PC日記(DTLA307020 U-ATA/100 の増設)

PC日記(DTLA307020 U-ATA/100 の増設

2001/01/27

 
特にHDD容量が不足しているとかでもなく、何か大量のデータを扱うとかそう言った用途も今のところ考えてなくただ単に
M/BがU-ATA/100対応(RAIDオンボード)なので、是非U-ATA/100対応を使ってみたい
と言うだけの理由でHDDを購入した。(もちろん価格がかなり下がってきたというのもあるが・・)



DTLA307020 (NEC)
 購入したのはDTLA307020(NEC) \13,500
 7200回転、容量20GB、値段も安く、音も静かで速い、と言われているようだ。
 でもこれはNECのロゴ。 NECのOEMとのこと。
 まあ性能は同じらしいのでどっちでもいい。
 しかし最近はメモリーにしろディスクにしろ本当に安くなった。

 増設自体は非常に簡単。 ケースを開けHDDを取付、U-ATAT/100/66共用のケーブルでIDE3のチャネルに繋ぐだけ。 しかし、中が狭くケーブルがごちゃごちゃしているのでケーブルの接続作業に結構苦労した。

 何とかケーブルを繋いで体制は整ったので早速電源を入れてみる。
 BIOSにはIDE1と2は表示されているが、U-ATA/100対応のRAID用チャネル(IDE3,4)は表示されない。
 その後、SCSI-BIOSでSCSI機器が表示された後、HPT370のBIOSが起動しそこで認識されるようだ。
 でも、最初は全くなにも認識されずにWindows2000が起動した。
 エクスプローラにも新しいHDDは表示されないし・・・・困った!

 やはり、HPT370のBIOSで何か設定しなければいけないようだ。  PCを再起動する。
 再起動しシステムのBIOS、SCSIのBIOSが表示され、HPT370のBIOSが表示されたときに、「 CTL + H 」を押すことによりHPT370の設定画面に入る。
 RAIDシステムのBIOSなので、RAID用の設定項目はたくさん有る。 でも、今回はシングルで使用するんだからRAID用項目は無視。
 「DriveSeting」で、IDE3のMasterに設定。 DMAのモードはUDMA 5 (U-ATA/100)に設定。
 設定が終了、BIOSをセーブ、PCの再起動。

 標準のBIOS、SCSI-IFCのBIOSの後、HPT370のBIOS、・・今度はBIOS上では正しく認識されたようだ。
 ちゃんとDTLA307020がIDE3のMasterとして表示されている。

 Windows2000も正常に起動した。
 さて、マイコンピュータを見てみるが、・・・・・無い。 増設したHDDが無い。

 ・・・・・さてさて、どうしたものか?
 システムのプロパティからデバイスマネージャを見てみると、ディスクドライブのところにIBM-DTLA-307020が正しく表示されている。 「SCSI Disk Device」と扱われているのが気にはなるものの、特に「!マーク」等も無いので大丈夫だと思う。
 (すでにM/Bに添付されていたRAID用のドライバーはインストールしておいたので、HPT370 UDMA/ATA100 RAID Controllerが表示されている。)
 が、マイコンピュータにディスクが表示されないのではフォーマットも出来ないし・・・・

 今度はコンピュータの管理からディスクの管理画面を見てみる。そこではディスク3として見えているが、未割り当てとなっていて使用できない状態になっていた。
 そこで、ディスクを選択して右クリックしてみると、「このディスクを署名するか?」と聞いてくるので署名するを選んで見たところ、今まで未割り当てだったところが空き領域に変わり、左側に付いていた赤いマークも消えて使用できる状態になった。

 さらに右クリックをすると今度は違うメニューが出てきて、論理ドライブの作成とパーティションの削除を選ぶことが出来るので「論理ドライブの作成」を選んでみた。

 論理ドライブの作成ウイザードが出てくるので
 パーティションの種類、  パーティションのサイズ、  ドライブ文字の割り当て、  パーティションのフォーマットと、順に答えていくことでパーティションを簡単に作成する事が出来た。


 すべての質問に答えるとパーティションサイズ、ドライブ文字やファイルシステムなどの確認画面になるので間違っていなければ完了をクリックして作成を行う。
 これで初めてWindows2000でもディスクを認識して使用できるようになった。



 最初はなにがなんだか判らず右往左往していたが、ようやくU-100のポートに接続したHDDが使用できるようになった。
 すでにRAIDのドライバーはM/Bに添付されていたHotRod100Proのドライバーをインストールしてあるのですぐ使える状態。

 そこで、早速お決まりのベンチマークを行いどのくらいのものか見てみることにした。
 結果は、

やった、今まで見たこともない値だ! さすがU-ATA/100!!!
 と、言えるものになった。
 以下はその画面。


 以前から使用しているDJNA352030(U-ATA/66)でのHDBENCH3.10の結果。
 今思うと、あまりにもディスクの性能が悪い。なにかおかしいのか?
 スレーブにDTTA351010(U-ATA/33?)が接続してあるのでそれに足を引っ張られるとか?・・


 今回増設したDTLA307020(U-ATA/100)の結果。
 さすがに速い。
 今までのもの(上記)に比べ、Read、Writeについてそれぞれ2倍位、FileCopyはなんと10倍以上???
 本当??? こんなに違うものなのか!!??

 いやはや、すごい違いがあるものだと痛感!! 実にPCの性能が上がっていくのは速いものだ。 いったい今後はどうなっていくんだろう?
 ま、この次はRAIDをやってみよう。(って、もう半年くらい前からこればっかり言ってるような気がするが・・・・)


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