2月20日
夜中、ふと目が覚めた。
TIAMO「・・・・・・??」
なんか妙に身体がだるい感じがする。一体どうしたんだこりゃ。まあいいとりあえず眠いしまた寝よう。
ぐうぐう
アナウンス「みなさまおはようございます・・」
毎度お馴染みのアナウンスで起こされた。
TIAMO「うーーんよく寝・・・・・・・、う゛!?」
身体が変だ。こ、このだるさはもしかして。それに加えて身体を動かすとそこら中痛む。
TIAMO「・・・なんてこったい(-_-;」
参りました。最終日にこれですかい。どーすんのこれから。
自宅のベッドなら再度潜り込む所だが、ここは寝台である。起きなければならない(^^;
フラフラになりつつ着替え。この感じはやはり風邪だろう。かなり熱っぽい。
やっぱり知床のスキーが堪えていたのかもしれないな。チッ(-_-;
風邪引いた上に全身筋肉痛にも襲われているようだ。超最悪(-_-;
なってしまったものは仕方ない。仕方がないが、予定も崩せない。崩すつもりもないが(笑)。
今日は殆ど乗りっぱなしだから、じっとしてれば多分平気だろ。・・・多分ね(^^;
05:50 札幌着
着きました札幌。これでフリーキップは完全に使い切ったぞ。頑張ったな。
さて、まずはコインロッカー行って荷物回収してから切符買ってこなければならない。
旭川方面に普通列車行くには一番列車で行くしかないのである。二番はないのだ。
15分しか余裕がない。急がなければ。
ふらつく身体に鞭を入れてホームを降りる。
TIAMO「・・・はぁはぁ(-_-;」
びびりつつ自動改札を通過。フリーキップの期限は切れてるから弾かれるかと思ったら、
ちゃんと通過できた。ふむ。
荷物を回収した後、みどりの窓口へ向かう。
TIAMO「ぐっ・・・、お、重すぎる(涙」
もうこの中身には用はないのだが、これから外のコンビニ行って宅配頼めるだけの時間がない。
もって歩くしかないのだ。
TIAMO「一日散歩切符お願いします」
この旅二回目の一日散歩切符をGET。土日だけしかつかえないから、今日逃すともう駄目なのだ。
今日が土曜なら一日休む所なんだだが、仕方ない。頑張るしかない(-_-;
この切符は普通車指定席は乗れないのが残念だな。
すぐにホームにあがる。居た居た。唯一と言ってもいい旭川行だ。
TIAMOは滝川で降りて今日も富良野方面に行くつもりである。今回は根室本線経由だ。
すぐに乗らねば。もう出発時間まで5分もないぞ。
06:06 函館本線 札幌発 旭川行
出発。そこそこ乗ってるかな。休みだけあって学生風@私服ばっかりだ。
TIAMO「・・・・・う゛う゛だるい(TT」
昨日ぽっぽや号乗っておけば今日はゆっくりできたんだよなあ。まさかこんな展開になるとは(-_-;
車窓を眺める気力もない。おそらくこの感じだと38度は越えてるぞ。
ぐったり。半死人のような顔で滝川到着をひたすら待つ。
う゛ーんう゛ーん(-_-;
08:00 滝川着
到着。すぐに富良野行の快速に乗らねばならない。5分しかないのだ。
既に富良野行が待機中。お馴染みの車両です。今日は全部これになるのだろうかやっぱり(笑)
立ちだと倒れてしまうかもしれん。どうかなと思いつつ乗り込んでみると、空いていた。ふうよかった(^^;
08:05 根室本線 滝川発 富良野行
発車。ここから富良野迄は約1時間。富良野はいいのだが、問題はその先だ。
ぽっぽや号を富良野で乗るか、それとも落合で乗るか。悩みどころである。
富良野で1時間も暇ぶっこいてないといけないのだ。落合でも似たようなものなのだが、
富良野で撮影するよりも、落合で撮影した方がよさそうな気がする。
うーん、やっぱ落合にすっかな。うむそうしよう。
