
超兄貴
それは私が中学生の頃だったと記憶している。
友人の家で見たそのゲームは、オープニングから爆笑を誘う恐ろしいゲームだった。
画面の中では回転する逞しい兄貴達、音楽は不気味な程ハイテンション、効果音は男達のうめき声。
その世界では筋肉のみが美徳とされ、筋肉のみが価値あるものとされている、想像を絶する世界だった。
「銀河系で最も完璧な肉体を保持し、ボディビル大会連戦連勝の支配者」ボ帝ビル。
こいつを倒すためにいだてん・べんてんの二人が、頼もしい舎弟アドン・サムソンを引き連れ戦うのである。
頭からほとばしる極太ビーム「Men`sビーム」で突き進むのである。
しかし、特筆すべきはその音楽。音で筋肉を表すとでもいうのか、男のコーラス、男の叫び、男の情熱、
男の色気、ここまで男の暑苦しさを表した音楽はないだろう。
敵キャラにも嫌な程、男のフェティシズムが感じられる。競泳水着の男、軍服の男、中年の禿げ親父、
様々なニーズ?に答えている。そのせいか、その手の雑誌で特集されたのは有名な話しである。
愛・超兄貴では、当時流行のスト2の影響をうけてか、コマンド入力を採用。
シューティングという基本線は維持しつつ、コマンド入力でポージングを決めつつ、敵を倒していくのだ。
サイキックフォースもどきの超兄貴の格闘ゲームも発売された。
その次は、実写の超兄貴も発売された。しかし、実写というのはあまりにも生々しくて洒落にならなかった。
それでもこのPSの実写の超兄貴を最後に、シリーズはぱったりと終わってしまった。
やはりこの作品の売り上げが悪いのが響いたのだろうか。
・・・・しかし!ワンダースワンで超兄貴が発売されるという!
超兄貴は、確実に21世紀にも受け継がれていくのだ!!というわけで、ドリームキャスト、
及びPS2での超兄貴発売を強く望む。艶めかしいまでにリアルな男の肉体を再現してほしいものだ。
前ページに戻る
ホームに戻る