2月18日

05:30、いつものアナウンスで起こされる。

TIAMO「うーーーん(+_+;」

ふう。時計を見ると到着迄あと20分って所。今日の出発は07時のスーパー北斗で襟裳行きだ。

でもそんな簡単に起きる訳ありません。もちろんうだうだします。

うだうだ(笑)

到着3分前、極楽のうだうだを完了し、さっさと着替える。ガサガサ

05:50 札幌着

定刻通り札幌着。真冬の北海道ってもっと遅れるかと思ってたんだが、結構時間通りだね。

さて、まずはコインロッカー行って荷物入れ替えよう。

改札を出るとみどりの窓口が左側にある。ふと中を覗き込んでみると

TIAMO「ありゃりゃ?」

あれはTさんではないですか。朝っぱらからみどりの窓口とは鉄っちゃんらしい。時刻表と睨めっこしてるぞ。

TIAMO「や!」

と、鈴木保奈美調の挨拶をかます。びっくりした様子。そりゃそうだな(笑)

暫く話し込む。どうやら予定通りに進んで来たようだ。流石です。どたばた続きのmyツアーの事は

とても話せません(^^;。SLも無事3号車に乗ることが出来たようだ。

今日はぽっぽや号に乗るとの事。TIAMOは明後日に乗るつもりだ。明日は富良野ノロッコ号に

乗るらしい。これは一緒のようだ。あっとイカン。列車の時間が近づいてきてしまった。

さっさと用事済ませて置かないとまずい。ちょいと行ってきますと一言いってロッカーへ。

着替えないといけないのだ(^^;。ロッカーに¥900喰わせて着替え開始。

下着とダウン以外全部交換です。うひょーさむーーーーなどと口走りつつ着替え完了。

そそくさと戻ってTさんを探してみるが、もう姿は見えず。うーむ、挨拶ぐらいしときかったのだが。

どうすっか。少し待ってみるがお戻りにならない。まいいやどうせ明日富良野で会うだろ。

07:00 室蘭本線 札幌発 特急スーパー北斗2号 函館行

エサ買ってスーパー北斗乗車。苫小牧迄たった40分しか無いっつーのに今日もG車なTIAMO。

スーパー特急にはコンセントついてるからどうしても乗らないといけないのだ。40分でも貴重。

それ程減りやすい。って言うか、寒いと満充電にもなったとみえて実際なってないようなのだ。

ニッケル水素電池の仕様とは言っても、困ったもんである。地元の人はどうしてんですかね。

右手には千歳空港が見えてきた。今日はいい天気みたいだぞ。朝日が雪に映りこんでいい具合っす。

07:41 苫小牧着

あっと言う間に苫小牧到着。ここから日高本線に乗換で、ひたすら襟裳岬を目指します。

接続の様似行は08:05だ。あとちょっとある。先発の糸井行が学生をたんまり詰め込んで

出発していった。すぐにキハ40日高優駿号が御入線。3両だ。当然これも学生スペシャルです。

んー?、3両で折り返すのか?。と思ってるとすぐに切り離し作業に入った模様。

やっぱ単行っすな(^^;。さっさと乗り込んで発車を待つ。

08:05 日高本線 苫小牧発 様似行

出発。あんまり乗ってない。乗車率1割にも満たないなこれじゃ。逆向きでこんなに違うのか。

まあ、空いてるにこしたことないんだが、朝っぱらからこんな空いてるとちょっと不気味である。

外見つつぼんやりするが、やっぱり飽きる。暇っす(^^;

日記でも書くか。それなりに書いてるんだが、今回は書く事が多すぎて追いついてない。

稚内で買ったボールペンの残りがもう1/3になってるし。その割には大した内容でもないな(^^;

