日時:1999年11月21日
ガミラスさん主催
参加メンバー:むんく、ZN,FLIPPER,mizuki、風見鶏
記録者:FLIPPER
どうも、むんくはにわっす。
11月21日に行われたサバゲーのレポートをするっす。
今回はある事情がともない、愛銃AK47が使用できませんでした(泣)。
でもその代わり「ケツの青い鉄砲隊」の隊長の俺…さんが快くM60をお貸ししてくださいました。
ここで改めて御礼を申し上げます。
つーわけで今回のメインは「KING OF 漢の銃、M60」となります〜。
「ムンク大ピ〜ンチ」
「軍用犬 ネギ」
注:この章とこのネギは関係ありません^^;
それは駐車場にて判明した事実であった。
「マイ銃がねえ…」
うにゅう。
朝から大ピンチである。
実はいつもサバゲー前日には、隊長FLIPPERの家に全員泊まり込みをした後
出発という事をしていたため、銃はFLIPPERの家に
預けっぱなしという形をとっていた。
しかし、今回は冬将軍の侵攻により「床ねり=死(つーか風邪)」という状態となっていたため、自宅から出発という形を取った。
その事がこのような事態を招いたのだ〜(説明終わり)。
「むんく、スマン、積むの忘れてた〜」
FLIPPERとMIZUKIがマジ済まなさそうに謝る。
ゆえに許す。
「いや〜自分の銃積むことしか頭に無くって〜」
…前言撤回。
まあ、すったもんだの挙句、
むんくの手にはFLIPPERが購入仕立てのマルシン製M92FMaxiが収まった。
行くぜ!!一日ハンドガンナー(泣)!!
この時のゲームにはサバゲ初参戦の友人であり特殊部隊シーモンジャ〜であるZNも参戦していた。
彼もハンドガン一丁でサバゲに挑む漢であった。
ぼちぼち参加するチームである()が集まり、その後ドンズル山フィールドに移動することとなった。
陣を張り終え、主催者のガミラスさんによるルール確認と説明が終わり、
AXELさんによるフィールド案内となった。
むんくはこのフィールドは初めてなのでもち参加。
しかし隣には何故かFLIPPERの姿が…。
何回も来ているはずなのに、何故?
その疑問はAXELさんの案内により氷解した。
「皆さん〜こっちのラインがフィールド限界です〜。ここを超えちゃうと誰かさんみたいに遭難しちゃいますからね〜」
「ここの岩山を越えてしまうと誰かさんみたく帰ってこれなくなるから〜」
「ここいっちゃうと誰かさんのように迷っちゃうことがありますので〜」
そう、この「誰かさん」というのはうちに隊長であるFLIPPERの事である。
詳しい事は割愛するが、FLIPPERは半年前にここのフィールドで大遭難をかまし, その時のメンバーに大迷惑をかけたと言う前科を持つ男なのである。
詳しくは()を参照してくれるとサバイビーな FLIPPERの姿が描かれている。
ちなみにこの一件でFLIPPERには銃殺刑が一回課されており、今現在(12月)は執行待ちである。
このような経緯によりFLIPPERは事ある毎に「誰かさん」として例に挙げられ、
散々言われ続けたのだった…。
みんなもこうならないように気をつけようね〜。
フィールド案内の方も終わり、さあそろそろ始めるぞという時、FLIPPERから借りていたM92FMaxiがいきなり作動不良。
その時は周囲の皆さんのお助けにより復活したのだが…
各々準備も整い、各フラグチーム毎に分かれた後、いよいよ開始のホイッスルを待つのみとなったムンクの心の片隅に一抹の不安がよぎった。
(また作動不良起こしたりして…)
ちょっと確認の為、近くに茂みに一発撃ってみる…ト、トリガーが引けねえ!!
ぱんぱかぱーん!!
予想大当たり〜(泣)!!
パニックに陥るムンクを余所に開始のホイッスルがなった!!
(え、もしかしてオレ今回アーム無し!?ということはオレ今回ランナー!? はしるひと!?)
