ようやくこの長いシリーズも終わりました。
書きはじめてからおよそ2年、世間の音楽環境もずいぶん変わりました。
16ビートのせわしない曲の流行は未だに続いていますが、
古臭いハードロック調の相川七瀬が出てきたり、
80年代流行したヴィジュアルロックの復興があったりと、
ヒットチャートも多様化しているようです。
ぼく自身の感性も若干変化してきたので、
このコーナー内でも主義主張が矛盾してくる部分があるかもしれません。
もちろん説明しつくせていない感は多々あります。
基本的にロックバンドを念頭において書いていたので触れていない部分があるのは当然ですが、
それでももう少しやりようがあったのでは、と今更ながら思います。
しかし、「簡易作曲講座」はこれで完結します。
具体的な曲名を挙げ、その「部分」を紹介してきたこのコーナーです。
これまでの文章を読めば、もう自分だけでも音楽から「部分」を切り取ることはできるはずです。
お読みいただき、ありがとうございました。
次はあなたの番です。