イチョウの若葉 |
日曜日は、朝から雨で肌寒い一日となりました。桜も今日が見納めではないかと思いますがあいにくの天気。しかし、外に出てみると雨に打たれて街路樹のクスノキの新緑がひときわ目立ちます。 クスノキに負けずイチョウの枝からも可愛い若葉が顔を出していました。雨に濡れてみずみずしい新鮮さを見せています。 |
みずみずしいクスノキの新芽 |
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イチョウの若葉 |
日曜日は、朝から雨で肌寒い一日となりました。桜も今日が見納めではないかと思いますがあいにくの天気。しかし、外に出てみると雨に打たれて街路樹のクスノキの新緑がひときわ目立ちます。 クスノキに負けずイチョウの枝からも可愛い若葉が顔を出していました。雨に濡れてみずみずしい新鮮さを見せています。 |
みずみずしいクスノキの新芽 |
ユキヤナギは、バラ科シモツケ属の落葉低木。本州の関東以西、四国、九州に分布しています。庭木や公園樹として広く用いられています。ポートライナーの中公園駅と市民病院駅との間の遊歩道で,
ユキヤナギが枝一杯の花に覆われていました。繊細な姿をしていますがユキヤナギが自生するのは川沿いの岩場など水をかぶる場所や養分の乏しい場所だそうです。厳しい環境に耐える野性的な木でありながら優しそうな姿をしているのが魅力的です。 |
ユキヤナギ |
アメリカスズカケノキ |
アメリカスズカケノキは、日本で公園や街路樹として沢山植えられています。明治末期に渡来したそうです。4月ごろに、雄花と雌花が別々に頭状花序をつくります。「そう果」が多数集まって直径約3cmの集合果(鈴のような形をしてます)を形成し、果柄に1個ずつ付きます。 |
ポートライナーの「貿易センター駅」から東遊園地方面への道路に街路樹としてトチノキが植樹されています。1月前まで通勤経路であったため季節の移り変わりを眺めながら歩いてました。秋にはその大きな葉の枯れ行く様は美しいものとは言えず、朽ち果てながら散っていきます。冬の間は木立だけの寂しい姿です。しばらく前から冬芽に変化が現れてきていましたが久しぶりに通りかかると一本のトチノキが新緑の若葉を広げはじめていました。 トチノキは、もともと山地に生え大きいものは高さが30メートルを超える落葉高木です。冬芽は樹脂が多くよく粘ります。葉は大型の掌状複葉で対生、小葉は5~7個あります。トチノキの種子をすりつぶしてトチ餅などを作ります。トチノキの仲間で小ぶりなのがセイヨウトチノキ(マロニエ)やベニバナトチノキで生田新道の街路樹に植えられています。 |
トチノキの若葉 |
市民病院と自宅(右) |
この4月1日付の人事異動で神戸市中央市民病院に転勤することとなりました。1ヶ月前に糖尿病の仲間入りを宣言され、運動療法のため約30分の距離をウオーキングでの通勤を開始し、先週の金曜日には同病院で栄養指導を受けたところでした。 私の自宅は市民病院の真正面、バリアフリーで行けるところにあります。仕事と私生活は時間的・地理的にある程度の距離があってはじめて頭の切り替えもでき職場のストレスを家に持ち帰らなくてすむと思います。その意味では余り近すぎるのも考えものです。 とにかく4月からは生活パターンを変えなければなりません。特に血糖値を下げるための運動をどうするか、三宮で気分転換していたのをどうするかが当面の課題です。このブログの材料もまた変わってくることでしょう。 |
ポートアイランドのポートピア大通りの植樹帯にモクレンが咲き始めました。「日経パソコン」(2004.2.16)で久米繊維工業社長の久米信行氏が、ブログを始めるとただ毎日、漫然と生きているのでなく、日常のなかに素材を探して前向きに一瞬一瞬を味わうようになる旨のことを述べておられますが、私自身、この「四季のスケッチ」なるブログを始めだして、いつも何気なく通りすぎていた日常の中に不思議と季節を感じる風景を発見するようになってきました。これもブログの効用だと思います。
