幸せ過ぎるその世界は俺のもの…

 

絶対的な俺の世界は間違いだらけだけどすばらしいところさ…

 

今の俺に無い物を全て持ってる俺がいる…

 

今の一番幸せでも一番不幸でもない俺じゃない…

 

特別な俺だ…

 

 

 

 

俺がルールであり、悪い奴らは当然俺がやっつけてやる。

 

 

その世界で俺は美男子だ。

 

恐ろしく都合の良すぎる美男子。

 

そんな俺にカトウさんは寄り添ったり、

 

抱きついてきたりなんてしてる。

 

膝枕も必須項目だ…

 

 

 

焼けつくような暑い日に…

 

青空の下で…

 

木漏れ日がまぶしくて…

 

ちょっと風なんか吹く演出も忘れない…

 

そこでは、たまに喧嘩したりもして、

 

たまに俺はカトウさんを突き放すような態度をとったり、

 

冷たい態度をとって彼女を寂しい気持ちにしたりしたりするんだ…

 

そんなときに別のカワイイギャルが俺に近づいたりもする…

 

そこでカトウさんは嫉妬し落胆し膝を抱えたりもするんだよ…

 

 

 

 

もちろん雨に濡れてうなだれていたりもするんだ…彼女は…

 

そんな寂しそうなカトウさんに俺は優しく手を差し伸べたりなんかして、

 

「君だけだよ…」

 

とかなんか囁いたりもする。

 

愛し合ってる故、結局は元の鞘に戻り幸せ…

 

 

 

 

幸せだなぁ…

 

幸せ…