大パニックである。その時ムンクの心の奥底には危機感と、ネタになるかも(笑)
という浅ましい考えがよぎったことは言うまでも無いだろう。
とりあえず敵地に体一つでの特攻をかけようとしたのだが、 FLIPPERがサイドアームのMC51を貸してくれたので通常通りのゲームが出来たのだった…。
「KING OF 漢の銃、その名はM60」
一ゲーム目が終了し、ムンクはかなりブルー入っていた。
FLIPPER所有のM92F(一回もゲームで未使用)
をいきなり逝かせてしまったからである。
皆さんも何とかしようとして下さったのだが、その場での修理は無理との事、
とりあえずムンクは手持ちの南部十四式(エアコッキング)で出る事に…。
となりにいたAXELさんが
「段々装備が貧弱になってくるね」
と同情してくれる。
うにゅう、確かに…。
どうしたものかと頭をなやますムンクに俺…さんが
「M60貸して上げようか?」
と声をかけてくれた…・・
って、え,M60!?いいんすか!?
「いいよ〜」
俺…さんはにこやかに返事をしてくれた。
俺…さん、アンタいい人だ、惚れたぜ。
「非常にうれしそうなムンク二等兵」
「もう止まらない」
注:誰か止めてください^^;
敵チームにもかかわらず、俺…さんは実に気前良く銃を貸してくださった。
陳謝。 取るものも取り合えず、ムンクはそのM60を手に取ってみる…
結構重く、かつデカイ。 その重量感と存在感にひたすら感激〜。
やはり漢の銃である。
しかし二回目のゲームの開始時間がもう迫っていたので
俺…さんに感謝しつつ下の開始ポイントに向かうのだった。
開始ポイントでは既に皆がスタンバってたので、遅れたことに恐縮しながらもスタート位置に着く。
ゲーム開始のホイッスルが鳴った!!
それと同時にダッシュする!!
作戦!?
無論突撃である(笑)!!
そのまま下の開始ポイントから見て右側にある小道にダッシュ!!
即座に身を隠しながらM60乱射!!
う〜ん気持ちいい(爆)。
ちょっとぱりぱり撃ちながら様子を見るが、地形が極端な坂道となっていることもあって、上からの兆弾がヒドい。
目の前の坂を勢い良くBB弾が跳ねて転げ落ちていく様は
「ちょっとまってくれ〜」
と突っ込みたくなるぐらいである。
結局そのゲームはそこから動けず、こちらの誰かがフラグゲットして終了したのである。
「固定砲台M60!!」
今回は上のフィールドからの開始で、風見鳥とコンビ打ちをする事になった
(今回は風見鳥と組む事が多かった)。
風見鳥の作戦としては、フィールド最上段から敵フィールドを狙い打つと言うものである。
今更ながらここでフィールド全体の地形を紹介しておこう。
フィールドは山に囲まれた傾斜のきつい盆地と言った感じで、
中央に石灰岩の山が突き立っている。
この地形のおかげで侵攻ルートは三つに分かれており、
先に出ていた傾斜のきつい一本道、山をぐるりと回る谷のよう な道、
中央の藪と山を突破する道に分かれている
(裏周りはその限りではないけど)。
開始のホイッスルと同時にフィールド最上部に当たる盆地の上まで駆け上がり、
藪の中に身を隠して銃を構える。
このポイントはフィールド全体を見渡す事が出来、
なおかつ射線が通るというおいしいスポットであった。
「攻撃開始~」
取り合えず撃ちまくることに…
が、ムンクは目が悪いので、敵はおろか味方が何処に布陣しているのかすら見えない状態。
うにゅう。どうしたものか…。
ま、いっか(笑)。
敵味方関係なく撃ち込む事に…
「当たったらごめんね〜運が無かったと思ってね~!!」
鬼の決断を下したムンクは人の隠れられそうなポイントを無差別に攻撃!!
…もうヒットしてようが.いまいが関係なし!!
…ダメじゃんオレ(笑)。
気分良く撃ちこんでいると、隣でまともにスナイパーしていた風見鳥が
「右側の死角部分警戒しーやー」
とナイスアドバイスをオレに言ってくれたのだが、
バーサーカーモードのオレには馬の耳に念仏である。
しばらく撃ちこんでいるとさすがに弾切れになり、給弾するべくM60のフタを開けて 持ってきた大ボトルで鼻歌交じりで玉をジャラジャラ入れていると…
ヒット~!
さっき警告されたにも関わらず、死角部分をまったくの無警戒で給弾していたムンクは当然のごとく狙い撃ちされたのである(泣)。
横で
「あ〜あそれいわんこっちゃない」な顔をした風見鳥があきれてこっちを見ている…。
はうっ。 しかも打たれた方向を見てみるとそこにはうちの団長が…
あんあたかぁ〜!!
