ナンタンいん石(Nantan meteorites)
西暦1529年に中国南部に落ちた鉄いん石で、落下場所が南丹(ナンタン)という町であったために、ナンタンいん石とよばれています。1958年に発見されました。84.6%が鉄で、ほとんど金属からできています。中国政府は1958年に、政策で鉄を大量に必要とするようになりました。ナンタンいん石を発見した農民ははじめそれを鉄鉱石だと思い、溶かして鉄にしようとしましたが、うまくいきませんでした。そこでその岩を地質学者が調べたところ、400年以上も前に落ちたいん石であることが分かりました。