2005/11/23 up
CLANNAD「渚」に合うヘッドホンを買う…つかCLANNADサントラも買う
事の始まりは、購入時の参考にさせて頂いている「He&Biのヘッドホンサイト」様の日記で、
尼のアフェで「曲別HP探索のページ」から購入してくれた人が居ないって話を読んで、
それではCLANNADサントラでも買ってみようかと思い、ついでにHP-M1000も購入。
因みにCLANNADが何かは知ってましたがやったことはありません。
曲を聴いた感想は、「渚」より「小さな手のひら」の方が例の旋律は好みかな〜?
当初考えたエントリー選手は
■ウルトラゾーネ DJ1 PRO
■アレッサンドロ MS PRO
■ビクター HP-M1000
追加選手は
■グラド SR-60(黄色パッド改造版)
以上で検証を始めました。
まず、最初に思ったのは冒頭のピアノの旋律はピアノなのか?トイピアノなのか?
トイピアノっぽい響きに聴こえるヘッドホンとそうでないヘッドホンがあり、
どっちが原音忠実なのかイマイチ判らんのですが意図してトイピアノ風な音にしている気もするんですが、
どうなんでしょうか。
■HP-M1000
冒頭のトイピアノっぽさはから3回目のピアノの響きに変化する部分はなかなか魅力的。
1:18辺りで主旋律が始まるまでは割りと篭り気味な音だが、1:18過ぎから一気に鮮やかになって対比が良い。
響きは豊かで繊細さには欠けるものの力強く濃い目の味で、好きな人は好きなんだろうな〜と思う音。
ただ、背景の色で例えると黒い部分が綺麗な黒でなくグレーっぽいのが気になる部分。
■DJ1 PRO
冒頭からトイピアノっぽくは聴こえず、同じピアノのキーの違いのように聴こえる。
この辺はHP-M1000とは対照的。
繊細さ、背景の黒さ加減は良い。響きも適度でノリ良く繊細。ただし、ちょっと暖色系の傾向が強い気もする。
ただ繊細さ故の線の細さを感じるが、細すぎる事は無いので好みの問題か。
■MS PRO
購入してから基本的に何を聴くにもMS PROとなっている自分には、やはりしっくりきます。
素晴らしい響きと音で、一回目の鍵盤の木の反響も美しく鮮やかな音。
繊細だけど力もある非常に好みの音です。これも微妙に明るすぎるのが欠点と言えば欠点。
■SR-60
HP-M1000とMS PROを足して割った感じで、イケルのではないかと思い試したのがコレです。
予測通り、両者の良いとこ取りで個人的にはかなり良い感じだと思いました。
繊細さはあるものの繊細すぎず、適度な線の太さがあり
背景が黒になったHP-M1000といったイメージでGRADOならではの抜け感も効いています。
SR-60とMS PROは甲乙付けがたいんですが、コストパフォーマンスでSR-60の勝利って事にします。
もう少し寒色系でGRADO味なヘッドホンが最適なイメージですが、何がそんな感じなんでしょうか?
DT880とか?
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