連休の六甲・有馬
阪神芦屋の近くで(新生物発見?)
私たち家族は長男が中学校に進学する頃まで三木市に住んでいました。住宅の周りには田畑、森や林、小川や川原のある大きな川、小高い山、小学校の裏山には沢蟹等々自然環境に恵まれたところでした。そんな環境に影響されたのか私の息子たちは生物に強い興味を持っていました。夜中に寝ている顔の上を何か冷たいものが走ったと思い電灯を点けると、箱に入れていたイモリかヤモリが這い出していたり。特に二男は「理科博士」と小学校の先生から言われるほど、生き物のことを良く知っていました。大学院で「生命科学」を専攻するに至るにはこんな背景が寄与しているのかもしれません。
白龍滝(白石谷)
途中幾つかの滝があって「有馬四八滝」を構成しています。「白龍滝」と「白石滝」はコースから見ることができます。「大安想滝」や「百間滝」などは少し枝谷に入らないと見れないようです。3時40分に魚屋道から白石谷道に分岐して4時50分に白石滝、5時15分有馬温泉着。3人で「金泉」にゆっくり浸かって疲労回復。思い出に残る山行きができました。息子達に感謝。
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五月晴れの素晴らしい天気。久しぶりに親子3人での山行きとなりました。私も二男も体調が好調はいえない状況であるため、登りは交通機関を使うことに。阪神芦屋から阪急バスで「宝殿橋」まで行って、そこから最高峰経由で有馬温泉までが本日のコース。まず三宮の「サンマルコ」でカツカレーを食べて腹ごしらえ。阪神芦屋に早い目に着いたので芦屋川で時間調整。自然派の二男・三男は早速自然観察。赤い極小の虫が無数に動き回っているのを見つけてカメラに収めたる、甲虫の成虫、毛虫、トカゲ等々二人は興味深々、幼かった頃と変わりません。
ワタボウシ(芦屋川)
阪急バス「有馬温泉行」で「宝殿橋」バス停まで。標高700メートル程度、そこから最高峰930メートルまで上り。相当の手抜き登山です。途中頻繁に上空をヘリが旋回してましたが最高峰付近でホバリングして人を吊り上げていました。最高峰から「魚屋道」を一気に下る予定でしたが、二男の体調も大分回復してきたとのことで、コースを白石谷経由に変更しました。一度息子たちを案内したいコースでしたから。いつもは単独行で淋しい山歩き(特にこうしたマイナーなコースでは)ですが、さすが3人のパーティーとなると賑やかで楽しくなります。白石谷は谷筋に入ると風化が激しく崖から大小の岩が落下して谷を埋めています。コースも沢を歩いたり崩れかけの斜面を移動したり気を付けながら歩く必要があります。岩場をロープを頼りに移動するところもあり初心者が安易に取り組むコースではありません。
「金泉」で汗を流す
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Posted by Kenji Kato
at 12:51 AM KDT
Updated: 3 May 2004 10:42 AM KDT