サビの部分にビブラフォンの音をつけました。ちょっとL'Arc〜en〜Cielの「DIVE TO BLUE」みたい。最後のBメロからのサビは、前半をストリングスメインでやります。ある意味MALICE MIZERの「ILLUMINATI」。ストリングスのフレーズがモーツァルトの「摩訶不思議」のようでもあります。最初はBメロとサビの間に1小節空白を入れてL'Arc〜en〜Cielの「Blurry Eyes」とか「flower」みたいにしようかとも思ったんですが(思うなよ)、後でサビを転調させる予定なので(たぶん転調に1小節の空白なんかが必要)ここでは素直につなげます。と思ったんですが、実際作ったら結局空白なしで転調してしまいました。まぁこれ以上何かに似るというのも考えものですから(今更)よしとしましょう。それからBメロのベースがちょっと音をはずしてところとその周辺を修正しました。
Ab→Bbときているので、転調は3度上がったEbから始まるのが自然でしょう。音が変わっているのですからセームメジャーは使えません。コピーもそのまま貼りつけては無意味です。ところがよくしたもので、レコンポーザではコピーする際に全体に音の上げ下げができるんですね。

下のほうに「3」となっているBIASがキーの変更です。これはプラス3、つまり3度上げてコピーということですね。ちなみにTIMESはコピーする回数です。「すべてのトラック」というのもありますが、これを選択するとたぶんドラムのところまで3度上がってしまいます(使ったことがないのでわかりません)。MIDIにおけるドラムはたとえばドならスネアドラム、ド#ならバスドラムといったような形で割り振られているため、3度上げてしまうとめちゃくちゃになってしまいます。
さて、2回目のサビを転調してコピーしました。コピーしたはいいんですが、1回目のサビから転調した2回目のサビにそのままつなぐとやはり不自然です。ちゃんと「これから転調するぞー」というようなフレーズ(メロディ、ドラム)を作ります。その後さっきと同様、3度上げた状態で短いギターソロをコピーします。
短いソロが終わるともうおしまいです。最初ぼくは「ジャーツクツクジャーツクツクジャジャー」というエンディングを考えていたんですが、それじゃあまるっきりL'Arc〜en〜Cielの「DIVE TO BLUE」なので他のを考えましょう。
うーん、上の行を書いてから少し考えましたが、あまりいいものが思いつきません。「ジャーン」で終わっちゃう、っていうのも手ですね。少しさびしいですが、それでやってしまいましょう。
これでまぁ一応曲は完成しました。ギターのカッティングがいい加減ですので直したいところですが、ちょっと疲れたのでこの状態で放置することにします。短いギターソロも4回も同じものを使い回していて手抜きもいいところですが、これまた放置します。ストリングスメインの最後と転調部分にリバースシンバルを入れます。これだけのために新しいトラックを用意して全休符で埋めるというのは結構不経済です(全休符ももちろんデータサイズに反映される)。しかし、空いているビブラフォンと同じトラックに入れるとすると、音色の変更と同時にリバーブ、コーラス、パンポットなども変更しなければならなくなり、そこで曲がもたつく可能性があります。しかたがないので新しいトラックに作りました。後はボリュームバランスを少々変更して、データの完成です。
さて、これまでメインメロディの部分を「ボーカル」と呼んできました。ということは、これは歌える曲なのですね(笑) 歌える、ということは歌詞をつけなければならない、ということです。弱りました(^-^; ここのQ&Aその2で「歌モノは歌詞もつけるべき」なんてこと書いた以上、逃げるわけにもいきません。へぼへぼでもいいので、適当につけることにします。日本語でマジメな歌詞をつけるのは非常に恥ずかしいです。詩人を目指しているならともかく。かといって、外国語の歌詞なんてそうそう簡単にできるはずもありません。コミックソング的にかわすという裏技もあるんですが、この曲にはちょっと難しいような気もします。しますが、やってみます(^-^; コミックソングということで、ぼくがシリーズ物のように書き続けている「ハンバーグ隊」にします。