1時間程没頭する。

・・・・・

ふうくたびれた、腱鞘炎になりそうだよまったくもう。外を見ると列車は海岸線を疾走中。

こっちの海は穏やかだ。北海道の表と裏の違いは凄いものがあるのう。

09:40、定刻通り静内着。ここで15分停車するようだ。ちょっと降りてみよう。昼の静内駅

やっぱりこっち方面は根雪少ないですな。ここも雪まみれになる事ってあるのだろうか。

駅舎内でいろんなパンフレットをかっぱらった後、再度ホーム入場。

ホームの先端迄移動して優駿号もまた撮影してみた。

今日は風が殆ど無い。襟裳岬はどうなんだろか。楽しみだな。

静内出ると当然のように左右は牧場だらけ。サラブレッド達が放牧されてます。

雪が無い時は一日中下向いて草かじってるんだけど、冬はなにしてんだろう一体?

てのが疑問の一つであった。観察してみると、どうやらやっぱりやる事なくてぼんやりしている様子。

中にはこのように飼葉積んである放牧地もありました。ここの馬達は服着てますな。

ちなみに左側には日高の山が見えてます。雪薄いから北海道の山って感じしないのが特徴か。

荻伏通過。荻伏っつーと、社台から見放された種馬達がいる場所だな。確かダイナマイトダディとか

サマーサスピションがいたような気がする。ここからも見放されたギャロップダイナは帯広にいるようだ。

絵笛通過。この辺りには毎年訪れる栄進牧場があるはずだが・・・・。んー、どうしても冬&列車

だとわかんないな。ちと残念。

浦河通過。結構学生乗ってたんだが、まだ降りないのも何人かいる。結構遠く迄いくんだねぇ。

浦河にはJA日本軽種牡馬協会浦河支部?とか言うのがあったはず。あったあった。

そこにはこんなブロンズ像が建っている。浦河だからシンザンかとおもいきや、

ヒンドスタンの像なのだ。流石です(笑)。つーかこんなことグダグダ書いてても競馬しらん人が

読んだ所でさっぱりわからんよねぇ(^^;。ほどほどにしときますか。

終点の様似が近づいてきた。襟裳岬が遠くに見えております。この画像のように南へ向かうにつれて

雪の切れる光景がかなり多くなってきている。みるからに穏やかな気候って感じする。

同じ北海道でも稚内とこうまで違うとはね。少し驚きです。襟裳岬は霧も多い場所のはずだが、

この状態なら今日はOKだろう。

11:19 様似着

ふう。やっと着きましたよ様似。つーかですね、雪がないよ。春の白馬に居るような気分だぞ。

この土地には根雪は全く無いようだ。浦河方面も撮影してみた。地面丸出しです。

気温と湿度もある感じ。鼻毛が凍るなんて事はまずなさそうだ。

静内ではそこそこ雪はあった。南に向かうにつれて雪が減っていくのはなかなか興味深いです。

さて、列車はここが終点。これ以上南へ行くにはバス使わないといけないのだ。

ここからバスで襟裳岬へ向かう。バスつってもJRバスだからこのフリーキップで乗れるのだ。

今まで乗ってきた列車にしているはず。駅前のバス停で待ってるとちゃんと来ました。

さっさと乗り込んでmyポジションに陣取るTIAMO。観光バス並の補助席付きの4列シートです。

11:35 JRバス 様似発 襟裳岬行

乗客はTIAMO含めて4人だけであります。ジーサン2バーサン1。

襟裳岬に行く人間はTIAMO一人であることが早くも確定赤ランプです(笑)。

のんびりと走るバス。アポイ山荘だかなんとか言う高齢者用施設を経由して国道へ。

右後方には様似の親子岩(だっけか?)が見えてます。撮影。

・・・・しかし遅い。遅すぎる。人なんて全然乗ってこないし、信号もないから止まらない。

あったかいし。と来れば寝。この条件で眠くならない奴が居たらエイリアンだ。

ぐうぐう

・・・・目が覚めた。爆睡してしまったぞ(^^;。ここはどの辺りなんだ?

