世界史も、教科書を読む前に講義型参考書や問題集を軽く覚えます。
最初に、『青木世界史B講義の実況中継』(語学春秋社)
『ナビゲーター世界史B』(山川出版社)『デジタル放送シリーズ田中の世界史B』(東進ブックス)
『ヨコから見る世界史』『タテから見る世界史』(ともに学研)などの講義型参考書を選び、3回以上通読します。
そして、『世界史A・Bの基本演習』『入試頻出30テーマ問題集世界史超特急』(ともに駿台文庫)
『佐藤の世界史B頻出問題解法』(学研)『青木世界史講義の実況中継問題演習1〜2』(語学春秋社)
などを最初から解説を読みながら、解答を赤の水性ペンで書き込みチェックしていって覚えて下さい。
過去問もざっと覚えましょう。
ここで『詳説世界史B』(山川出版社)『一目でわかる世界史ハンドブック』(東進ブックス)
を読みます。繰り返し読んだら、いままでの問題集と過去問をやり直して下さい。
世界史の地図問題対策には、『地図でおぼえる世界史』(河合出版)
『読むだけ世界史[地図&地域史]』(学研)で対応します。
繰り返し読んで覚えましょう。あとは、『世界史スーパー・アイテム24』(中道館)
『実力をつける世界史100題』(Z会)で仕上げれば大丈夫でしょう。
予備校の講習も活用する価値があります。
などです。
「実況中継は間違いだらけ」「Z会の問題集はマニアック過ぎて使えない」
などと、世界史ではインタフェイスとしてよくできている
(「実行率(とっつきやすさ)・定着率(忘れにくさ)・習得率(得られる理解の深さ)」が総合的に高い)
参考書や問題集がこうした内容の批判を浴びている印象があります。
なかなか難しいところです。
個人的には、代ゼミ祝田秀全氏に『世界史スーパー・アイテム24』を改訂して欲しい
(もしくは同等の問題集を出して欲しい)ところです。
情況出版の本が単なる用語集となっているのが残念でなりません。
あれだけ受験世界史に精通している方なので、是非問題集でそれを活かして欲しいものです。
昔は論述対策として山川出版社の『新世界史』という別の教科書も読むように薦められてきましたが、
現状はどうなっているのかよくわからないので採り上げるのをやめました。
少なくとも、東大世界史に対しては有用でなくなったと言われているようですが。