私家版「作家の値うち」:暫定ランク



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上の上

94
(モーパッサン「女の一生」)

92
(バック「大地」)

91
火野葦平「糞尿譚」

90
樋口一葉「たけくらべ」
(マラマッド『マラマッド短編集(魔法の樽)』)

上の中

89
梶井基次郎『檸檬・冬の日』(岩波文庫)
久米正雄『学生時代』
(紫式部「源氏物語」)

87
志賀直哉「暗夜行路」

84
立松和平「遠雷」

83
尾崎一雄「暢気眼鏡」
島崎藤村「破戒」
谷崎純一郎「細雪」
谷崎潤一郎「武州公秘話」
(サガン「悲しみよこんにちは」)

82
小林多喜二「蟹工船」
丹羽文雄『厭がらせの年齢』(集英社文庫)
水上勉「その橋まで」

81
大江健三郎「セヴンティーン」
小島信夫「抱擁家族」
水上勉「飢餓海峡」

80
谷崎潤一郎「春琴抄」
鶴田知也「コシャマイン記」
水上勉「金閣炎上」
(デュラス「愛人」)

上の下

79
谷崎潤一郎「痴人の愛」
松本清張「或る「小倉日記」伝」
丸山健二「夏の流れ」
森敦「月山」

78
開高健「裸の王様」
佐藤春夫「晶子曼陀羅」
谷崎潤一郎「蘆刈」
水上勉「ブンナよ、木からおりてこい」

77
車谷長吉『塩壷の匙』
谷崎潤一郎「卍」

76
大江健三郎「飼育」
尾崎紅葉「金色夜叉」

75
寒川光太郎「密猟者」
司馬遼太郎「梟の城」
冨澤有爲男「地中海」
(三沢知廉「母と息子の囚人狂時代」)

74
安部公房「壁」
近藤啓太郎「海人舟」
佐伯一麦「ア・ルース・ボーイ」
中上健次「岬」

73
倉橋由美子『倉橋由美子の怪奇掌編』
小島信夫「アメリカン・スクール」
佐伯一麦「木の一族」
高見順「故旧忘れ得べき」
花村萬月「二進法の犬」
村上龍「コインロッカー・ベイビーズ」
山本有三「真実一路」

72
倉橋由美子『大人のための残酷童話』
佐伯一麦「一輪」
畑山博「いつか汽笛を鳴らして」
花村満月「イグナシオ」
古井由吉「杳子」

71
石原慎太郎「化石の森」
倉橋由美子『パルタイ』
阪田寛夫「土の器」
田山花袋「蒲団」
樋口一葉「別れ霜」
堀田善衛「漢奸」
堀田善衛「広場の孤独」

70
芥川龍之介「疑惑」
志茂田景樹「黄色い牙」
鈴木弘樹「よしわら」
高橋源一郎「さようなら、ギャングたち」
樋口一葉「ゆく雲」
三浦哲郎「忍ぶ川」
安岡章太郎「陰気な愉しみ」
吉本ばなな『キッチン』
(モーパッサン「脂肪の塊」
モンゴメリ「赤毛のアン」)

中の上

69
石川淳「普賢」
鷺沢萠「バイバイ」
斯波四郎「山塔」
樋口一葉「闇桜」
宮本輝「螢川」
安岡章太郎「悪い仲間」
(スタンダール「赤と黒」
デュマ=フィス「椿姫」)

68
青来有一「聖水」
高橋揆一郎「伸予」
中上健次「枯木灘」
長谷健「あさくさの子供」
樋口一葉「たま欅」
村上春樹「ノルウェイの森」

67
大江健三郎「奇妙な仕事」
鷺沢萠『F』
筒井康隆「俗物図鑑」
中里恒子「日光室」
中野重治『歌のわかれ』
半田義之「鶏騒動」
樋口一葉「十三夜」
三沢知廉「天皇ごっこ」

