From: melma00047438 七篠 <miyazaki_kyusatsu@chili.hot.co.jp>
Subject: 【宮崎ワッチ!】Vol.25 9・2実行委事務局、我々の公開質問状に回答(1)
Date: Mon, 15 Oct 2001 16:58:21 +0900

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【宮崎ワッチ!】Vol.25 2001/10/15
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●9・2実行委事務局、我々の公開質問状に回答(1)

 先週末から今日にかけて、我々の各方面に、9・2実への公開質問状に対す
る回答が送付されてきました。
 事前に漏れ伝わってきていた情報どおり、ノンフィクションライター橋本克
彦氏の個人署名文になっています。

 本来はサイト上に全文掲載するのが筋ですが、例によって多忙なため、すみ
ませんがここに全文を掲載します。

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宮崎「スパイ」問窺を糾察する会御中
焚火派9・2共闘御中
「サイバーアクション」著者グループ御中
津村洋(「国際主義」編集会議)様
『在』出版会・あおもり御中
豚産主義者同盟御中
ザーカイ(労組活動家)様
TAMO2(ケミカルエンジニア)様
黒目(ブルジョア・アトミズム・アクティビスト)様
noiz(Anarcho−PunkFederationJapan)様
北 仙台(テクニカルライター)様
末期社会主義研究会(市民)様
d k(学生/共産趣味者)様
井上光治(ハンドル名「協賛しゅみ゛者」)(茨城県取手市在住)様
猿猿(市民運動家未満)様
朝倉横堀(ITサラリーマン・共産趣味者・元共青同同盟員)様
梅田のんきち(黒いもぐら社)様
げいと−い(ライター/共産趣味者)様
鈴木康丈(学生)様
米長憲章(大学生)様
お手紙箱(ネットワーカー)様
小金井ゑぴす(焚火派・工員)様
近藤嘉彦(会社員・元共産主義者同盟叛旗派高校生フラク)様
(以下諸事情により略)

2001.10.10 橋本克彦\マガジンハウス「ダカーポ」編集部気付

公開質問状そのほかに答える
 この文章は私(橋本克彦)の文責である。
 なぜ、このような個人名の文章になったか、少々説明が必要なので、まずそ
のことから述べることにする。個人の文責によって疑問に答えること、という
こと自体があの会に集まった人々の気持ちをよく表している。あの会に参加し
た人々の最低限の了解事項とは、個人情報保護法案に反対するすべての人々が、
「個人で参加する」ということであった。
 その原則がこのような場合にも適用されることになる。
 ここで私が引き受けた役目は、団体参加問題に関する疑問と、宮崎学氏の参
加問題に対する回答である。
 日比谷野書の集会が、「集会の趣旨にご賛同いただけるいかなる団体、いか
なる個人も参加しえる」という原則であったにもかかわらず、その締め切り日
時を明示せぬまま参加団体の枠に制限を設けたことは確かに運営上の問題点で
あった。また、園貞・山田の応対にズレがあったことも指揮系統・連絡業務の
問窺である。その点はご迷惑をおかけした。
 集会にご賛同いただいたすべての皆さんにあらためてご寛恕願うものである。
 さて、宮崎学氏の公安調査庁スパイ疑惑の問題である。宮崎氏の参加におい
ても基本的原則は貫かれた。この法案に反対する人の個人参加ということであ
る。が、そののち公安調査庁との接触があったことが知られることになった。
 宮崎氏は今後、この問題に個人的に取り組まねばならない。私はそれに注目
するだけである。この場合も「個人」が優先される。
 あの会に集まった人々が宮崎氏と連帯して負わなければならない責任は、誰
の場合もまったくないと考える。
 この反対運動に何かほかのテーマを見ようとしても何も発見できない。また
何かを見ようと現実をふくらませるのも感心しない。もっと勉強しなければな
らない領域も次第に見えてきている。今後の見通しも含めて、ただひとつの法
案に反対する運動であることに変わりはない。たまたまノンフィクション作家
だの、編集者だのが集まって少しは世間が注目するかも知れないが、基本認識
は市民生活に触る悪法に反対する行動である。
 ともにできることを生みだしながら、今後とも反対の声を強めていきたいと
念ずる次第である。最後に、ご批判のすべてに対して御礼申し上げる。

以上
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 詳細な分析はこれから行っていきますが、ポイントとして

(1)「個人での運営」と銘打てば、非民主的・密室的な運営がすべて正当化さ
 れ、その内実を公開する必要がない、などというのは事務局のおごりだ
(2)「市民生活に触る悪法」という割には、市民に対しての訴えかけをする意
 志がなかったとしか思えない
(3)「接触があった」というレベルの話ではないことは宮崎も認めていること
(4)宮崎問題が「9・2の後に「知られる」ようになった」というのはどの世
 界の話なのか?(橋本氏個人が「知った」のが「9・2の後」というのな
 ら理解できるが)

 などを挙げておきたいと思います。

【編集後記】
 しかし、こんなくだらない回答しかよこしてこない連中に相対するのはいい
加減つらいところですが、やり始めた以上、やり切らねばなりません。
 今晩は、我々の資料集の作成作業でみんな徹夜のため、次号は16日深夜頃の
発行となりそうです。

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情報発信者:七篠薫(宮崎学「スパイ」問題を糾察する会)
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