Alfred Brendel  

piano recital

Sun. April 14, 2002, 7:30 pm

at Davies Symphony Hall



 Mozart

 Sonata D major K.284(205b)
 Allegro
 Rondeau en Polonaise (Andante)
 Theme and Variations

 Schubert

 Sonata C minor D.958
 Allegro
 Adagio
 Menuetto:Allegro
 Allegro

 Intermission

 Brahms

 Four Ballades, Op.10
 No.1 D minor(Andante-Allegro-Andante)
 No.2 D major(Andante-Allegro non troppo-
       Molto staccato e leggiero-Andante)
 No.3 B major(Intermezzo:Allegro)
 No.4 B minor(Andante con moto)
 Mozart
 Sonata F major K.533/494
 Allegro
 Andante
 Rondo:Allegretto



Alfred Brendel氏

聴きに行ってからもう2週間近く経つので、細かい事は忘れてしまいました。その上での聴いてきた記です。

オーストリア生まれのブレンデル氏のコンサートは初めてだ。座った時のすっとした姿勢、淡々とした音でモーツアルトを楽しませてくれた。 ちょっとさっぱりしすぎている感じもしたけど、私は嫌いじゃなかった。指が余りまわっていなくてハラハラする場面もあった。 もう随分高齢なのかもしれない。
シューベルトのソナタも綺麗だった。3月に聴いたヴィアルド氏のシューベルトは、極端にリズムなどを強調しているときがあって、ん?と思ったけど、 ブレンデル氏のシューベルトは曲は違ったものの、スラーッと聴けた。ブラームスのバラードについてはよく覚えていない。
最後にもう一曲弾いたモーツアルトのソナタの、第一楽章の展開部で止まってしまった。1、2回弾き直しをしたが思い出せなくて、結局そのまま2楽章へ。 会場はざわめきもせず、息を飲んで見守っていた。暖かい聴衆で、ああよかったと思った。プロのピアニストにもああいうことがあるんだ。

後日、演奏家はわからないけどブレンデル氏とは全く違う弾き方で、ちょっとネチネチしているしているモーツアルトをラジオで聴いた。 あの中間がいいかな?


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