モクレンは中国原産のモクレン科モクレン属の小高木。ハクモクレンが幹が分化した高木性であるのに対し、生え際から多数の幹が出て灌木状の樹形になりやすいのが特徴です。シモクレン(紫木蓮)とも呼ばれ3月の終わり頃から4月の終わり頃にかけて咲きます。 |
ポートピア大通りのモクレン |
成長記録・柱のきず |
先日、私の家内の母が永眠しました。満80歳。戦中、戦後の混乱期を夫を支えつつ苦労を重ね、7年前に夫を送りこの度自身の最期を迎えました。本日の告別式で近隣の婦人が友人代表として弔辞を述べられましたが、胸に深く感動するものがありました。 長女を山口県に、次女(私の家内)を三木市(当時)にと、それぞれ遠方に嫁に出しました。長男が同居していたものの娘も孫も遠い地でおいそれと会うこともできません。嫁ぎ先で苦労しているかも知れない娘のこと、可愛い孫達のことをいつも心に留めていたようです。 家内の母は近所でも評判の世話好きで、出産・育児、嫁姑問題、親の介護のこと等々、特に他地域から嫁に来た婦人に親身になってお世話をしていたといいます。本人が言うには、遠い地で自分の娘が周りから大事にされ応援してもらえるよう、自分がこの地で自分の娘のように応援するのだと話していたことを弔辞の中で述べておられました。 こんな思いで娘のこと、孫のことを考えていたからでしょう、娘や孫が帰ると喜んで精一杯の歓迎をしてくれました。特に私の子供達は、我が家の都合でよく預けられることがありましたが、本人達は預けられることをむしろ喜んだものでした。 孫たちが実家に帰るたびにいつからか玄関近くの柱に成長の記録を残してくれたようです。そんな孫達も社会人になり結婚する年代になりました。先日、この柱の傷を子供たちと眺めていると過ぎ去った日々を思い出すとともに、この柱の傷の一つ一つを家内の母親はいつもどんな気持ちで見ていたのだろうかと想いました。遠くに住む我が娘や孫の幸せを祈るような気持ちで想う親の心が痛いほど伝わってきます。そして、そんなことを感じる年代になっている自分がそこにいることに気がつきました。 |
私は、小学校時代、大学生時代を阪神大物駅の近くで過ごしました。「大物(だいもつ)駅」は、阪神尼崎駅の一つ大阪寄りにある本線と西大阪線とが分岐する駅です。小学生当時は、西大阪線がまだ「伝法線」と呼ばれ、本線とともにまだ踏切のある鉄道でした。二つの線に挟まれた三角地帯に日紡工場跡が廃墟として残っており、子供たちの格好の遊びと冒険の場でした。伝法線を線路づたいに伝法駅まで歩き水没した大谷重工業の跡地の海岸でハゼやエビを取ったり泳いだり思えば危険な遊びをしてました。本線の北側には「大物公園」という野球グランドや相撲場もある比較的大きな公園で、鉄道敷との間が草原になっていて、ここで火遊びをしていたら火が広がり電車を止めてしまったこともありました。 阪神大物駅(左:本線、右:西大阪線) |
その後、伝法線は西九条まで延伸されて環状線と接続、将来環状線を越えて東に伸ばせるよう西九条駅は環状線より高い駅舎でした。新しい「西大阪線」には西九条と三宮を結ぶ「西大阪特急」が運行されました。途中の停車駅は尼崎駅のみで、大学生だった私はこの特急を気に入り阪急六甲まで行くのに三宮乗換えで通学したものです。
昭和40年代の末ごろに阪神本線、西大阪線の高架化が進められました。とともに尼崎駅近くにあった県立病院が「大物公園」に移転し、本線と西大阪線との三角地帯の日紡跡地が公園に整備され昔の面影はなくなりました。また乗車率が悪かったのか「西大阪特急」は廃止されました。西九条からの延伸も地元の反対で頓挫していましたが、最近「西大阪線」の近鉄難波駅までの延伸事業が着工され、2008年開通をめざして近鉄と阪神が接続され三宮と奈良とが直結される予定とか。「西大阪特急」で快適に通学した思い出が「近鉄特急」として蘇ることになります。身内に不幸があってここ数日間「大物駅」で乗降りする機会があり、そんな昔の出来事を思い出します。 |
