1 | Brian Epstein Blues | 1'02" | |
2 | BACK IN THE U.S.S.R | 3'00" | from acetate |
3 | A CASE OF BLUES | 2'51" | |
4 | BLACKBIRD | 2'29" | |
5 | PIGGIES | 2'04" | |
6 | BIRTHDAY | 2'57" | from acetate+official take |
7 | YER BLUES | 4'15" | from acetate |
8 | MOTHER NATURE'S SON | 2'21" | |
9 | EVERYBODY'S GOT SOMETHING TO HIDE EXCEPT ME AND MY MONKEY | 2'32" | from acetate |
10 | CHILD OF NATURE | 2'29" | |
11 | HELTER SKELTER | 3'40" | from acetate |
12 | JUNK | 2'33" | |
13 | HONEY PIE | 1'59" | |
14 | OLD BROWN SHOE | 2'57" | getback session |
ここには、< WHITE ALBUM>として知られている、1968年におけるセッション
のいくつかのアセテート・バージョンを収録している.ここに含まれるいくつかの
サウンドは、我々を初めて、最も興味深い音へと導いてくれる.万が一、この2枚組の
アルバムが1枚に編集されていたとしても、これらの5曲は、おそらく含まれていただろう.
・・・Back In The U.S.S.R.・・・・[monaural]
このタイトなロックソングで、離陸・着地の音がSEの前に録音されている.
Everybidy&s Got Something To Hide Except Me And My Monky
もし"Birthday"が、ポールがイニシアティブを取った、原始的なラウドなロックンロール
とするなら、これはジョンによる、対照的な曲だ.この曲はカウントから始まり、モノラルテイクである.
・・・Birthday・・・・[monaural]
"Take 31"というジョンの声が入る.このロックンロールナンバーは一晩で完成した.
このポールのカウントで始まるテイクは力強く、オフィシャルリリースを打ち負かす.
・・・Yer Blues・・・・[monaural]
オフィシャルでは、リンゴの「TWO」というカウントから始まり、マスターテープでも
それが初めだが、このアセテートでは「ONE」から始まる.これは今までにリリースされたことの
ない、初音源である.今までずっと謎だった部分は、このテイクにおいてベールがとれた.
・・・Helter Skelter・・・・[monaural]
この騒々しい曲は、金属的なギターの音の中でのカウントから始まるモノラルバージョンである.
このハード・メタリック・ソングのステレオバージョンは" LORD OF MADNESS"に録音された.
オフィシャルリリースでは決して含まれなかった部分が足されたとき、美しさと衝撃が変わったが、
新しい発見と共に、パズルの断片が組み合わされた.アウトテイクはまるでジグソーパズルのようだ.
そして終わりはまだまだ見えない.
・・・・・masterdisc・・・・・
<レビュー>
某雑誌で、ここに入れられたアセテートが本物かどうかで物議をかもしだしたPrimal Colors.
masterdisc関係者へのインタビューにより、ここに入れられたアセテートはBIRTHDAY以外は
本物であることが分かった.BIRTHDAYについては、アセテートを入手したものの、
途中でどうしても長い間針飛びしてしまうので、カウントの後はオフィシャルテイクを
つなげたそうだ.実際、アセテートも、オフィシャルとほとんど同じだったそうなので、
アセテートだと思って聞いても間違いではないだろう.