決めた所で外を眺めてみる。なんかこの沿線は昨日通った富良野線よか建物が多いな。
外見てもつまらん。まーいいかだるいし。ぐったりと休むことにしよう。
・・そろそろ終点が近づいてきたようだ。もうすぐ富良野だぞ。
外はこんな感じになってきた。今日は昨日より天気はよさそうだな。
09:07 富良野着
ここで帯広行に乗り継がねば。既にホームで待機中の旭川発帯広行に飛び乗る。
TIAMO「・・・・・・・・」
まじですか(泣)。すっごく乗ってます。これはどうあがいても立ちです。しかもデッキで(-_-;
09:10 根室本線 富良野発 快速狩勝 帯広行
出発。グッバイ富良野。ここから見えてる怪しい列車がぽっぽや号だ。
落合まではここから50分程。このぐらい我慢我慢。ちなみに今日も十勝岳はNGでした。
・・・・ふうふうふう(-_-;
暇だしだりーし暑いし立ちだし。吐きそうだ。超最低(-_-;
なんでこんな事してんだと自問自答してしまいそうになるが、やり残した事がある以上、
放り出す訳にはいかないのだ。げっそり。
暫く進むと湖のようなものが見えてきた。これが金山湖かな。ただの雪原だけど(笑)。
結構デカイなこれ。スノーモービルが走った跡もある。氷の厚さもあるようだ。
ってゆーか、ここって一駅一駅の距離がやけくそにあるぞこの区間。
新得←→落合が最長区間だったっけか。頷けるなこの感じなら。
駅に着かないと扉が開かないので車内の空気が入れ替わらない。ますます気分悪くなるTIAMO。
はやくつけーーーー、はあはあ(-_-;
10:01 落合着
やっとこさ着いたよ落合。切符見せて下車。さいなら狩勝号。
ふうむ、これが落合か。予想通りな駅だなあ(笑)。勿論無人です。待合室もかろうじてあるが、
暖房ありません。チッ(-_-;。充電器をコンセントに突っ込んでじっと耐える。
ここで1時間耐えなければならないのだ。
ぞくぞくぞく
い、いかん。やばいぞこの空気。じっとしてるとこの体調ではかなり堪える。このままでは冷えてしまう。
仕方ない。外でもうろつくか。外に出ようと手袋を探す。・・・・ありゃりゃ?
ない。どこにもないです。帯広行に乗ったままにしてしまったようだ。がぁん。
この旅で苦楽を共にしてきたmy手袋とここでお別れか。立派なゴミになってくれよ(涙
外に出てみるが、何も無いことは言うまでもない。線路に平行している道路には何軒か
店と思われるような建物があるが、扉は堅く閉ざされたままである。基本通りです(-_-;
なんか外の方が待合室の中より暖かい感じだ。仕方ない太陽のお世話になるか。
陽の当たる場所に座り込んでぼんやりすることにした。
ふう・・・。雪の照り返しでわりと暖かい。今日は風が無いのが救いだな。もしここで吹雪だったりしたら
大変な事になってるぞ。・・・しかし静かなトコだなここは。する音と言えば雪解けの水が
したたり落ちる音だけである。
ぼんやり
不意に列車が通過していく音が聞こえたので振り向いてみると、去年厚内で目撃したカニ号が
落合駅をすっ飛ばして行くところだった。季節ものじゃなくて年間通してあのカラーリングなのですか(^^;
・・・列車の時間が近づいてきた。ホームに行って待ってるとするか。
幾寅方面に注目してると、スルスルと近づいてくる物体を発見。やっとおでましです。
停車した列車からは二人しか降りてこなかった。この列車はここで折り返しだから、
まあこんなもんでしょう。とりあえず撮影しとくとするか。ぽっぽや号1・2
ちなみにTIAMOは某映画も見てないし、興味もない事を予め申し上げておきます(笑)
しかしやけに古くさいなこの車体。・・・・キハ12??なんだこりゃ?
