From: melma00047438 七篠 <miyazaki_kyusatsu@chili.hot.co.jp>
Subject: 宮崎ワッチ!救援連絡センター、三島に対して見解表明
Date: Sat, 16 Sep 2001 00:12:01 +0900

■救援連絡センター、三島に対して見解表明

 非常に幅広く反権力・反弾圧に取り組んできた組織である救援連絡センター
が、宮崎以上に公調に積極的に協力してきた弁護士三島に対して、事実上の
「放逐」宣言を発しました。
 この文面は、事実上、野田敬生氏の行動を「謀略・破壊工作の可能性がある」
とまで言っているに等しい内容であり、その面ではいささか残念なものです。
しかしともあれ、これで少なくとも三島については、反弾圧を担う側が「真っ
黒」という認定を為したも同然であり、宮崎をもこれまで以上に「追い詰める」
出来事であることは間違いありません。

 以下、当該記事、および公調文章にも名前がたくさん登場している山中事務
局長の見解表明を転載します。

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センター運営委員
三島弁護士辞任報告

 宝島社刊「公安アンダーワールド」、社会批評社刊「公安調査庁スパイ工作
集」等が刊行され、元公安調査庁職員の「報告書」なるものが流布されている。
それらの中に、前書では匿名であるが、後書においては、当センターの運営委
員にも名を連ねている三島浩司弁護士の関与が実名で記載されている。
 当センターは、右の「報告書」なるものの真実性については、謀略・破壊工
作の可能性があることも含めて、安易にこれを前提に行動するものではない。
しかしこれは、たとえ三島弁護士が、実際にはセンター運営委員としての活動
はしてこなかったとしても、現に名を連ねているものであり、少なくとも当時
公安調査庁職員との接触は事実であり、重大事態であると認識する。
 当センターは、八月五日の運営委員会において、三島弁護士への公安調査庁
スパイ嫌疑をめぐって、出席者で討論した。その場においては、運営委員会と
しての調査を前提として、そもそもセンターは破防法体制と闘うことを基本的
な立場としている、公安調査庁は闘う人民にとって敵であり解体されるべき対
象である、スパイは断じて許せない、三島弁護士が運営委員に名を連ねている
ことは相応しくない、「解任すべきだ」という意見も出された。
 その後、当運営委員会は、三島弁護士に対し文書での報告を求めたが、八月
末日現在、辞任の意思は確認されたが、事実関係等についてはなんら回答はな
されていない。 以上の経過に踏まえ、当運営委員会は、一連の事態について
これを弾劾するとともに、三島弁護士が八月五日付で運営委員を辞任したこと
を確認し、「救援」紙上で報告し、公表する次第である。
 二〇〇一年八月末日
     運営委員会

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事務局長からお詫び

 八月五日の救援連絡センター運営委員会で討議された公安調査庁「樋口報告
書」においては、その大半が元「よど号」メンバーの家族の朝鮮民主主義人民
共和国から日本への「帰国」問題に費やされている。
 私は、当センター事務局長(運営委員)として、八八年五月の柴田泰弘氏
(元「よど号」メンバー)逮捕以来、今日の「かりの会」メンバーの帰国活動
にも深く関わってきたものである。三島浩司弁護士とも十年以上に及ぶ旧知の
者として責任を感じている。
 右「樋口報告書」は、主として九四〜九五年頃の話であり、樋口が三島弁護
士から聞いたとされる内容もでたらめである。特に私自身の度重なる訪朝費用
については、「かりの会」あるいは日本側にある家族の人たちからの負担で行
なっていることを念のために報告しておく。しかし、私自身の責任に関わる範
囲で、多くの方々の心配を引き起こしていることに対しては、本紙面を借りて
あらためてお詫びしたい。
 二〇〇一年八月三十日
   事務局長山中幸男

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