3月に入って三宮の市役所・花時計前のコブシの木に白い花が咲いています。「♪♪こぶし咲く・・・北国の春♪♪」と歌われるように春を呼ぶ花で、冬枯れの街なかに色彩を呼び戻してくれます。コブシは、モクレン科モクレン属の落葉高木。樹高5~18mになり樹皮は灰色で割れ目がなく葉は単葉で互生です。葉の表面は緑色で裏面は帯白淡緑色で鋸歯はなく全縁で少し波打っています。葉に先立って白色の花が咲き、花の下に一枚の葉がつきますが、コブシによくにた「タムシバ」には葉がありません。神戸市内ではコブシがよく見られますが、六甲山系で多く見られるのは「タムシバ」です。六甲山系で自生する「タムシバ」をコブシと思い違いしてコブシを植樹したのかもしれません。「タムシバ」がカムシバ(噛む柴)に由来するように「タムシバ」の葉には芳香と甘みがあり山仕事の人々が口に入れてかんだといいます。六甲山高山植物園近くのドラブウエイに沿って植樹されているタムシバ?を見つけ早速その葉をかんでみました。しかし期待は裏切られました。コブシでした。六甲山に植樹するのだったら「タムシバ」が相応しいと思うのですが。
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花時計そばのコブシ |
新旧の葉が混在するクスノキ |
「クスノキ」の新旧交代の季節が来ました。「クスノキ」は、クスノキ科の常緑高木。常緑樹といっても葉の寿命は1年で、春に新しい葉が出る頃になると前年の葉は落ちて一斉に交代します。このため「クスノキ」は葉の量が少ないく常緑樹の中では明るい雰囲気を演出しています。神戸の街にはクスノキがたくさん植樹されていますが神戸のイメージを明るくするのに役立っているのかもしれません。5月の終わり頃から小さな花を咲かせ果実は秋に黒く熟します。古くからクスノキの材を蒸留した樟脳が防虫剤として使わました。クスノキの葉脈は、主脈と元の方から分かれた2本の側脈がはっきりしている「三行脈」に特徴があります。側脈との分かれ目にダニ室のふくらみがあります。 |
中公園のさくら | |
ポートアイランド中公園の桜が花を咲かせています。ポートアイランドでは中公園駅から市民広場駅にかけての遊歩道の桜が見ごたえがあります。遊歩道もこの桜も植栽されているのは「大島桜」。花が先に咲くソメイヨシノと違って、花と同時に葉も開きます。桜花爛漫という華やかな雰囲気よりも自然の美しさを感じる桜だと思います。 |
雨の神戸港 |
神戸は今日は雨。風も強く傘をさして神戸大橋を歩いて渡る気がしなくてウオーキングは休止です。午前中は貿易センタービルで研修。窓から雨の神戸港が見えます。震災直後、救援物資の医薬品を市内各所の救護所に配送するため、このビルの隣のサンボーホールを借りて「医薬品集積センター」を開設しましたが、困ったのはスタッフのトイレ。幸い下水は使えるものの水道がストップ。近くの海岸からくんできたバケツの水を節約しながら使っていました。21日に震災から初めての雨が降りました。桁の外れたポートライナーの軌道から溢れ出る大量の雨水がありったけのバケツに流れ落ちる光景に天の恵みを感じました。作業で汚れた手を水溜りで洗った日のことを窓の外の雨を見ながら思い出します。
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唐突に登場します。「ダレン・シャン」というのはダレン・シャンなる作者が自分自身を主人公にした物語です。ヤング・アダルト向けということですが、知合いの子供さんが夢中になっているとかで教えてもらいました。ページを少しめくると割りと面白そうで第1巻を借りて読んだらついハマッテ現在第6巻を借りています。 ストーリーは、子供のころにバンパイア(吸血鬼)の血を流し込まれて「半バンパイア」にされたダレン・シャンが、奇怪なサーカス「シルク・ド・フリーク」の旅をしたり、「バンパイア・マウンテン」で試練を受けたりしながら数々の冒険を体験するというもの。現在9巻まで刊行されてまもなく第10巻が発行されるとのことですので、どういう結末になるのかは私にはまだわかりませんが、結構面白い内容で暇をみては読みふける状況です。 |
ダレン・シャン(Ⅵ) |
