Vol.30＆31で特集した「疑惑の２ショット」問題ですが、問題の「２ショッ
ト」が掲載されているサイトがみつかりましたので報告します。

http://home.att.ne.jp/gold/IC/yasuda.miyazakiw.htm

　これこそがまさに、99年9月28日、安田弁護士が保釈された日に港合同事務
所（安田弁護士、大口弁護士、スパイ弁護士三島などにより構成された法律事
務所）で撮影された画像です。
　安田弁護士保釈ということでみんな事務所で迎え入れるべく待機していると
ころに手下を引き連れて登場し、安田弁護士が入ってくるや早業でこれらの写
真を撮影させ、その後すぐに去ってしまった宮崎。事務所内では寒々とした空
気が流れたとのことです。

■解放派赤砦社グループの論文について

　現代社グループと内々々ゲバを繰り広げている解放派赤砦社グループが、宮
崎問題に関して現代社Ｇ（赤砦社からすれば「ハザマ私兵グループ」）への全
面的批判を展開しています。
　この中では、我々と極めて親しい友人であるところの小西誠さんに対し、
「中核派脱落部分による、特定の運動の破壊を目的とした策謀」との断言がな
されています。これは、「小西誠−白井朗」という政治ラインが強固なものと
して存在している、という仮説を前提として作り上げられた論理でしょう。我
々は、いくつかの傍証からこの政治ラインの存在には疑問を持っています。た
だ、これ自体は宮崎問題には全く関係しないのでここで深くは掘り下げません。
（解放派から革マル派、新時代社などに至るまで、この「見方」に囚われてい
ると思われる党派が多そうなので、やがて書くかも知れませんが）
　また他にもこの論文には、およそ没論理とも思える展開がいくつか見られま
す。例えば、「革マルは公調文章の内容をすべて真実であるとして…」などと
いう話は、およそきちんと「公調文章」の全内容を吟味していれば絶対に出て
来ないはずです。この「公調文章」には革マル派にきわめて都合の悪い記述も
多数存在しているのですから。
　しかしそれらよりも重要なことは、まさに上のネタで登場する港合同事務所
に属する大口弁護士に対し、赤砦社があらん限りの悪罵を投げつけていること
です。これは、99年の解放派（狭間派）の現代社・赤砦社分裂に際し、大口弁
護士が「現代社側の弁護活動についた」ということからはよく把握できること
ですが、しかしその割には、我々が既にサイト上で暴露済みである「公調文章
を５月の段階で宮崎に見せたのは大口弁護士だ！」という話が一切出て来ない
のも妙な話です。まぁ、単に我々の発信する資料すら読まないで論文書いただ
けなのかも知れませんが。(爆)

社会批評社
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/shakai.htm
小西さん著の中核派内情暴露本「新左翼運動その再生への道」
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/sinsayoku10.htm
白井朗著「中核派民主派宣言」
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/39-5.htm
世界一早かった「解放派分裂」速報
http://marukyo.cosm.co.jp/BBS/OLD-LOG20/5452.html

【編集後記】

　サイトづくりをいずみさんにお願いしたところ、案の定、さっぱり更新作業
が進んでいないようです(大苦笑)。いろんなサイトの制作で忙しいのはわかる
んですが、日記で偉そうに吹いてないで、我々のサイトの作業もちゃんとやっ
てください(哀願)。