乗り込んでみると車内はこんな感じであった。外観から想像しがたい車内である。
なんかやたらと慣れ親しんだ光景のような気がしてならないんですけどこれ(笑)。
車内には色紙とキハ12の説明書きがある。撮影風景のビデオも流れています。
なるほど、キハ40ベースに大昔の車体を再現したのか。外見だけ。
どうりで見覚えがありすぎる車内な訳だ(笑)
ふと気になったので形式プレートを見てみると、ありゃりゃ(^^;。貼ってありますよ旦那。
・・・なんか見てはいけない物を見てしまったような気がする(^^;
11:20 根室本線 落合発 快速ぽっぽや号 富良野行
結局新規の乗客は来ず。3人だけで富良野行であります。出発と言ってもTIAMOは幾寅で降りる。
たったの一駅です。したがってすぐ到着。入線狙ってカメラ構えてる人が結構いたが。
ホワイトアウトで写っていなかった(^^;。
11:32 幾寅着
着きました幾寅。ここでTIAMOは新得方面にタッチアンドゴーをかます予定。
T&Gと言っても、30分の余裕がある。オブジェを見て回るには十分だ。
で、これが幌舞駅。今乗ってきたのはこれ。なんかシリアスな駅かと思ったら、
後ろのスキー場から軽薄なJPOPが流れてくるのでなんか笑ってしまうぞ。
少しするとぽっぽや号はするすると出発し始めた。なんか車内で口パクをやっている
オバチャンが目に入る。なぜか大慌てである。その視線の先には外で撮影に没頭しているオッサンがいた。
なるほどそういう訳か(笑)。オッサンもワンテンポ後に出発していく列車に気がついた。
さてどうするオッサン?。するとオッサン、猛ダッシュで運転席の横に辿り着き、運転手にアピール開始。
結局、無事に列車を停めることに成功してしまった。あきらめが悪いぞオッサン(笑)
ちなみにTIAMOは閉まる扉に方脚を強引にねじ込んで特急を停めた事がある(^^;
外にはトイレがある。勿論BTNだろと確認しようと思ったが、扉には鍵が掛けられていた。チッ(笑)
セット1・2。駅もセットなのかやはり?。駅以外はみんなハリボテ同然。中を覗くとからっぽです。
からっぽだけど、何故か土が大量に放り込んである。倒壊防止の為かな?
それなりに造ってあるが、無理に古っぽく造ってあるから近くで見ると3Dゲームのテクスチャのような
わざとらしさを感じてしまう(笑)。さ、外はこんなもんだろう。ホームで列車待つとするか。
しかしなんでここはこんなにホーム長いんだ?。単行しか走らない筈なのにな。不思議だ(笑)。
お?遠くに見える信号は今となっては珍しいタイプの信号だ。近づいていって撮影。
これもセットかなやっぱり。
11:43 根室本線 幾寅発 釧路行
この列車は滝川発釧路行。その筋では有名な普通列車である。有名とは言っても、キハ40ですが(笑)。
この列車で新得迄行く予定です。新得はこの切符の境界の駅だ。
ここから2駅だが、50分もかかる。暫くゆっくりするとしますか。ふう。
落合通過。ここからトンネルが多くなる筈だ。トンネル内をずっと注意してると、カンカンカンと
踏切と同じ警告音がした後、線路が出てきた。これは石勝線だ。暫く平行した後に合流完了。
特急だと全然わからなかったが、キハ40だとよくわかった(笑)。なるほど。
トンネル内で異なる線が合流・分岐するってのは珍しい。
トンネルを抜けると左右に大蛇行。キハ40でもかなり傾く。軌道もちゃんとスーパー用になってるんですな。
JREとはエライ違いである(笑)。十勝平野も見えてきた。新得迄もうすぐだ。
この石勝線は今回は最多利用線になるんだな。夜が殆どだが(^^;
などと考えつつ外を眺めてると間もなく到着とのアナウンスが入った。
するといきなりSLを発見。これは写しておかねば。頑張れX110!。撮影成功(笑)。
これはD51ではないですか。どうせならこれ動かして欲しい気がする。
このSLに再び火が入る事はあるのだろうか。C11よりこっちのがいいなあ。
12:34 新得着
着きました新得。何度も通ったが、実際に降りたのは今回が初めてだ。ご苦労さん釧路行
わりと小綺麗なトコですね新得駅。早速名物らしい新得ソバなどを喰ってみた。
もぐもぐ
・・どこにでもある味なのに名物と言われる品は日本中に溢れているが、これも例外ではないようだ(笑)
さて、ここで少し時間取れる。やっとこさこのうざったい大荷物とオサラバできるぞ(^^;
駅前に宅配やってるとこを発見。すぐに発送手続き完了。¥1480だったかな?
