マーレラ

　　頭から後ろに向かって２対４本の大きなとげが生えています。また触角も２本あり、一本の先はブラシのようになっていました。

　　マーレラは海の底につもった泥の上を歩き回り、ブラシのような２本の腕で、生きもののかすや小さな生物などを集めて食べていたと考えられています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　胴体は同じ形をした節がならんでいて、それぞれに足がついています。そして、後ろに行くにしたがって節の大きさが小さくなります。このような体の仕組みはとても原始的なものと考えられていて、そのあとに進化した三葉虫やエビ・カニなどの祖先とも考えられます。