看板を両手でさばっているのは中学も一緒だったU君。
その右上に大安寺の集落に通じる道が
写っています。私はこの道を通って矢坂山の麓へ
出て三門や跨線橋を通って通学していました。
校歌にうたわれている矢坂の緑とはこの山のこと。
私は短い期間でしたが、この集落にあった数学の先生の
家へ勉強を習いに行ったことがあります。先生の家で勉強が
始まるのを待ちながらふと部屋の外を眺めると
鶏頭の赤い花が数本咲いていました。先生の家では
女子1名と二人で二階の小さなテーブルで2次不等式のあたりを
習ったような気がしますが私は数学が出来なかった為、
今でも鶏頭の花と言うと当時の嫌な思い出が蘇ってきます。