鈴木邦男氏が9・2についてコメント出しました。実物はこちらです。まず先に、全文読んでみてください。
あまりに長いので全部引用せず、まず最初にあまりにウソが過ぎるところだけ取り出して一応反論しておきます。
ところが、ヘルメット集団をはじめ、前に陣取った連中はまだわめきつづけている。中には「右翼のクセになんだ」とか、「お前も宮崎の仲間だろう」といってる奴がいる。卑劣なスパイをかばうのか!」と言う奴もいる。僕もカーッとなった。「お前らの意見を取り上げて、発言させてるじゃないか。それなのになんで俺に喰ってかかるんだ! 宮崎は卑怯だと言うが、お前らも卑怯だ、そんなヘルメットやタオルで覆面して顔を隠して。そんなの取れよ。素顔じゃ何も出来ないんだろう。こうして集団で騒ぐ事しか出来ないんだろう、弱虫め! やる気があるなら一人で壇上に上がって俺と勝負しろ!」と挑発してやった。「鈴木さん、マズイですよ。騒ぎを大きくしないで下さいよ」と主催者に止められた。 |
おいおい、「ヘルメット集団」はそんなこと言ってないぞ誰も。「ヘルメット集団」の仲間が、とりわけエキサイトして「オマエだって一水会でメットに覆面だっただろうが!1対1で勝負したる!」と言ったのは事実ですが、「右翼のクセに」などとは絶対に言うわけありません。なぜなら、我々の仲間には右翼だっているんですから。(笑)
そして、そのエキサイトした仲間が実際クニーのところに1人で言ってそのあたり説明したら、クニーは「ごめん」と謝ったんですけどね。
まぁ、革マル派とか、古めの考え方のみなさんががそのようなことを言いそうなのはわかりますし、実際言ってた人がいるかも知れない。
ただ、今の鈴木クニーの主張内容を「新右翼だ」と言うのは、ちょっと実態を見ていないんじゃないか、とは思うのだけれど。少なくとも七篠個人はクニーをそんなに嫌いではないですよ。(^^)
鈴木クニーは、この種の「誇張」を自ら書いて、それがどんどん自分の中で「真実」に転化していき、よく舌禍・筆禍事件を起こすことで有名です。「SPA!」の連載でもたまにそれでトラブル起こしています。
それで後で「ごめん」と謝るのも、今回と一緒のパターン。
「鈴木クニーはその程度の人」と言ってしまうと、まるで「宮崎学はその程度の人」で済んでしまいそうになりますが(藁、もちろん、誇張・スパイ、どちらも許されないけどどちらかと言ったらそりゃ後者が圧倒的に「絶対に許されない」話なのであって。
さて、しかし、他のネタがなければこれをさらに掘り下げるところですが、この文章には、それどころじゃないものすごい問題が含まれているのです。
「そんな疑惑があるなら、この場で宮崎さんに喋ってもらったらいいじゃないですか」と僕は言った。「もし反対派が来るなら、壇上で公開討論をさせたらいい。僕が司会しますよ」と言った。「でも宮崎さんは来ません」という。バカな。こんな事で逃げる人ではない。以前、「いたずらビラ」におびえてロフトプラスワンに来なかった塩見孝也のことをあれほど批判していた人だ。革マルや中核のおどしに負けてこんな大事な集会を逃げ出す人ではない。「スパイ疑惑」もウソだろう。「いや、本当に来ないんです」と言う。
分からなくなった。皆、口が重い。どうもこうらしい。宮崎本人は「あくまで行く」と言い張った。しかし、「主催者の一部」が、そうしたら集会は大混乱になる。せっかくの集会を宮崎一人のためにつぶしていいのか……ということなり、無理に宮崎を降ろした。ということらしい。「そういえば昨日、『この集会に出るな!』という電話が何回もあった」と出演者は言う。「俺のとこも」「僕のとこもだ」と言う。そうか、わかった。僕の家にも一日中、無言電話、いやがらせ電話があった。このことだったのか。
(ボールド化は七篠による)
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…え??
欠席は宮崎本人の判断じゃなく実行委の判断だって?????
じゃ、司会者金井氏のコメント「宮崎さんは、個人的なトラブルを解決できず、出演すると政治的に混乱するため欠席」というのは何だったの????
まぁ、「クニーの言い分なのですぐには信じられない」、というのも根本的にあるのですが(爆)、我々は、宮崎の昨今の“盟友”である三上=味岡が、大慌てで宮崎に電話して「これから出て来れないのか!今後はどうするんだ?」とあわてふためいていたところを目撃しているのですよ。(この項詳細は改めて別ページにまとめる予定)
このあたり、どうつながるのか?
なんか「事実は小説よりも…」にどんどんなりつつあるなぁ……
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