今朝の神戸は少し肌寒い感じです。昨日とちがい神戸は快晴、黄砂の影響も殆どなく六甲の山なみもきれいに見えます(写真ではかすんで見えますが)。先週の月曜日から歩いての通勤を始めて今日でちょうど2週間をクリア。30分という短い道のりですが、歩きはじめると風景や風の感じ方で季節感を味わうことができます。体のためだけではなく心の健康にもウオーキングは得るところが多いようです。
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神戸港(神戸大橋から) |
庭の梅 |
小春日和に誘われて先日、岡山の閑谷(しずたに)学校を訪れました。シーズンは紅葉の季節ですから今は閑散としたオフシーズン。上郡駅から二駅目の「吉永駅」からタクシーで5分ほど。庭に数十本の梅の木があり満開で甘い香りを漂わせています。 閑谷(しずたに)学校は、寛文10年(1670)に、備前藩主池田光政が庶民教育を目的に開いた学校です。備前焼の瓦が美しい国宝の講堂をはじめ、敷地内の建築物のほとんどが重要文化財となっています。 創立以来、儒教精神に基づく教育がなされ、他の地域からの入学者も多かったそうです。 講堂 講堂の内部 |
石塀と火よけ山 学校の周囲を囲んでいる唐様の石積塀で重要文化財です。渓流沿いの山腹をめぐる敷地全体を囲っています。 |
聖廟前のカイの木 中国原産のウルシ科の落葉喬木で、ランシンボクとも呼ばれます。紅葉の季節には、左の木が赤く、右の木は黄色に色づきます。 |
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かつてメリケン波止場付近のはしけ溜りにははしけがひしめき合い、神戸港のいたるところにはしけが大活躍していました。はしけで生活(水上生活者)する子弟のための「水上児童寮」にも多くの児童が生活していました。港の整備とコンテナ化等ではしけは港からほとんど姿を消して、今は新幹線車両や大型機械を工場から船舶に積み込むためぐらいしか利用されていないようです。「水上児童寮」も数十年前に廃止されました。懐かしい風景を見ているとかつての神戸港が思い出されます。 |
先日から午後8時以降の車両の進入が規制されて、北野坂は1台の車もなく広々としています。カラス族がしつこい客引きをして不愉快な思いをさせられる北野坂ですが、車道を通ればカラスも追いかけてきません。それにしてもカラス族は観光都市神戸のイメージを壊します。なんとか追放する手段は無いものでしょうか。 |
広々の北野坂 |
![]() 開花を待つ桜 |
今日はうららかな小春日和。久しぶりに摩耶山に登ろうと家を出ました。先日来の黄砂で展望は良くはないですが、一歩登山道に足を踏み入れると日常の雑事を忘れて気分を転換できます。新神戸駅そばの布引滝への道から布引ダム、市が原、天狗道というおきまりのコースです。いつもよりペースを落として歩きましたが、しばらく歩いていなかったせいで、頂上手前で膝に筋肉痛が発生し足を休めなければなりませんでした。やはり継続が大切だと思います。
摩耶山山上の掬星台展望台で休憩。まだシーズン前か観光客の姿は少なようです。展望台の桜の枝々につぼみ達が待機中でした。(下の写真は掬星台からの市街地)![]() |
気象庁が一昨日初めて黄砂についての飛来予報を出し、11日から12日にかけ、西日本を中心とする広い地域に飛来すると予報していましたが、今日の神戸は黄砂に包まれています。
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黄砂に煙る神戸港(8:20am) |
フサアカシアの花 |
一昨日見かけた中公園の黄色い花をいっぱいに付けた樹木。何の木か気になったので通りがかりに観察してみました。房状に黄色い綿帽子のような花をつけていて、葉は2回羽状複葉でネムノキのような形をしています。調べてみたら、「フサアカシア」(マメ科、アカシア属)という名称で成長が早く公園によく植樹されるらしく「ミモザ」の名もあるとのことです。 フサアカシアの葉 |