[新馬戦の選抜基準]

新馬戦もJRA競馬である限り、着順管理が行われている筈である。
では、全く戦歴の無い(レース経験)馬をどのようにして選んでいるのだろうか...。
それは血統によってである。
そして、その血統による選抜基準は日本ダービーの規定を基本としたものであり、その基準を種牡馬の戦歴においてどれだけ満たしているかによって着順が決まる。

種牡馬の戦歴による選抜基準

・ダービー優勝歴あり。
・2,400m重賞(グレードレース)戦歴あり。
・GT(グレード1)戦優勝歴あり。

上記の3つが基本となっている筈である。
成功する種牡馬の殆どは、上記3つの基準の内2つを満たしている。

勿論、この血統ばかりを勝たせる訳にはいかない。そんな事をすれば、競走馬生産地に多大な影響を及ぼしてしまうだろうし、当然、この他にも幾つかの選抜基準が設けられているに違いない。
人間社会はコネと学歴、子供の一生に親の生きてきた経歴(戦歴)が必ずしも関係するとまでは言わないが、何らかの力が関係する場合も数多くあるのは事実承知の事であり、馬社会も又同じであろう。


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