まあこんなもんでしょう。食料も少し調達。何故か駄菓子が売ってるのが気になる店だった。
ふーすっきり。これで足枷を外せたぞ。体調は相変わらず悪いが、なんとかなりそうだ。
そうそう、フェリーを聞いておかないといかん。この体調でフェリー乗るのはいやだが仕方ない。
東日本フェリーに電話する
TIAMO「あのー、今日空きありますよね?」
担当者「・・・日曜日は休航です」
TIAMO「はっ?」
担当者「ですから本日は休航です」
TIAMO「・・・・・・・・」
担当者「もしもし?」
TIAMO「・・・・・・・・」
担当者「もしもし!?(-_-#」
TIAMO「はっ!?すすすすいません。わかりました。」ガチャ
どうやら一瞬意識を失ってしまったようだ。卒倒しそうになってしまったぞ(-_-;
日曜日が休航なんて最初からわかってたじゃんか大体。なんで気がつかなかったんだろう(笑)。
楽しくなってきたではないか。出ないものは仕方ない。ちょっと考える必要があるな。うーんと、
室蘭〜フェリー〜青森→長距離バス
北斗星
AirDO
今日どっかで泊まって明日の夕方AirDO。昼間遊ぶ。
などが考えられる。うーむどうすっかな。まあいい。今日の予定消化しつつ考える事にしよう。
まだ時間あるしな。時刻表と睨めっこしてうなってると特急到着のアナウンス。
ホームを見てるとスーパーとかちが御入線。昨日と同じ183系かと思ったら、283系だった。
なんだこりゃ。どーなってんのJR北海道。するとこれ使えば散歩切符でも振り子でGOが出来るんだな。
しまったな。知ってたら選んで乗るんだった(笑)。
13:50、改札開始。ふっふ、ついにこの時がやって来た。改札で一日散歩切符を見せる。
改札員「・・・・新夕張で降りて下さいね」
TIAMO「へっへっへ、そりゃもちろんでゲス」
ここは普通切符で特急に乗れる特例区間のであります。なんか昔裁判した人がいたから
特例が出されたという話だったような気がする。普通列車走らすぐらいなら特急に乗せようって事です。
ホームで入線を待ってる時に待機中の車掌にちょっと尋ねてみた。
TIAMO「あのー、283系の最高速度って何qなんですか?」
車掌「えーと、スーパー特急の最高速度は全部130qですよ」
ふむなるほど。体感速度が高いだけなのかやっぱり。確か法律で130qって決まってるんだっけか?。
最高速度よか平均速度が高いのがスーパー特急@JR北海道の特徴って事ですな。
そんな訳でやってきました。スーパーとかち8号。昨日乗った奴と一緒です。
14:02 石勝線 新得発 特急スーパーとかち8号 札幌行
割と空いてます。最初間違ってガス車に乗ってしまったのだが、あっちは混んでいた。
普通は逆なんだがな。流石北海道と言うところか。車両先頭部に座ると、コンセントを発見。
ありゃま。これなら別にG車に拘る必要もなかったな(^^;
列車は元来た線路を今度は西へ向かう。すると信号所で特急待避を食らわされてる貨物列車を発見。
いつも18切符で割くわされてる貨物列車に普通切符でお返しができるとは。
よくやった一日散歩切符!(笑)。なんか妙に嬉しくなるTIAMOだった。
右側に座ったのでまたトンネルで分岐点の観察をしてみた。分岐するとこちらはすぐに外。
もしかすると根室本線が見えるか?と注意してみると、なんとか見えました。でもよくわからんなこれじゃ(^^;
トマム到着。スキー客が沢山乗り込んできた。昼間だとそれなりに使う人いるんだな。日曜だし。
サンタの格好したおねーさんも元気に仕事に励んでいる様子だ。
今日は天気いいから遠くのホテル群が見える。土地余りまくってるのに高層ホテル。
バブル期の流行だったよなこのタイプ(笑)。不思議なのは駅すぎてもゲレンデがある事。
ゲレンデはあっても不思議じゃないのだが、リフトが見あたらないのだ。どうなってんだここ?