かなり時間経ってしまったようだが・・・。時間を見るとダイヤではあと15分程で襟裳岬に着く位置に

いるようだ。ふむ。そーいや、なだらかな丘の上を南に進んでいるようだ。あっと言う間だったな(^^;

ここに来るのも20年ぶりです。あの時は霧と風が凄かったが、今日は少なくとも天気はサイコーです。

風は降りてみないとわからんが、海面をみるとそれほど無いように思える。ラッキー。

12:32 襟裳岬着

1分の狂いもなく襟裳到着。すごいぞJRバス。切符見せて降りようとすると運転手に引き留められた。

なんか切符の番号を控えているぞ。いちいちこんな事すんのね。

此処までの乗客はやっぱりTIAMO一人。空気を乗せてバスは去っていった。

さて、ついに本日のメイン、襟裳岬に到着だ。撮影。やっぱり誰もいません。当然のように売店も閉鎖。

もう慣れたぞこの手の光景(笑)。にしてもですね、風ありません。全然ないです。皆無と

言ってもいいです。この時期はこれが普通なのか?。少し拍子抜け。

早速展望台にあがる。おーーーこれこれ。これですよ。よくあるアングルですな。

今日は水平線までバッチリだ。風も全然ないし。事情をしらんからよくわからんのだが、

これってラッキーなのだろうか?。この写真でもわかるように、まだ先に進めるようだ。

見てみると向こうに行けるがちゃんとあった。坂が雪で埋まってるのが少し気になるがいってみるか。

すってん

GYAAAAAAAAA!。やっぱコケました(-_-;。手すりが足首の所にあるんだもんなあ(^^;

ここだけ雪が堆積しとるとは。イテテ。

急斜面は一カ所だけ。あとは問題ないぞ。さくさくと先に進む。右側はこんな感じっす。この上が

さっきの展望台。ガラス張りになってるのが風の館内の展望室のようだ。これは昔なかったから、

後で入ってみるとしよう。通路沿いにアザラシの説明書きがあった。ゼニガタアザラシと言うらしい。

この辺にいるのか?と見回してみるが、全然いやがりません。まあこんなもんか。

てな訳で岬の先端到着。・・・・と思ったらまだ先があるじゃないですか。紛らわしいぞ。勘弁してくれ(笑)

また進むと民家が出てきた。凄い場所に住んでるんだな(^^;。注意書きの立て札がある。

この砂利の上は昆布干す場所なんだから、きたねー脚で入るんぢゃねぇぞコラ!って意の内容です。

ふむ。紐を通してあるのはそーゆー訳なのか。てことはここが限界か。これ以上は私有地みたいだ。

襟裳岬の先端は私有地だったとは。住所が気になるな(笑)。

ついでに東側西側も撮影しといた。270度以上海に囲まれてるってのも変な感じする。

えりーもの春ぅわぁ〜つー有名な歌があるが、他の北海道に比べりゃもう春だよここは。

東西から波がうち寄せ合っているのもなかなか面白い。風があったら船乗りには地獄絵図かもしれんが。

さあて次いこ次。風の館だ。文字通り、風がテーマの資料館。知床自然センターの襟裳版ってトコだな。

¥500払って入場する。結構新しいが、ここの入場者もTIAMO一人。基本通りであります。

入るとすぐに風速を示すインジケーターが目に留まる。今日はごらんの通り、1mです。

0の時もあります。インフォメのおねーさんに話を聞くと、普通は10mはあるとの事。

やっぱこの天気と風は奇跡なのだろか?(笑)。

まず望遠鏡を借りる事にした。これがありゃアザラシ見れるだろ。住所書いて借りる。無料です。

双眼鏡じゃなくて40xの結構立派な奴だ。三脚もついてます。

おねーさん「展望室の一番下から使って下さいね」

と注意を受けた。展望室はシアターのように段になっていた。なるほど。上で使って落っことした

お茶目な観光客がいたんだろう。いいつけを守って一番下からアザラシ探索開始。

えーと、・・・・ん!?。いたいた!発見。大岩の右側にある岩礁の上で昼寝をしていやがった。

泳いでる奴もいた。よし、必殺技を使うとするか(-_-

デジカメのモニタをONにし、レンズを望遠鏡に近づける。・・・んーこの辺か?

