![]() 明治43年築の駅舎 高架化された加古川駅 |
今日、久しぶりにJR加古川駅に降りました。高架化されてから初めての訪問です。改札を出てバス停から振り向くと駅舎は以前のままでした。この加古川駅の駅舎は、明治43年(1910年)に大阪・桜島線桜島駅の駅舎として建築されたもので、大正8年に移築されましたものです。桜島駅は終点であったため駅舎は左右に広くなっています。この駅舎は高架化によって取り壊される予定と聞いていましたが、貴重な木造駅舎として保存の要望が強かったのでしょう。 昭和48年に尼崎市から三木市に転居していましたが、初めて加古川駅から加古川線・三木線経由で乗車したとき、三木駅に着いて降りようしてもドアが開きません。故障かなと思ったらホームの客が手でドアを開けて乗ってきました。手動だったのです。阪神間では考えられなかったことですが、寒冷地では当たり前のことだと後で知りました。 現在の三木鉄道 |