ギター(カッティング、ソロともに)のコーラスセンド、リバーブセンドを変更し、若干目立つようにしました。それから最初のドラムのフィルイン連発もちょっとだけ修正しました。サビの終盤のベースを1音だけ修正しました。メロディもサビの最後の部分だけ変更(シンコペーションさせる)しました。それからこれは内部的なことですが、これまでコピーして使っていた部分をセームメジャーで代用することにします。これはWindowsでいうショートカット(Macintoshのエイリアス、UNIXのシンボリックリンク)に近い機能で、たとえば2小節目と3小節目が同じ内容の場合、2小節目を3小節目にコピーしたときは2小節目を変更しても3小節目は変わりませんでしたが、セームメジャーの場合は3小節目は2小節目の変更に従います。こうやっておけば、あとでギターのカッティングを全体的に変更したいような場合に手間が省けます。繰り返し記号を使ってもいいのですけどね。これまた内部的なことですが、これまでドラム部分で4分音符を480ステップ使って表現していたものを120ステップ×4で表現することにしました。データは若干大きくなりますが、後からフィルインを変更する場合などのときはかなりやりやすくなります。今回はこういった作業を後回しにしてしまったため、こんなところで変更を加えました。普段は最初からそういうふうに作っています。
 ちなみにセームメジャーを使うとこんな感じになります。
セームメジャー
 さて、とりあえずやっつけ仕事で進めましょう。次に来るのがAメロです。今回はAメロを2回繰り返さず、1回ですませてBメロに移ります。Bメロの次はサビです。サビの後はCメロを挿み、長めのギターソロを持ってきます。第1回のときに「次は長めのギターソロ」と書きましたが、それではあまりにも曲が短くなってしまうため、構成を変更しました。現状で考えている構成は、「イントロ→Aメロ→Aメロ2回目→Bメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→サビ→Cメロ→ギターソロ→Bメロ→サビ→サビ2回目→終わり」です。
 とりあえず微妙な変化のあるボーカル以外はセームメジャーで貼りつけてしまいます。
セームメジャーだらけ
 なかなか壮観です(笑)
 Bメロにあまりマイナー感がなかったので、Cメロをばりばりのマイナー調にします。Ab→Bbという進行からのつながりですので、転調した後のCmから始まることになります。後でCに戻るのが大変そうですが、まぁ何とかしましょう。Cmから始まるということで、Cm→Bb→Ab→G7という王道パターンを使うことにします。なぁんとなくEARTHSHAKERの「FUGITIVE」に似ていますが、知っている人も少なそうですのでこのまま行きます。キーボードは相変わらずストリングスなんですが、コードバッキングの白玉に合わせて4分音符で一定の音(この場合ド)を鳴らし続けます。これはわりとありがちなアレンジですね。ベースはBメロ同様動きを持たせることにします。こうなるとカッティングしているだけのギターがかわいそうですが、後で考えましょう。
 Cメロから同じコード進行でギターソロにつなげます。いわゆる泣きのギターですね。まずは基本となるフレーズをベタ打ち(ただ単に音符を置くだけ)しておきます。出だしが一瞬KING CRIMSONの「STARLESS AND BIBLE BLACK」になりますが、たかだか3秒くらいで言わなければ誰も気づかないのでこのまま行きます。言っても気づかないかもしれません。いつもこのギターソロで苦労するんですよ。何しろろくにギター弾けないのでいいフレーズが思いつかないんです。というわけで、ちょっとだけボーカルラインと同じフレーズを使いました。
 あ、今ふた通りのパターンを思いつきました。「ギターソロ中にコードを展開させ、Bメロに入るときには半音(もしくはそれ以上)上がっている」というのと「ギターソロとBメロ、サビ1回目までを普通に終え、サビ2回目で半音(もしくはそれ以上)上がっている」というのです。前者はギターソロがぐちゃぐちゃになる可能性があり、後者はMALICE MIZERの「月下の夜想曲」になる可能性があります(笑) 今のところ決定していませんが、このどちらかを使って進めることにします。
 とりあえずマイナー部分のベタ打ちのギターソロはこのようになりました。
ベタ打ちギターソロ
 G7からFに移って、F→G→Cとやればそこそこ自然に元の調に戻れそうなことがわかりました。ギターソロがマイナー部分だけ、というちょっと妙な雰囲気になりましたが、ぐちゃぐちゃになるよりはマシです。というわけで、MALICE MIZERになる可能性を秘めつつ(笑)進めていきます(なぜMALICE MIZERと書くたびに笑う?)。
 F→G→Cとつなげたおかげで、3度目の短いギターソロにつながりました。ベタ打ちしたギターソロを、ビブラートやチョーキングで装飾します。画像を載せてもあまり意味がなさそうなので載せませんが。
 短いギターソロの後はBメロなので、今までのギターソロと最後の部分だけが微妙に違います。
微妙に違うギターソロ
 あとはBメロをつなげて一段落です。
 ここまでで完成しているのは、最後のBメロまでです。次回はサビを2回とエンディング、それからさまざまなところの微調整をしてこの曲を完成させましょう。

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