●人民新聞よりの回答と我々よりの再質問状

　先日、我々が左派政治新聞である「人民新聞」あてに提出した、宮崎学スパ
イ問題に関する公開質問状に対し、２月６日、人民新聞編集委員会よりのメー
ルにて回答を頂戴しました。
　以下、全文を掲載します。

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宮崎学「スパイ」問題を糾察する会　御中

丁寧な公開質問状、拝受いたしました。
早速ですが、私達の回答を述べさせていただきます。

ご存じの通り、あれは「名刺広告」です。
昨年末、すべての読者に紙面他を通して「名刺広告」を募集し、本年も幸い約60団体
・個人の方にご協力いただきました。編集部としては、広告募集を行い、呼びかけた
方々からの応募であれば、掲載するのは当然だと考えます。
　募集しておきながら、応募してきた人に対して掲載を断るようなことは、それこそ
「何を考えてるんだ」と言うことになりませんか？掲載を断ることがあり得るのであ
れば、募集時に、こちらから条件を明示してから募集すべきです。「これこれの組織
は不可」とか、「こういう主張はダメだ」とか・・・。
　私達は名刺広告募集に際し、何らの条件も設けておりません。
したがって、応募してきた方の掲載をお断りすることは、いたしません。
以上です。

なおこの回答の公表は、（Ｂ）でお願いします。つまり、貴団体からの公開質問状と
ともに当方ホームページに掲載いたしますが、紙面は、物理的制約もありますので、
遠慮させていただきたいと思います。
それから、人民新聞は、貴団体の活動を妨害する意志は全くないことを申し添えてお
きます。

人民新聞社　　　people@jimmin.com
552-0023
大阪市港区港晴3-3-18-2Ｆ
電話　06-6572-9440　FAX06-6572-9441
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　先日、我々のことを「見識が疑われる連中」であるとし、さらに機関紙上で
もまたもや我々を揶揄する文章を発表するなど、居直りを強めているSENKI派の
姿勢に比して、格段に誠意のあるお返事がいただけたことについて、まず人民
新聞編集委に感謝します。
　また、このやりとりがWeb上とはいえ公開される、ということもまた、情報公
開という観点で敬意を表したいと考えます。
　その上で、いくつかの気になる点、および純粋に質問させていただきたい新
たな項目が浮かび上がってきたため、以下のとおり、再質問状を提出させていた
だきました。
　まだまだ宮崎スパイ問題は、運動圏内においても「決着」がついたわけではあ
りません。これからもまだまだ、細く長く取り組みを続けていきます。

　なお、我々はメールマガジンを発行しています。
　我々からのamlへの投稿は、運動圏・運動団体などに関連が深いと思われるも
のに絞っていますが、メールマガジンでは細かな情報も含めて随時報告させて
いただいています。ぜひご購読ください。
　お申込は https://members.tripod.com/miyazaki_kyusatsu/magazine.html
からお願いします。

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宮崎学スパイ問題に関する、人民新聞編集委員会への再質問状

人民新聞編集委員会　御中

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2002年２月９日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宮崎学「スパイ」問題を糾察する会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代表　七篠薫
　　　　　　　　　　　　　　〒160-0023　新宿区西新宿7-12-1 戸川ビル3-279
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 090-6374-6018
　　　　　　　　　　　　　　　　　　http://miyazaki_kyusatsu.tripod.com/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 miyazaki_kyusatsu@chili.hot.co.jp

　我々の質問状に対しての貴委員会よりのご回答、頂戴いたしました。

　先日我々が同様の質問状を提出したSENKI派（元戦旗・共産同、日向派）に比
して格段に誠意のあるご姿勢、また「公式Webサイトへの掲載」という情報公開
へのご姿勢に対し、まず敬意を表したいと思います。

　その上で、回答を拝読した上で、以下４点の新たな質問事項が浮かび上がりま
した。
　大変お手数ですが、前回と同様の方法でお返事いただければ幸甚です。

　なお、宮崎スパイ問題そのものについては、「貴編集部への質問状」という形
ではなく、あくまでも問題そのものを取り扱う論文を、投稿として、貴紙に別途
送付させていただきたい、と考えております。よろしくお願いいたします。

(1)貴紙よりの回答には、「宮崎スパイ問題」に対しての、「反権力民衆の側の
　メディア」としての見解が全くありません。これについては、前回の質問状の
　(1)において我々は質問させていただいたことですが、にもかかわらず回答を
　いただけなかった、ということは、貴紙はこの点について見解を表明するおつ
　もりがない、ということなのでしょうか。
(2)貴紙よりの回答を拝読する限り、今回の件は、「広く広告を呼びかけた結果、
　宮崎の側から掲載を希望してきた」という経緯のように理解できますが、こ
　の理解は間違いありませんでしょうか。またその場合、貴紙が「広告掲載を
　呼びかけた」のはいつでしょうか。また、宮崎は「いつ広告掲載を希望して
　きた」のでしょうか。
(3)名刺広告にはまったく制限がない、ということであれば、今後、スパイや、
　闘いに敵対する側からの広告希望があってもそれは「広告」として同様に掲
　載する、ということでしょうか。
(4)もし「広告は誰でも掲載できる」というのであれば、我々もぜひ、来年の新
　年号に名刺広告の掲載を検討したく存じますので、参考として、今年の広告
　料をお教えください。また、ディスカウントの有無（交換広告など）について
　もお教えください。

以上
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