雨の六甲・摩耶 2002年7月13日(土)霧雨

<コース>
六甲ケーブル山上駅 − 記念碑台 − 丁子が辻 − 三国池
自然の家 − アゴニー坂 − 摩耶ロッジ・掬星台 − 天上寺跡
摩耶ケーブル


霧のなかの山上ドライブウエイ


丁字が辻も霧のなか

2.丁字が辻が霧の中
 丁字が辻は、霧のため殆ど視界が無い。車が突然現れてくる。非常に危険だ。
 ここからはドライブウエイ沿いに設置された遊歩道や歩道があって安心である。



1.霧雨の六甲
 街は曇りで、山上付近が雲にかかっていた。体調不良のため阪急六甲より市バス・ケーブル利用の手抜き(足抜き?)登山。ケーブルで登る途中から霧に包まれ視界が悪くなる。
 山上駅から車に注意しながら丁字が辻方面へダライブウエイを移動する。こんな天候でも幾つかのグループに出会う。風がつよくガスが流れる。
 路傍のアジサイが霧吹きされてみずみずしくきれいである。


ガクアジサイ(記念碑台付近)


アジサイ(丁字が辻)



遊歩道(丁子が辻)


三国池〜自然の家間の登山道

 摩耶山全体にアセビの植生が多くみられるが、特にこの道にはアセビの木が多い。新芽が雨にぬれて鮮やかである。イヌツゲも多くなかには2mを超えるものもある。
 その他にも、コナラ、ヤブツバキ、リョウブ(鹿の子もようが特徴)、ミズナラ、ヤマハゼ、サンショウなどが多く見られる。

3・三国池から自然の家
 三国池そばから自然の家まで登山道。自然の家方向からは数百段の上り階段で嫌になる道であるが反対方向は下りで楽である。今日は霧のため道は薄暗い。

三国池〜自然の家間の登山道


イヌツゲ




ヤシャブシ
 ここから杣谷峠に至る道にはヤシャブシが多く見られる。


ハゼノキ?(調べ中)
 羽状複葉の木が多く何の木かわかりにくい。

4.出会った木々たち


クリ
 小さなクリの実が秋に向かって成長過程にあった。


カシワの一種?(調べ中)
 葉の形はカシワの仲間だがよくわからない。


コバノミチバツツジ
 花の季節は終わって葉の緑がきれいである。


ハナゾノツクバネウツギ
 シナツクバネウツギとユニフローラとの合いの子。街中にも歩道や分離帯によく植えられている。



自然の家前で見かけた横じまの入ったススキ


フサフジウツギ(ブッドレア)




何の木?(調べ中)


葉柄が長くナンキンハゼのような葉を持つ(調べ中)



杣谷峠近くで見つけた草木


霧の中の摩耶ロッジ(オテル・ド・マヤ)



天上寺境内跡に至る道

 悪天候のため5時を過ぎただけだが、天上寺に至る山道は鬱蒼とした暗がりであった。境内に至る途中で目の前に光が現れた。幻想的な風景である。
 長い石段を下ってしばらく歩くと摩耶ケーブル「虹の駅」、今日は少し手抜きの山歩き。

5.天上寺跡
 摩耶山まで来たが、体調がいまいちでロープウエイで下ろうと「星の駅」まで行くと、「強風のため運休中」の表示。それではバスで阪急六甲までと思い近くのバス停まで行くが、最終5時の便がたった今出たところ。停車中のケーブル山上駅行きの最終バスに乗ったが、せっかく歩いてきた分を引き返すようで歩いて下ることにする。


天上寺参道(摩耶ケーブル「虹の駅」の近く)