何度か失敗しつつピントと位置を調整。最適位置を探る。ここだ!。

「カシャ」

よっしゃ!。どーですかこの画像。ハハハ、グレート俺!。デジカメ40倍ズーム画像だ。

「デジカメにズームは必要なし」がTIAMOの持論であります。

満足したので望遠鏡を返却。映画について聞いてみた。

おねーさん「ご希望の方には上映します」

との事。2本あるようだ。TIAMOの返事は勿論、

「両方お願いします」

アローンインザシアター3、決定(笑)。

いそいそと入場するとすぐ始まった。ふむ。えりも風土記と言うらしい。

内容はその名の通りなんだが、小学生の集合写真みせてどーするつもりなのだろう(笑)。

2本目は映画つーより襟裳のイメージビデオでした。タイトルは失念(^^;

合計23分だったような気がする。それなりに楽しめたぞ。外へ出る。

館内はこんな感じで、パソコンらしき物体が並んでます。筐体を見てみると、なんとリンゴでした。

マウスのボタンが1個しかないです。っていうか北海道の主要駅には地方と名所とか特産物とかが

検索出来るパソコンらしきものが設置してあるのだが、とんでもなくレスポンス悪くて

とても使えたもんじゃないのだ。これらはリンゴマシンだった。無駄金アップルに吸われてるなぁ北海道。

って思ってたのだが、ここもアップルとは。どーせ遅いんだろう。パス(笑)。

次は風速20mの風が体験できるというスペースに入ってみた。するとすぐに風が・・・(^^;

わしが入るの見越してくれてたのか?と思ったら、建った今やってきた自衛官らしき3人組がガイド付きで

入ってきた。違った様子(笑)。ガイド役はここの責任者みたいだ。この3人エライ人なのか?

ゴオーーー

凄い風。かなり踏ん張ってないと立ってられないぞ。でも風の威力自体はそんな辛くもないのだが、

風が冷たいのがツライ(^^;。ダウン着てても身体に突き刺さってくる。おーさみぃ。

なんか違うような気がしつつ、待避した(笑)。暖かいように感じても、ここでも風があれば寒いんだな。

やっぱり寒さの感覚がマヒしてしまってるようだ。

受付に戻ると、おねーさんがアザラシについて教えてくれた。300頭いるらしい。

さっき見えてたのはせいぜい10頭ってとこだから、ほんの一部だったようだ。へー。

この奥には望遠鏡の画像をリアルタイムでモニタ上に写すことが出来るマシーンがあるとの事。

早速行ってみた。なるほどこれか。結構凄い。かなりズームします。さっきの場所を確認してみると、

もう潮がかぶってしまっていて姿は見えず。ありゃま、と思ってると自衛官を引き連れて

ガイド@ここの責任者らしき人がやって来た。

責任者らしき人「私がやりますからちょっと貸して下さい」

TIAMO「ヤです(-_-;」

と言い放ったらどうなるのだろう?的な悪戯心が頭をもたげるが、我慢(笑)。素直に下がった。

流石慣れたもんだ。すぐ発見した様子。と言っても昼寝終わってもう泳いでる奴しかいないようだ。

ちといまいちだな。一応撮影。さてこれでここは終わりか。出るとするか。

ちなみに襟裳岬の風速レコードは45m/秒。最低温度は-11.5度。最大積雪は45p

との事でした。他にも色々あったが、忘れた(^^;

風の館を出てバスの時間を確認。どうやらあと20分程あるようだ。もうちっと歩くかな。

再び展望台にあがると海の色がちょいと変わってる事に気が付いた。画像はこちら

光の角度が変わった為か、沈み込む陸地に沿うように水の色が変わっているのがよくわかる。

なんでだろう?。海流の関係だろうか。

ここからみる日高山脈はこんな感じです。左右に海があるってのは妙な感じ。

綺麗な雪面があったので当HPのURLを落書き。いつまでもつかね(笑)。

バス停でぼんやりとバスを待ってると、30秒の狂いもなくやって来た。またびっくり(^^;

14:57 JRバス 襟裳岬発 広尾行

一人だけ先客がいた。今回は二人体勢だな。これから広尾行ってさらにバスで帯広。

それから釧路行が今日のコースだ。結構厳しいぞ。

左側を見ると、日高山脈がゆっくりと沈み込んでいる様子がよくわかります。

角が取れて丸っこくなってるのは風の浸食がそれだけ強いって事なのか?

