Saint Petersburg Philharmonic  

Yuri Temirkanov conducting

Sun. February 24, 2002, 7:30 pm

at Davies Symphony Hall, San Francisco



 Kancheli

 Ergo

 Prokofiev

 Piano Concerto No.2 G minor, op.16 
 Andantino-Allegretto-Andantino
 Scherzo:Vivace
 Intermezzo:Allegro moderato
 Finale:Allegro tempestuoso


  Yefim Bronfman Piano

 Intermission

 Shostakovich

 Symphony No.5 D minor, op.47
 Moderato
 Allegretto
 Largo
 Allegro non troppo





指揮者のYuri Temirkanov氏

プログラムの解説によると、セイント・ペテルスブルグ・フィル(前レニングラード・フィル)は、1882

年に「帝国音楽隊」として設立された、ロシアで最も歴史の古いオーケストラだそうだ。ロシアの作曲家の

作品を演奏するという重要な役割を果たしてきた。1926年には、19歳のショスタコービッチのシンフォニ

ー第1番を初演し、その後も彼の7曲の交響曲を初演したという歴史を持つという。この夜演奏された第5番

も、初演はこのオーケストラだったと思うと感慨深い。

私は、ショスタコービッチが嫌いじゃないし、特に5番は好きなので嬉しかった。弦の響きがいい。管もパ

ーカッションも弦も、すべて良く、感動した。

ピアノコンチェルトは、ピアノがあまり良く聞こえてこなかったし、技巧的な面だけ強調された感じだった。

11月に聴いたピアノデュオが良かったので、ブロンフマン氏のピアノを楽しみにしていたからちょっとガッ

カリ。

最初の曲は、初めて聴いた曲。うまい演奏だった。特に、コンサートマスターのSergei Girchenko氏のソ

ロは素晴らしかった。繊細な音から力強い音までの幅が広く、うっとりだ。

記憶は確かじゃないし、感想も覚えていないけど、何十年も前の高校生のころに、一度レニングラード・フィ

ルを聴きに行ったことがあるような気がする。指揮者は、マキシムという名の、ショスタコービッチの息子だ

った。(これは確かだ。ハンサムだったのを覚えている。)



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