66
芥川龍之介「西郷隆盛」
宇野鴻一郎「鯨神」
京極夏彦「魍魎の匣」
鷺沢萠『葉桜の日』
庄野潤三「プールサイド小景」
中里恒子「乗合馬車」
樋口一葉「わかれ道」
松浦理英子「葬儀の日」
(佐藤春夫「山妖海異」
モーパッサン「テリエ館」)

65
石川達三「僕たちの失敗」
遠藤周作「白い人」
佐藤亜紀「バルタザールの遍歴」
鷺沢萠『帰れぬ人びと』
柴田翔「されど われらが日々――」
樋口一葉「にごりえ」
向田邦子『あ・うん』
(スタインベック「怒りの葡萄」)

64
江国香織『つめたいよるに』
小林多喜二「一九二八・三・一五」
鷺沢萠『海の鳥・空の魚』
島木健作「生活の探求」
東野圭吾『毒笑小説』
吉田知子「無明長夜」
(ジッド『狭き門』)

63
石原慎太郎「亡国」
川端康成「伊豆の踊子」
北杜夫『夜と霧の隅で』
小谷剛「確証」
小林多喜二「党生活者」
重兼芳子「やまあいの煙」
永井荷風「踊子」
八木義徳「劉廣福」
(オールコット「若草物語」)

62
有島武郎「カインの末裔」
岡松和夫「志賀島」
川端康成「禽獣」
久世光彦「一九三四冬−乱歩」
芝木好子「青果の市」
田辺聖子「感傷旅行」
谷崎潤一郎「蓼喰う虫」
樋口一葉「大つごもり」
古山高麗雄「プレオー8の夜明け」
松浦寿輝「花腐し」
(オースティン「自負と偏見」)

61
池沢夏樹「ヤー・チャイカ」
柏原兵三「徳山道助の帰郷」
国木田独歩『武蔵野』
小林信彦「唐獅子株式会社」
鷺沢萠「スタイリッシュ・キッズ」
笹山久三「四万十川」
中島敦「光と風と夢」
松本清張「けものみち」
三田誠広「僕って何」

60
芥川龍之介『蜘蛛の糸・杜子春』
有島武郎「或る女」
石原慎太郎「太陽の季節」
鷺沢萠「大統領のクリスマス・ツリー」
田久保英夫「深い河」
東野辺薫「和紙」
野沢尚「破線のマリス」
野沢尚「呼人」
山口雅也「日本殺人事件」
吉行淳之介「驟雨」
(谷崎潤一郎「瘋癲老人日記」
マゾッホ「毛皮を着たヴィーナス」)

中の中

59
梶山季之『破廉恥な女』
鷺沢萠「夢をみずにおやすみ」
篠田節子「絹の変容」
林芙美子「放浪記」
松浦理英子「セバスチャン」
水上勉「白蛇抄」

58
石原慎太郎「青年の樹」

57
芥川龍之介「誘惑」
石塚喜久三「纏足の頃」
大城立裕「カクテル・パーティー」
林京子「祭りの場」

56
芥川龍之介「秋」
郷静子「れくいえむ」
鷺沢萠『愛してる』
辻亮一「異邦人」
永井荷風『ふらんす物語』
中山義秀「厚物咲」
樋口一葉「うつせみ」

55
芥川龍之介「或日の大石内蔵助」
芥川龍之介「河童」
小田嶽夫「城外」
川端康成『掌の小説』
村上龍「限りなく透明に近いブルー」

54
桐野夏生「天使に見捨てられた夜」
佐藤春夫「窓展く」
高井有一「北の河」
多田裕計「長江デルタ」
三木卓「鶸」
三島由紀夫「金閣寺」
森礼子「モッキングバードのいる町」

53
高橋三千綱「九月の空」
高山樗牛「滝口入道」
田中康夫「なんとなく、クリスタル」
野呂邦暢「草のつるぎ」
松村栄子『僕はかぐや姫』
吉田修一『最後の息子』
李恢成「砧をうつ女」
(ジッド「田園交響楽」)