海に目を向けるとこの辺りに並んでる家はみんな長方形。屋根は雪国で無いことがよくわかる

平面に近い三角形。家は海に対して垂直になるように建っている。全部そうだ。

土地柄がよく出ていてかなかなか興味深いぞ。風の影響を最低限にする為の構造ですな。

百人浜を過ぎるとこの傾向はなくなった。乱雑になる。ふむ。風の具合は岬の側とは違うんですな。

黄金道路にさしかかるといきなり天候が一変。凄い変わり様だ。道路に入ると

完全にガス&雪になった。真冬の光景である。こりゃびっくり。

スキーやっててもこんな一気に天気変わった事ないぞ。殆ど吹雪き状態しかも海大荒れ。つまり嵐。

道路水被ってるぞ。平気かよ(^^;

至る所工事中。しかも道路かなり痛んでるし。維持すんのはめちゃくちゃ金かかりそうだなここは。

噂通りだ。膨大な金かけて襟裳と広尾結んだ所で投資に見合う効果なんて殆どなさそうだが、

これだけ手間かかる道路抱えてるって事は開発局にとっては自らの存在と必要性を

アピールする為に無くてはならないお得意様って所でしょう。

黄金道路が終わるといきなり雪止んで穏やかにもどった。どーなってんだここ。

と思ったらいきなり広尾到着。

15:56 広尾着

駅つっても、跡だけ。一応駅舎は保存してあるようだ。一応撮影なぞしておこう・・・・あ?あれ?

しまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

カメラがない!。バスの中に置き忘れた!。出るな出るなと心の中で叫びつつ

バスの中に駆け込み成功。ちゃんとあった。ふうあぶなかった。

バスをタクシーで追いかける間抜けな姿を思い浮かべてしまった。ふう(-_-;

運チャンがトイレ行ってなかったら終わっていた。ふうあぶね。

いつか無くすな多分。カメラは無くなってもいいが、画像がなくなるのはとても困る。

気を取り直して撮影。広尾駅。この後すぐにバスは去っていった。まったく、寿命が縮んだぞ(^^;

でもなんでタクシーがいるんだここ。

次の帯広行バスの時間は16:11。いい接続だ。駅舎(バス舎?)に入る。

寂しい所だな。ここも音威子府と同じく広尾線の遺品が展示してあった。誰も見る人がいないのか、

電気はついてない。これじゃ仕方ないっすね。時刻表発見。一日7便だったのか。ふむ。

かつてホームがあった場所に出てみるが、雪でなにがなんだかさっぱり分からない。ここもかい(^^;

切符買う。¥1840。帯広迄は2時間ある。しんどい戦いになりそうだな。

するとなにやら季節違いのチャリダー二人組を発見。MTBにはパン屋で貰ってきたと思われる

パンの耳が大量にぶら下げてある。20歳ぐらいだ。学生かな。

TIAMO「どこまで行くの?」

若人1「えーと、納沙布から屋久島迄ですね(^^」

TIAMO(ひっ)

若人1「いやあ、もう8日目なんですけど、雪で全然進まないんですよー(笑)」

TIAMO(へ、へんたい)

などとつぶやきそうになってしまうが、

TIAMO「えー凄いねぇ。とても真似できないよーアハハ」

と気を取り直して適当にお茶を濁しておいた(^^;。グッドラック若人達。今黄金道路行くのは

自殺行為のような気がするが・・。無事を祈る(^^;