ぼくのFM音源時代の活動をご存じない方のために一応説明しますが、ハンバーグ隊というのはぼくの中学校時代の友人たちの集まりで、無意味に集まって何やら悪だくみをすることを目的としています。しているのかどうかわかりませんが、そういうことにしておきます。かれこれ10年以上のつきあいになるのですが、これまでまったく変わらなかったのが「とりあえずファミレス」という行動です。ハンバーグ隊という名称は便宜的にぼくがつけました。だいたい今から6年ほど前に活動のピーク(って何?)を迎え、邪悪な言動をファミリーレストラン内にふりまいておりました。この全盛期のことを歌ったのが「Let's Go! Hamburg Brigade〜ゆけゆけハンバーグ隊〜」(PC-8801mkIISRのMUSIUM3で作曲。後にPC-9801のFMPにコンバート)です。歌詞も無軌道なものでした(仮にMIDIにコンバートしたとしても、歌詞は載せられません)。それから4年ほどして、ハンバーグ隊はファミレスの店員と敵対関係に陥るという暗黒期に入ります。この頃を歌ったものが「Hamburg Brigade NEU」(PC-9801のFMPで作曲)です。すさんだ雰囲気を持った歌詞でした。で、現在ハンバーグ隊は大学院卒者の就職や自活者の結婚話などで解散の危機に瀕しています。中学校時代の友人と毎週末に会うというのは異常な事態で、ようやく普通の生活になるわけなのですが、それはそれでさびしいものです(とはいえ、メンバー全員で集合する機会がなくなっただけで、ぼくのような暇な人たちは相変わらずです)。そこで、今回はこの終末期にあるハンバーグ隊、そして隊を去っていく者たちに捧げる歌(爆)を歌ってみようと思います。歌詞にあわせて若干メロディなども変更になります。
まずはAメロ。
「咲き誇る花も やがて枯れ果てる/終わらないメロディなど ありはしない/自分の未来へ さあ 踏み出そう/別れを告げるのさ 褪めたこの街に」
むむむ、クサさ爆発気味です;_; やはり初心者感動パターンでコミックソングは難しいのでしょうか。あ、「終わらないメロディなど」は「おわらなーいーメローディーイなど」じゃなくて「おわらないメーローディーイなど」です。何でこんなこと書くかというと、「Let's Go!〜」を発表した後「歌いづらいです」という意見をもらったからなんですね。まさかホントに歌うとは思っていなかったものですから、いい加減な節回しをしてあったんです。今回はその反省を活かし、Aメロ最後の「に」をBメロに食い込ませるなどと気を使っています。それはともかくBメロ部分も作ってしまいます。
「だけど けして 無駄じゃない/共に 過ごした日」
ぬぬぬ、さらにクサいです。しかしぼくの場合、クサさをキープしたままバカさを増していくという手法が好みなので、このまま突き進みます。
「まだ 注文するのは ハンバーグ/それさえあれば ぼくらはゴキゲン」
何だか「りんりんらんらんソーセージ」って感じもあります。まぁいいや。とりあえず続きも作って、全歌詞を掲載します。タイトルは「ハンバーグ隊よ永久に」です。「えいきゅうに」じゃなくて「とわに」ね(笑)
咲き誇る花も やがて枯れ果てる
終わらないメロディなど ありはしない
自分の未来へ さあ 踏み出そう
別れを告げるのさ 褪めたこの街に
だけど けして 無駄じゃない
共に 過ごした日
まだ 注文するのは ハンバーグ
それさえあれば ぼくらはゴキゲン
泥水のような コーヒーをすすって
朝まで過ごした 忌まわしき日常
君に捧げる言葉は「おかわり」
おお ハンバーグ隊は 永久に
あどけない笑みを浮かべるぼくらの
しどけない身なりと 野卑な心
「もう さらけ出せるはずもない」
なんて 欺瞞だろう
そう 困ったときには ハンバーグ
それさえ食えば ぼくらは凶悪
ウェイトレスの 秘密を探って
連日騒いだ おぞましき日常
君にあげる肩書きは「ストーカー」
おお ハンバーグ隊は 永久に 呪われていく 自らの手で
道は続いてゆく 魂の闇の中へ
ああ 誰が 悪い わけじゃない
強いて言えば オレか?
心に闇を 両手に光を
すべてを受け入れ ぼくらは生きてく
愛と 自由と 絶望の ハンバーグ
他にも 虚無とか 混沌とか
君に似合いの言葉は「偽善者」
おお ハンバーグ隊よ
どんなに 悲しいときにも ハンバーグ
やらしいときにも ハンバーグさ
泥水のような コーヒーをすすって
朝まで過ごした 忌まわしき日常
ぼくらのための言葉は「腐れ外道」
おお ハンバーグ隊よ 永久に
歌詞作るのに延べ8時間くらいかかりました;_; こんな歌詞に。何か長いなぁ、と思ったら、曲が5分30秒もありました。まるで普通の歌謡曲のようです。何となく「魂の闇(Die Schattenseite der Seele=魂の暗黒面)」なんて言葉を入れてみました。最後のサビ1回目と2回目のつなぎ部分は我ながら自然な感じが秀逸です(歌詞の話ね)。
さらなる歌唱指導。サビの「泥水のようなコーヒーをすすって」は「どろみーずのーよーなーコーヒーイーをーすーすーってー」です。「ハンバーグ隊は永遠に」は「ハンバーグーたいーはーとーわにー」です。「魂の闇の中へ」の「みー」はファルセット(裏声)での発声を希望します。「愛と自由と絶望の」は「あいとーじゆーとーぜーつーぼーのー」です。わかりづらいけど、とにかくそういうことです。歌い方はビジュアル系でも何でもいいのですが、サビの最後は爆風スランプのサンプラザ中野で歌ってください。