しかもオレをヒットした後すぐにヒットされてるし。
なんだか仲間内な一戦でした。
「裏周りM60」
それは下側ゴールからスタートしたときの出来事であった。
前回と違うルートで行こうとしたむんくは、フィールドの山側ルートを風見鳥とコンビで行くことにした。
取り合えず当初の作戦はむんくが突撃して敵をあぶり出し、風見鳥がそれを撃破するというものであった。
スタートの合図と共に全員がダッシュをかける!!
当然ムンクもダッシュ!!
転倒(泣)!!
このフィールドに行った事のある人ならば分かると思われるが、
山側ルートの道はV字状になっており、 非常にダッシュしにくい地形なのだ〜。
なんとか体制を立て直そうとするむんくを尻目に風見鳥は…
猛然とダッシュ。
まるで三分前の作戦打ち合わせをを忘れたかのごとく…
おい!!支援要員が突撃隊員より前に突っ込むんじゃな~い(笑)。
完全に置いていかれたむんくは、
ハイカーストップもかかった事もあり手直なところで待機。
すると同じチームのハマグチさんと会った。
聞いてみると裏回りルートを進むとの事。
うむう、やはり漢は一度は裏道も通るもの。
やはりここはハマグチセンセにお願いして裏周りをしよう、いや、させてもらおうではないか!!
「いいよ〜、じゃ一緒に行こうか」
との快諾をハマグチさんからもらい、ルート変更!!
裏周りしゅっぱーつ!!
一分後、物凄く後悔しているむんくがいた…
なんじゃこの場所はぁああああ!!
石灰岩による約高さ1.5〜8Mぐらいの段々が延々と続く岩山、
それが裏周りルートの正体であった。
しかも場所によっては高さ15〜20mぐらいの崖まである豪華装備(なにがだ)。
もはや気分はアクションゲームの主人公(残機、クレジット0)である。
…死ぬって。
ハマグチさんが先に上り、ムンクが銃を持ってもらって登る。
これを繰り返し5〜7段位登った時、岩山の頂上らしき物が見えた。
…なんかいや~な予感がする。
今回はそんなに高い段でもなかったので片手にM60を持ちながら登る事にした。
片手で段を登っているその時、頂上の岩陰から人影が…!!
やっぱり敵が〜!!
しかし、今回はいや~な予感がしてたこともあり、迎撃準備は完了済みである!!
覚悟!! M60を構え…ようとした!!
でもね、片手で登りながらM60なんか構えられる?
オレ?もちろん敵を睨みながらヘッドショット食らっちゃいましたよ(泣)。
はう〜
「突撃M60」
ラストゲームと言う事もあり、オレ的にはアレがやりたかった…
アレとは何か?
無論特攻である(笑)。
漢なら、戦い散ってこそ華!!
つーわけで特攻要員を募集したところ、チームの約1/2が志願してくれた…
アンタ等漢だぜ!!
今回は下側からの攻撃と言う事もあり、
ルートはもちろん一番激しい戦闘が行われる右側の道路ルートである。
遮蔽物があまり無いところが男心をくすぐるナイスガイなルートだ。
ゲーム開始のホイッスルが鳴り響き、特攻隊員は全力ダッシュ!!
皆口々に、
「天皇陛下万歳〜!!」
「ハイル・ヒトラー!!」
などと絶叫しつつ突撃!!
もはや全員おバカさん状態である。
むんくは先陣を切って突撃!!
M60を乱射しながらの全力ダッシュである!!
遂に道路ルートに到着!!
おらぁ特攻じゃあああああ!!!
…あ? ぱすっ
むんくはにわ二等兵、
道路ルートにて三秒で死亡。
「速攻かい!!」
後ろから聞こえる後続の罵声がやけに清々しく聞こえる晩秋の夕方でした…(泣)。
これで今回のレポートは終わるっス。
「はいチ〜ズ〜^―^;」
今推敲していて思ったんだけど、コレってサバゲーのレポートと違うような気が…・
ま、いっか(笑)。
「ケツの青い鉄砲隊」の俺…さん重ね重ねお礼を申し上げます。
今回俺…さんがM60を貸して下さらなかったらこのレポートはまったくの別物
(「漢一匹ハンドガンナーが行く」等)になっていたでしょう。
どうもありがとうございました〜。 M60、いつかは持ちたい銃だねえ…。