スキーの跡はちゃんとついてるのだが、どうやって登るんだろう。謎。ヘリスキーなのだろうか。
暫く進むと停車した。どうやらすれ違うらしいぞ。外にはこんなのがある。
なんでこんなの建ってるんだ?金の無駄やんか。ここって昔は駅だったのか?。
列車をやり過ごして再出発。この区間はこれが非常に多いのだ。
さらに進むと今度はスーパーおおぞらまで待避させていた。凄いぞ一日散歩切符(笑)。
撮影を試みたが、今度は失敗した。通り過ぎてしまった(^^;。だがよく見ると楓駅が写っているではないか。
こりゃ凄い偶然だ(笑)。ここは後で来るつもりでいる駅である。盲腸のような駅です。
・・・つーか、ここで新夕張で降りずにしらばっくれてたらどうなるんだろか。検札来てないしな。
今までは100%検札は来ていたが、どうなのだろう。決まり通り新夕張で降りる予定だから
検証出来ないのが残念だ。
15:10 新夕張着
ふうついたか新夕張。1時間も特急乗ってられるこの特例区間はなかなかよいぞ。283系を選んで乗れば
結構楽しめそうだ。っていうか、この駅階段降りるのに引き戸が着いてるんですけど。なんだこりゃ(^^;
階段を降りていくとここにも横になれる台が設置してあった。先客が1名@鉄ちゃん風がいた。
無人駅の癖になぜかキヨスクが営業中。売り上げあるのかここ?(笑)
この駅は朝夕は切符売ってるらしい。ふむ。なんか変な駅だなここは。新夕張駅
こんなのもあった。もみじやま駅??。なんですかこりゃ。わからんが大昔の遺物だろう。
駅舎に戻って横になる。暫し戦士の休息だ。ふう・・・・・
ごろごろしてるとカウンターの上のパンフが目に留まる。おっと、これはAirDOのパンフレットではないか。
タイミングいいぞ(笑)。飛行機で帰るなら当然これになる。正規料金で羽田〜千歳なんて乗る気もしない。
これは貰って置こう。明日使うかもしれん。今日も時間的にはなんとか間に合うだろうけど、
今日は日曜日。空いてる訳ないです。うーん、どうしようか。
今日帰れない事はほぼ決まり。フェリー駄目になったんだから、それを生かさないとな。
時間が近づいてきたのでホームで待つ事にした。ホームで見た新夕張の街はこんな風でした。
で、入線。いつの間にかここもどこからともなく人が集まって来ていました(笑)。
しかも二両編成である。こりゃたまげた。そんなに使う人多いのかこれ?
15:58 石勝線 新夕張発 夕張行
ここから夕張までは30分。そんなに遠くないようだ。さっきの鉄ちゃんも一緒です。
かなりゆっくり走る。外は極普通の北海道って感じ。別にこの線は乗る必要もなかったのだが、
後の事考えると乗っていた方がいい。寒い中に居ると悪化しそうだし(^^;
16:26 夕張着
あっと言う間に夕張に到着です。線路はここでおしまい。ここで折り返しになる。
・・・・しかしここは。なんつーか、もう少しノスタルジックな駅かと思っていたのだが、駅舎はこれ。
なんですかこれは。なんか場違いなホテルがくっついてるし。・・うーむ、妙な所だな夕張。
さて、もうここには用はない。さっさと列車乗って待つとしましょう。今度はコレに乗ります。
こっちの車両は新夕張で切り離して楓に行くようだ。てことは、楓に行く人はここから乗るのだろうか。
16:34 石勝線 夕張発 楓行
全然乗ってません。ガラガラです。何故二両なんだJR北海道(笑)。
列車は再び新夕張へ。新夕張で降りるか降りないかで今日帰路につくかつかないかが決まる。
まあここまでくりゃ降りるよなやっぱ。3月のダイヤ改正でこの便はなくなる。最後のチャンスなのだ。
昨日のうちにクリアしておけばこんな事にゃならなかったのだが。まあ仕方ないな。
16:58 新夕張着
戻ってきました新夕張。今度はここで50分待ちです。なぜこれだけ待たせるのか不明だが、
楓駅の存在自体が不明だし。考えても意味なさそうだ。しかも千歳行迄30分も待機予定。
まったく謎な線ですここは(笑)。
暇なので外で切り離し作業見てると、係員がやってきてサボ交換していた。今度は楓←→新夕張に
変更。なんでだ??。さらに謎は深まるばかり(笑)。
乗り込んで出発待ち。当然誰もいやがりません。ひたすら待つ。さっきの鉄ちゃんは当然こっちに
来るものだと思ってたが、サボだけ撮影して千歳行で行ってしまわれた。ふっ甘いな(笑)
17:47 石勝線 新夕張発 楓行
やっとこさ出発。出発間際に若者が一人乗ってきた。この人も散歩切符風だな。なんとなく乗ってきた
って雰囲気がする。さてここから終点の楓迄はたったの9分。
アナウンス「ご利用有り難うございます。次は終点楓・・・」