16:11 十勝バス 広尾発 帯広行

時間通り発車。位置は勿論ここです。TV着いてるぞ。最後尾だから全然内容わからんが。

このバスもしこたまゆっくり進みます。帯広到着時刻は18:10。2時間コースである。

日高挟むとかなり雪あるんだな。いきなり雪深い。至る所が雪風呂状態だ。

暫く進むと雲が取れてきた。夕陽がちょっとだけ拝めるぞ。日高の山も見える。

あれを回り込んで来たんだな。広尾の街の中では結構人の乗り降り多かったんだが、

此処まで来ると全然人乗ってこない。道路脇に家なんてありゃしないから当たり前だけど。

これじゃ廃線になるのも仕方ないか。とぼんやり考えてるとバスは大通りを左折。

なんか山の方へ向かって行くぞ。確か上札内経由とか書いてあったな。こっちの方角なのか。

ぐいぐいと坂を登って気が付いたら380mにもなっていた。道路脇に高度の標識も発見。

ぴったり一致した。結構高い場所行くんだねぇ。窓の外はこんな感じで雪深さはかなり増している。

まあ、とっとと帯広ついてくれりゃなんでもいいんだが、この辺りのバス停のいい加減さって

なんとかならんのか。**20号、**21号・・・。只の番号じゃないですか。投げやりすぎ(^^

そーこーしてるうちにバスは上札内に入った模様。ここは浦河から直接日高越えをした時に通る場所だ。

学生達がわんさか乗車してきた。みんなジャージです。

相変わらずの投げやりなバス停を通過し続けてるとなんか見た事のある建築物を発見。

これは道の駅だったはずだ。夏に寄った所だからよく憶えている。あの時は観光客で盛況だったが、

今はやっぱりこの有様でした。まだ17時半なのにな。冬だのぉ。

気になるバス停は50号を最高に、49号、48号と下がって行っている。すると0になると

帯広につくのだろうか?。ひたすらぼんやりと乗る。ふーふー、長いのう。

幸福通過。しかしもう真っ暗だ。降りても意味なさそうなのでパス。夏なら勿論OKです。

・・・・結局、着きませんでした(笑)。0号の先はごくふつーの名前が続いてます。もう終点は近そうな

雰囲気だが、ここで渋滞にハマってしまいました。帯広でも渋滞すんのかい。

18:17 帯広着

7分遅れで帯広到着。ふーやっと着いたか。疲れたぞ。もう乗りたくない(-_-;

さむさむ。ほっとくとまた鼻毛が凍りそうだ。すぐに駅舎入り。

さて、列車の時間迄まだ少しあるな。よっしゃ豚丼喰いますか。駅ビルをうろつくと

何件か丼系の店があった。ふむここにすっか。早速注文。上にしておく。

TIAMO「何分で出来ますか?」

店員「5分ぐらいですよ」

よっしゃ。30分あれば余裕だな。きたきた。うまそうだぞ。撮影。

もぐもぐ

むむ?。こりゃ意外。夏に駅前にある元祖豚丼屋で喰った奴よかこっちの方が旨いではないか。

どーなってんだ元祖!(笑)

まあこっちの方が高いか¥1100。ふう満足。これならまた喰ってもいいぞ。

しかし隣りに吉野家があれば吉野家に入ってしまう事は間違いないが(笑)

食事後、しばし改札待ち。何度やっても改札待つってのは違和感があるな(^^;

自動改札のくせに開いてないし。

改札開始後、すぐにホーム入り。スーパーじゃないふつーのおおぞら号です。

ホームから見た帯広の街。なんか反射しまくりでよくわかんないね。失敗(^^;

撮影後、すぐ車内へ。勿論G車だ。相変わらずG車にしか乗らないTIAMO。やっぱ楽なのよこれ。

スーパーに比べりゃ落ちるが、疲れた身体にはやさしいのだ。癖になってしまったかな(笑)。

19:00 根室本線 帯広発 特急とかち12号 札幌行

定刻通り発車。すぐに記帳スタート。

・・・・・・

ふうしんど。結構書いてるよなあ。もうとっくに日本一周上回ってるぞ多分。

稚内で買ったボールペン、もうリーチ掛かってしまった。凄いぞ俺(^^;

