Vienna Woods, New York Nights
Songs of Two Cities

George Hearn  baritone
Nadya Tichman  violin
San Francisco Symphony, Edwin Outwater  conducting

Sat. December 30, 2001, at 8:00, Flint Center




Light Cavalry Overture  von Suppe

Jockey, Quick Polka  Josef Strauss

Roses from the South Waltz  J. Strauss, Jr.

Liebeslied
Tambourin chinois   Kreisler

By the Beatiful Blue Danube Waltz  J. Strauss, Jr.

           (intermission)


Overture  Rodgers/Hammerstein

Where is the Life That Late I Led? (from KIss Me Kate)   Porter

Too Many Mornings (from Follies) Sondheim

Some Enchanted Evening (from South Pacific)   Rodgers/Hammerstein

Times Square (from On the Town)  Bernstein

Movies Were Movies (from Mack and Mabel)  Herman

I Am What I Am, Song of the Sand, The Best of Times(from La Cage aux folles)   Herman 



毎年行われている年末コンサートに行ってみることにした。第一部は、シュトラウスの曲が主体、第二部

はブロードウェイのミュージカルの中から、バリトンのGeorge Hearn氏が数曲歌った。ウィーンからニュ

ーヨークへがらっと雰囲気を変えた構成がよかった。

レギュラーメンバーが少なく物足りなかったけど、ホールのせいか深みがある音に聴こえた。第一部はお

なじみの曲ばかり。いつもはアシスタントコンサートマスターのNadya Tichman氏がクライスラーのバイ

オリン小曲を二曲弾いた。やわらかい音で綺麗だった。第一部最後の「青きドナウ」は懐かしい、好きな

曲。昔、母がママさんコーラスで歌っていたので、歌詞を所々覚えている。心の中で口ずさみながら聴い

た。

第二部は、アメリカ人の作曲家のものを集めて構成されていた。知っている曲は、「南太平洋」の"Some

Enchanted Evening"(「魅惑の宵」と言ったっけ)だけだったけど、George Hearn氏の歌う古いミュージ

カルの中から選ばれた曲は、どれもなんともいえない暖かい響きがした。Bernstein作曲の"Times

Square"も、題名の通りニューヨークを思わせるアメリカの響きだ。アンコールに二曲ほど歌って、最後は

ラデッキーマーチに合わせた観客の手拍子と共に幕を閉じた。ああ、やっぱりウィーンへ行って本場の演

奏を聴いてみたい。

(写真はプログラムから)


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