炭ケ谷道から石楠花山、トエンティクロス 2003年1月4日(土)晴れ時々雪


1.谷上駅下車、神戸電鉄沿いに東方向へ

2.川に出たら神戸電鉄のガードをくぐる

 谷上駅を出て神戸電鉄の線路に沿ってしばらく歩く。志染川に出合う。左岸(南側)の道を進むと有馬街道に出る。以前は工事中で歩道が無く交通量の多い道は危険であったが、歩道が整備されていた。炭ケ谷道の入り口まではすぐである。

1.今年初めての山歩き
 昨日は雨だったが、今日は天気に恵まれる。久しぶりの山歩きにいつもの二男が付き合ってくれた。
 三宮から地下鉄で「谷上駅」まで。炭ケ谷へほ、ここで神戸電鉄に乗り換えて「花山駅」からが歩く距離は近いが、経費節減で谷上から歩くことにしている。


3.ガードの先に炭ケ谷道の入り口が

4.炭ケ谷道の入り口


5.登山道を道なりに進む(宅地造成地の東端がルート)

6.すぐに山道

 炭ケ谷道の入り口から5分ほど歩くと阪神高速道路北神戸線。案内にしたがってその下をくぐる。谷づたいの山の斜面の山道を進む。このルートにはあちこちに「炭ケ谷」の案内表示がある。

2.炭ケ谷道から石楠花山
 谷上駅から15分ほどで炭ケ谷道の入り口。川沿いに登山道がある(宅地造成地からも進入できる)。舗装された登山道をしばらく登ると急に狭い山道となる。
 落ち葉で敷き詰められた山道を進む。


7.入り口から5分ほどで阪神高速北神戸線

8.炭ケ谷道は道標が整備されている


9.二股に分かれた道を右に(先で合流する)

10.炭窯跡で一息

 登山道の傍らに炭窯跡の案内板があり、そのそばの斜面に窯跡が残っている。付近はコナラなどの雑木林で、昔はこのあたりの木を焼いて炭を作っていたようである。炭ケ谷の名前はこのことに由来しているのだろう。
 山道を通り抜けると沢の中を進むルートとなる。まわりの斜面が崩壊こまかい砂利になって谷を埋めているので歩きやすい。


3.点在する炭窯跡
 炭ケ谷道入り口から10分ほど歩くと道が二手に分かれる。その先に「炭ケ谷砂防ダム」があって、左手の道を行くとダムの手前で階段を登ることになる。右手の道(プレートのある方)がなだらかで楽である。すぐに正副二つの第2ダムも通過。谷沿いから山の斜面を登る坂が続く。天気の良い日は木漏れ日の素敵な杉林の道である。


11.炭窯跡の案内板

12.炭ケ谷道の最後は沢を進む


13.炭ケ谷最上部で見かけた霜柱

14.石楠花山、烏帽子岩方面への分岐

 山頂付近でこれまでパラついていた雪が急に吹雪いてくる。あたりがみるみる白くなっていく。石楠花山は標高652m、二等三角点が設置されている。吹雪の中を記念撮影。山頂からしばらく行くと展望台がある。2階建部分が屋根になるので、これを雪よけに昼食のおにぎりを食べる。手がかじかんでくる。

4.石楠花山
 炭ケ谷道の入り口から1時間ほどで、稜線に出る。前日からの冷え込みであちこちに霜柱が立っている。すぐに烏帽子岩、石楠花山への分岐。林道を通らずに山道を石楠花山まで行くため、烏帽子岩方面に進み烏帽子岩の手前から左手に進路をとり石楠花山頂へ進む。分岐点にはテープや表示があって迷うことはない。


15.石楠花山頂上(吹雪)

16.石楠花山頂近くの展望台にて昼食


17.黄蓮道からトエンティクロス(森林植物園東口)

18.森林植物園への飛び石渡し

 八州嶺堰堤を過ぎ、トエンティクロス、森林植物園への入り口に着く。黄蓮谷道と徳川道との出合いから10分ほどの距離である。
 トエンティクロス(Twenty-Crossing)は、漢字で20渉。このルートは谷川を横切る箇所が多いことからこのように呼ばれたのだろう。現在は幾つも堰堤ができて10箇所ほども無い。
 徳川道を整備したときに、谷川を横切る箇所に「飛石渡し」といわれる石を川原に並べたことを示す案内板がある。


5.黄蓮谷からトエンティクロス
 展望台から西方向に丸太の階段の坂を下る。天気の良い日は素晴らしい展望がひらけるルートだが、今日は雪で視界が悪い。ドライブウエイ(明石神戸宝塚線)を横切り黄蓮谷を一気に徳川道との合流点まで下る。黄蓮谷道は松の落ち葉でじゅうたんのような道である。展望台から30分ほどで徳川道との出合い。


19.飛び石渡しの案内板

20.トエンティクロスには渡渉が多い


21.分水嶺越えへの分岐点

22.天狗道への入り口(市が原はすぐ)

 布引ダムを通過する度に写真で紹介しているが、ダムの改修工事がどんどん進捗している。ダム底の浚渫も進んでいるようでだいぶ深くなっている。軟弱地盤用の巨大なキャタピラを付けたユンボがめずらしいのでカメラに収める。

6.布引から新神戸
 トエンティクロスを20分ほど下ると分水嶺越林道への分岐点。ここでツーショット。さらにトエンティクロス道を15分ほどで天狗道との分岐。すぐに市が原を通過する。


23.改修工事の進む布引ダム

24.同上(巨大キャタピラのユンボ)