始発一発目のアナウンスがこれだ(笑)。楓は朝夕に1便づつしかない非常に行きにくい駅として有名。
この駅も何時まであるかわからんし、今回は身体に鞭打って行っとく事にしたのだ。
17:58 楓着
信じられない事に、2分遅れました。たったの一駅で2分ですよ2分。どうなってんのこれ(笑)。
急いで撮影せねば。切符見せて降りる。もう一人もやっぱり散歩切符だった。つまりこの列車の売り上げは
ゼロって事でありますな(^^;。てな訳で楓駅。駅舎の中にノートがあるって話だったけど、見あたらず。
落書きも全然ない。綺麗に掃除されてしまったようですな。残念。だが一応URLを落書きしておいた(笑)
外に出て撮影。さてすぐ折り返しだ。さっさと乗らないとな。この光景は二度とあり得ない訳か。
朝1便しか無いって事は、朝使った人は列車じゃ帰れないって事だよな。
この駅が信号所になるのも時間の問題か(^^;
さっきの若者は撮影もせずに降りて乗っただけ。まあ人それぞれか。
18:04 石勝線 楓発 新夕張行
再出発。再び新夕張に戻る。なんかアホらしい気がするが仕方ない。
これで石勝線の新夕張〜新得迄、全部使った事になった訳だな(笑)。この区間は特に気に入った。
電車でGOで出ないかな。きっと面白いぞ。
18:10 新夕張着
この列車は追分方面に行くと思ったのだが、降ろされてしまった。車庫?に行ってしまった。
夕張から来る列車を待って接続するのかと思っていたんだが。わしゃ病人なのだぞ。とほほ。
また我慢を余儀なくされた。どんどん病状悪化してる気がするぞ(-_-;
今日はもう帰れない事が確定だから、どっかに泊まらないといけない。場所的には明日の事を考えると
苫小牧がやっぱりベストか。どこに泊まるかも決めてないが、何軒かホテルあったからなんとかなるだろ。
とにかく一刻も早くベッドに入って泥のように眠りたいのだ。マジで。げっそり(-_-;
18:29 石勝線 新夕張発 追分行
やっと出発。さっきの楓から乗ってきた車両はここでまた接続。面倒な事すんなら最初からホームに
置いておいてくれJR北海道(-_-;。ここから追分着いたらまた待たねばならない。追分から新千歳迄
特急使えば大した出費もなく苫小牧に早着きできるが、こんな特急ワープなぞプライドが許さん。
ひたすらぼんやりと追分到着を待つTIAMO。日記書く余裕もないのだ。だるくて。
19:06 追分着
やっと着いたか。ここで室蘭本線に乗換。待ち時間も結構あるが、今のTIAMOには逆にありがたい。
台の上に寝っころがって体力回復を計る。ふう・・・・・・(-_-;
最初は一昨日の知床の影響で筋肉痛かと思ったのだが、風邪の影響が関節に来てるだけのようだ。
動かすと痛む。まいったなあ。既に考える気力も喪失しかかっている。ぐったり(-_-;
さっきの若者は特急ワープをしたようだ。だがそんなことどうでもいい。わしゃ苦しいのだ。
20:25 室蘭本線 追分発 苫小牧行
やっと出発。考えてみれば、今回の旅で列車使うのはこれが最後になる訳だな。
超ベリーバッド(死語)な気分のまま終わってしまうのは不本意だが仕方ない。
この辺りでTIAMOは明日はレンタカーを使うと決めていた。体調に関わらず(笑)。
20:59 苫小牧着
戻ってきたか苫小牧。JR北海道ともこれでお別れだ。さて、早速宿探しをせんといかん。
このままだと倒れる(^^;。取りあえずロッピーで調べてみるか。ふらつきながらローソン到着。
早速検索してみるが、リストに苫小牧は皆無だった。チッ苫小牧め!(-_-;
ついでに飛行機も調べてみるが、やっぱ高い。やっぱAirDOしかないな(^^;
明日の朝の電話予約が賢そうだ。さて、足使って探すとするか。
やっぱりここはTIAMOの友、グリーンホテルだろ。すぐ隣りにはレンタカーもある。うむ決定。
フロント行って宿泊申し込み。料金はなぜか¥5000だった。どいう訳かしらんが、割引料金に
なってるぞ。ラッキー。
フロント「お食事はどうなさいますか?」
TIAMO「疲れてるんで多分ギリギリまで寝てると思います(^^;」
と言ってさっさと入室した。やっと休めるぞ。充電器をつっこまずに居られない自分にむなしさを感じる(-_-;
TIAMOは午前様5連発のサラリーマンのようにベッドにどっさりと倒れ込んだ。
TIAMO「・・・・・・・・・・」
TIAMO「・・・・・・・・・・」
TIAMO「・・・・・・・・・・」
TIAMO「・・・・・・・・・・」
TIAMO「・・・・・・・・・・」
へんじがない。ただのしかばねのようだ。
−10日目終了−
本日移動距離432.6q