2006/10/5 up

ポータブル用途向けの小型ヘッドホンを集めてみました。


■パイオニア SE-MJ2 密閉型

■製品の特徴■
メーカーは密閉型としているが実質セミオープン。スイベル機構のパーツが左右逆に取り付けられているので装着感が悪い。
(この組み立てミスは発売当初から指摘されているが、今年に入って購入した商品も直ってはいなかった)
音漏れ、遮音性ともにセミオープンの為イマイチ。質感は割りと良い。


■エレコム EHP-CL430 密閉型

■製品の特徴■
独特の面白い折り畳み機構を持つが、過去出てましたよねコレって別のメーカーで。
密閉型だが三角形の穴が合計8箇所あり音漏れ、遮音性ともイマイチ。
折り畳み時のコードの取り回しが、し辛いので収納に難あり。


■ゼンハイザー PX200 密閉型

■製品の特徴■
密閉型。メガネケース風の収納ケースが付属しコンパクトに収納できる。
作りが全体に華奢で使用時は結構気を使う。
広げると内側プラパーツがパキパキ外れて気になる(ネジで止まってはいるのだが精神衛生上気になる)


■AKG K24P 開放型

■製品の特徴■
開放型。海パンとかビキニパンツと呼ばれる独特の収納袋が不評。
あの袋、個人的には大好きでK24/26Pが最も素早く折り畳み、収納出来る。
初期状態の側圧は高いが金属バンドの調整で改善可能。
髪型がスポーツ刈りとソフトモヒカンとか短めの人は髪が挟まってイタタタとなる。長髪だと問題なし。
四角いウレタンパッドに加重が集中し長時間使うと痛い。
パッドで浮かすのが仇となっておりポタプロみたいなデザインが正解と思われる。


■AKG K26P 密閉型

■製品の特徴■
K24Pの密閉型。特徴はK24Pに準ずる。


■KOSS PORTA PRO 開放型

■製品の特徴■
開放型。側圧調整機構や厚手の収納袋も付属して充実……だけど国内価格は一番高い。
外見が80年代西海岸チックなのでダメな人も多そう。
金属バンド型なのだがポタプロは何故か髪の毛が挟まらない。


■大山コーポレーション AU-618 開放型

■製品の特徴■
超有名99円ヘッドホン(税別)開放型。とにかく安い!
インピーダンスの割には音量が取り難い。


■ヤマハ RH-5Ma 密閉型

■製品の特徴■
折り畳めない小型密閉。
コードが長い。ハウジングにシボ加工とかは無く質感がイマイチだが全体の作りは良い。


この中で一番のお気に入りはポタプロでポタプロは好きなヘッドホン5つ挙げよと言われたら不動の一番バッターって感じで
部屋でも色々聴いたり旅行用にも愛用しています。旅行用は公共交通機関用の密閉としてHD25-1かATH-PRO5と
アウトドア用にポタプロっていうのが自分の中で定番化しています。
音が良いのはオールジャンルでポタプロとK24Pが一ランク上。若干落ちてPX200とK26PとRH-5Ma。ここまでが合格点。
残りはまぁ全部個人的にはイラネって感じで、99円は、なにせ99円なので風呂とか過酷な条件の半使い捨てとして役立っています。
PX200は華奢過ぎて、音以前に安心して使ってられない感じで個人的にはオススメ出来ない。

好みも入った音質比較は
ポタプロ≧K24P>K26P>PX200・RH-5Ma
K26Pは篭る篭ると言われますが充分にエージングされたK26Pはパッド形状の関係から低音出すぎでマスク感があるものの
中高音も充分出ていてポータブル用小型密閉としては良い感じの機種だと思います。
あとはRH-5Maも好きな機種。折り畳みを考えなくて良いなら外用ヘッドホンとして結構オススメです。

外用ヘッドホンという括りで纏めれば良かったんですが、開放型も混じって纏まりのないレポートになってしまった。
外用括りでHD25とかES7とかK81DJなんかも含めて再度きちんとレポートしたいと思います。


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