲ケーブル山上駅から帰路につく。


 地獄谷に咲いていた黄色い花

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