CORBA(Common Object Request Broker Architecture)に代表されるような分散オブジェクト指向技術を用いる事で、行政内部に存在する様々な情報資源を有機的に結合することができる。CORBAでは、クライアントがサービスリクエストを送ったら、必要な機能を持つオブジェクトにそのリクエストを届け、必要な処理をさせることが可能である。
行政の持つ様々な情報や許認可などの処理手順をすべて、オブジェクト指向言語で記述していく事により、様々な行政情報が有機的に結合できるようになるはずである。
国民の間に急速に普及しつつあるインターネットを介しての国民からのサービスリクエストに自動的に応答するための「分散オブジェクト指向型の行政サービス人工知能システム」を構築する必要がる。
この場合でも、行政サービスの基本となる事実データの入力には、センサシステムで環境情報をある程度自動入力する事は可能であるが、高度な抽象的な情報の入力には、人間の介在が必要である。その仕事を、公証人と行政書士を合体した新たな仕事をする事実認定業者に任せるのである。
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