大月地獄谷から天狗岩 2001年10月7日(日)快晴

<コース>
渦森橋 − 荒神山堰堤 − 大月地獄谷 − もみじ滝 (工事中迂回路)
− 天狗岩


渦森橋から住吉霊園への道路


大月地獄谷への分岐(車の右に進入路)

2.荒神山堰堤からスタート
 最初の荒神山堰堤とすぐ川上の第2堰堤を右から越えて川原に出る。しばらく川原を遡行。夏の間に茂った雑草に埋まっている。
 小さな堰堤があり、右を越える。谷川の流れを左に渡りしばらくの沢歩き。


1.2回目の大月地獄谷
 暑さも和らいできて、5月に続いて2回目の大月地獄谷遡行を試みる。阪神御影駅で下車、駅前の田中屋で昼食のおにぎりを買って、渦森台行きの市バスにのる。渦森橋で下車。バス停からすこし戻って住吉霊園への道路を登る。
 10分ほど行った右カーブが大月地獄谷への分岐。車が何台か停車している。登山の人たちか。

荒神山堰堤を越えて雑草の茂る谷道を進む


三番目の小さな堰堤(右を越える)


谷筋で見かけたフサフジウツギ


沢づたいに遡行する

3.第3堰堤
 第3堰堤を左から巻く。堰堤の上は水がいっぱいで左の崖を登り越える。コースをとりにくい。
 10分ほど行くと左右の谷にそれぞれ堰堤が見えてくる。左は枝谷の大西谷、右側の堰堤方向へ進む。
 「A−3」の表示が右手にある。




第3堰堤(左に巻く)


左右に堰堤(右の堰堤に進む)


A−3ポイント(右へ進む)


小さな堰堤(左を越える・タラノキに注意)

5.紅葉谷堰堤
 紅葉谷堰堤を越えると谷が開ける。左の方を進む。しばらく沢を歩くと左に「A−4」の表示が現れる。さらに大きな堰堤、左から高巻くがきつい。10分ほどで越え再び沢を進む。
 10分ほどで紅葉谷第2堰堤、右から越える。

4.もう一息で核心部
 「A−3」ポイントを右へ。擁壁を補強した側面を谷に下る。
沢の石積みを渡りながら進むと小さな堰堤、左のロープを頼りに越える。バランスをとるもに思わず握った木は一面トゲだらけ。タラノキか。
 小さな堰堤を右に左に越えると巨大な堰堤(紅葉谷堰堤)。

巨大な堰堤(正面だが写真では見にくい)左に巻く


谷筋で見かけた花


谷の右側をロープづたいに歩く


紅葉滝(右に巻き道)すぐ後ろに堰堤

6.紅葉滝
 第2堰堤を越えて、谷の右斜面の岩伝いに進む。ロープが張ってある。しばらく行くと滝が現れる。紅葉滝との表示。滝身は登りづらいので左の斜面のルートを伝って滝の上に出る。


紅葉滝の上の川原で見かけた花


紅葉滝の上の川原で見かけた花


紅葉滝の上の堰堤の左をアングルで登る


工事中で堰堤から谷には降りられず(ここまで来て!)


8.天狗岩
 回り道をどこまで行っても降り口はなく登るばかりのコース。とうとう崖の上に出る。地獄谷に向かって崩落しそうな断崖が見える。この危険を防止する工事のようである。簡単に終わりそうな工事ではないようだ。

7.「回り道」
 また、堰堤。左手のアングルを登る。この堰堤を越えると鉄製の堰堤を抜け地獄大滝まですぐそこ。
 しかし、堰堤の上に「工事中進入禁止」の表示。左の斜面への回り道を通るよう誘導している。

大月地獄谷左側の断崖(崩落の危険)


崖の上からさっきんの堰堤を望む(右下)


谷の右側(紅葉が始っている)


9.心残り
 そのまま尾根道を進む。途中、谷に下る険しいルートがあったが、そうとう登ってしまっているので、谷に下る意欲はもう無い。そのままのルートをたどると六甲有馬ロープウエイの天狗岩駅に出た。
 天狗岩東尾根道と出会い、サンライズドライブウエイをケーブル山上駅まで歩く。
 秋の風情は感じることはできたが、肝心の核心部には到達できず、満たされない気持ちでの下山となった。



結局、ロープウエウの天狗岩駅に出る