CM2S書評
哲学書
をものすにあたってひとこと…

(何かを探してこのページに来た方がいるかもしれませんが探しているものはおそらくここには書いてありません)

いまだにはっきりと名乗らずに書いているこのウェブサイトであるが… 読む人・見る人にしてみれば筆者がどこの何者であり、どういうことをしてきたどういう人間なのかは、分かってしまっているのかもしれない…

いや「だった」と過去形で言うべきなのかもしれないが…

要するに、どこの大学を出て何をしていた人間なのかはいわゆる「バレバレ」なのかもしれない…

むしろ今現在(これを書いているのは2023年6月である)筆者が何をしているのか、その方がよほど謎かもしれない(少なくとも(他のSNSではなく)このサイトを御覧の方々には…)

つまり… 筆者が大学の哲学科を出、院に進み博士号も何とか取り留学までしたのに、なぜあっさりとアカデミックな世界から「逃げて」しまったのか… その訳も知っている方は知っているのかもしれない…

その詳細については…恐らく筆者が自ら語るということはないであろう…(残念でした… かもしれない…)

全く、筆者の「不徳の致す所」と言うしかなく… いまだに恥に思っているからでもある…

ともかく… 少なくとも一般人の感覚からすればかなりの程度まで哲学という学問を修めたはずなのに、それを捨ててしまったわけである…

そのせいで…哲学書を自ら進んで手に取ることもないという時期が長かった…

書店の哲学のコーナーには立ち寄りすらしない(事実今でも好き好んで行こうとは思わない)

嫌な思い出があまりにも多かったからである…

好きな語学の勉強のよすがに「古典」を細々と読む程度…そんな時期も長かった…

(実生活で我が身を何とかしていくことが時にはまず大変でそれに精力をそがれた…ということもあったし… ひょんなことで関わることになった「趣味」の方にも時間を割かざるを得なくなった、ということもあった…)

ところが…

自分が何を考え、何を読みたいか、何を読んでいるのが一番楽しいか?… となると… やはりそれは哲学書なのである…

というわけで…

再び(いや三度目…それ以上なのかもしれない…)哲学書を自ら手に取り読むようになった…

その結果がこのウェブサイトのこのコーナーなのである…

いや…そんなもの黙って書けばそれでいいことなのかもしれない…

何となくひとこと断っておきたかった… ただそれだけのことなのだけれど…

いずれまた哲学に嫌気がさしてしまうのかもしれないけれども…


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