52
池田満寿夫「エーゲ海に捧ぐ」
河野多恵子「蟹」
デビッド=ゾペティ「いちげんさん」
花村満月「狼の領分」
舟橋聖一「白い魔魚」
(作者未詳「とりかえばや物語」)

51
小尾十三「登攀」
桜田常久「平賀源内」
高見広春「バトル・ロワイアル」
津村節子「玩具」
永井荷風「つゆのあとさき」
(ゲーテ「若きヴェルテルの悩み」)

50
石川利光「春の草」
梶山季之「ミスター エロチスト」
金史良「光の中に」
高城修三「榧の木祭り」
筒井康隆「虚人たち」
中村真一郎『女体幻想』
花村萬月『ヘヴィ・ゲージ』
山本道子「ベティさんの庭」
吉村昭「戦艦武蔵」
村上龍「海の向こうで戦争が始まる」
(キャロル「ふしぎの国のアリス/Alice's Adventures in Wonderland」
グラス「ブリキの太鼓」)

中の下

49
伊藤整「鳴海仙吉」
後藤紀一「少年の橋」
永井荷風「墨東綺譚」
二葉亭四迷「浮雲」
水上勉「高瀬川」
(ウェルズ「宇宙戦争」)

48
芥川龍之介「歯車」
井上靖「闘牛」
加賀乙彦「帰らざる夏」
比留間久夫「YES-YES-YES」

47
江國香織「きらきらひかる」
川村晃「美談の出発」
菊村到「硫黄島」
鷺沢萠『ハング・ルース』

46
青野聰「愚者の夜」
芥川竜之介「暗中問答」
佐藤亜有子「ボディ・レンタル」
庄司薫「赤頭巾ちゃん気を付けて」
吉行理恵「小さな貴婦人」

45
永井荷風「勲章」
日野啓三「あの夕陽」
宮原昭夫「誰かが触った」

44
芥川龍之介「或阿呆の一生」
丸谷才一「年の残り」

43
鷺沢萠『少年たちの終わらない夜』

42
芥川龍之介「大導寺信輔の半生」
山口雅也「生ける屍の死」

40
池沢夏樹「スティル・ライフ」
江國香織「ホリー・ガーデン」
堀江敏幸「熊の敷石」
(芥川龍之介「侏儒の言葉」)

下の上

39
江國香織「神様のボート」
江国香織「なつのひかり」
大庭みな子「三匹の蟹」
深沢七郎「風流夢譚」
船戸与一「蛮族ども」

38
田中康夫「H」
藤野千代「少女と少年のポルカ」

37
清岡卓行「アカシヤの大連」

36
町田康「きれぎれ」

35
島田雅彦『やけっぱちのアリス』
高橋源一郎「惑星P-13の秘密」
田中康夫『スキップみたい、恋みたい』
永山則夫『木橋』
松浦理英子『ナチュラル・ウーマン』

34
佐藤洋『推理小説実習』
島田雅彦『ドンナ・アンナ』
徳田秋声「あらくれ」

33
玄侑宗久「中陰の花」

32
渡辺淳一「失楽園」

30
玄侑宗久「朝顔の花」

下の中

29
滝井孝作「無限抱擁」

28
倉光俊夫「連絡員」

27
清水基吉「雁立」

24
由起しげ子「本の話」

21
芥川龍之介「三つのなぜ」

20
芥川龍之介「湖南の扇」
大江健三郎『僕が本当に若かった頃』

下の下

19
高橋源一郎「ジョン・レノン対火星人」

16
芥川龍之介「年末の一日」

15
尾辻克彦「父が消えた」

14
唐十郎「佐川君からの手紙」

12
芥川龍之介「点記簿」

11
庄野潤三「貝がらと海の音」

10
綿矢りさ「インストール」

下の下の下


平中悠一「She's Rain」


堀田あけみ「1980 アイコ 十六歳」


山田智彦「解雇」


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