20:12 トマム着

着きましたトマム。「ト、トマムなんですか!?」と外野の声が聞こえているような気がするが、

いいのだ。ほっといてくれ(笑)。

クソ寂しい駅でたった一人降りるTIAMO。ここで20分後のスーパーおおぞらにT&Gすんのだ。

聡明な読者ならおわかりだと思うが、充電時間を稼ぐ為である。

グッバイとかち。するとホームに立っていたおねーさん@サンタの格好が、

「アルファリゾートトマム行シャトルバスご利用のお客様ですか?」

といきなり尋ねてきた。うへ(^^;

誤解されてしまったか。わしゃただの通りすがりです。紛らわしくてスマン。

おねーさん@サンタの格好は、去っていくおおぞらに深々と頭を下げ、すたすたと戻っていった。

TIAMO「・・・・・・(^^;」

列車が着く度にこれか。バスの発着所までは結構あるんですよ。大変だねぇ。

このドーム状の通路を使って行くのだ。これを一日何往復するのだろうか(^^;

このドーム状の通路はトマム名物。奥にあるホテル群はこれと同じ構造の通路で繋がってるのだ。

スカイウォークだか、エアウォークだったか、そんな名前だったはず。

悪天候でもNPなのがウリである。この駅にもそれがあるのだが、これってJRじゃないよねえ。

暇なのでついていって駅舎?を撮影。トマム駅

この駅舎はどう考えてもJRとは思えない。他にあるかもしれん。ちと探してみよう。

再びトンネル通ってホームに戻る。結構距離あるなあ。外から見ると長さが分かります。これ

ぐるりと見渡すと、新得寄りにコ汚い建物があるのを発見。あれがそうかな?

近づいてみるとやっぱりこれがそうでした。真・トマム駅。違いすぎ(笑)

大体、こっちって使う人いるのか?。ホテル以外なんもないぞここ。それにしてもここって

雪質めちゃいいね。標高は600mか。勿論鼻毛は凍結モードである。

こんなトコで練習すりゃ上達も早いだろな。

ホームへ戻ってスーパーおおぞらを待つ。この列車が釧路へ着くのが22:56。

宿が動き出す時間が23:00。ちこっとでも遅れたらOUTだ。遅れは許されない。

普通は接続は間違いないんだが、今回だけは別だ。ちゃんと時間通り来て貰わないと・・・

来た来た

G車に乗り込む。後ろを見るとやっぱりおねーさん@サンタの格好がお出迎えしてました(笑)

20:31 石勝線 トマム発 特急スーパーおおぞら11号 釧路行

この切符をキープしたのは朝なんだが、ちゃんとコンセントがある一人掛けの確保に成功している。

早速充電器を仕込んで日記タイム。

・・・ふう、この日記書きもかなりの重労働だ。今日中に2冊目がなくなりそうだ。

枚数多い奴にしておいたのだが(^^;

時刻表で到着時刻を確かめつつ釧路へ向かう。どうやら順調に向かってるようです。

これならアクシデントがないかぎり大丈夫だろう。場合によっては一駅前で降りる事も考えたが、

これならOKだな。

22:57 釧路着

1分遅れましたが、ちゃんと到着。急いで乗換だ。ちなみにこの列車のツィンクルレディ、

**のぞみさんはかなりTIAMOの好みだった事を付け加えておく(笑)

23:00 根室本線 釧路発 特急おおぞら14号 札幌行

今日は下段だ。例によって先に車掌室に出向いて検札し、車掌に面食らわせてから寝台へ向かう。

後から来られるとウザイからこうした方が楽。ベッドに行って寝支度開始。

ふう。今日も終わったか。これで寝台7連泊。明日で最後だな。明日の為にも

さっさと寝る事にしよう。え?フロ?。そんな暇ありましたがありません(-_-;

ぐうぐう

 

−8日目終了−

本日移動距離849.7q+150qぐらい(笑)