いよいよ6ヶ月過した西オーストラリア州から、未知の南オーストラリア州へ。下の写真は
州境です。同じ国で州が変わるだけなのに、検疫所があります。
果物、野菜、肉等を持っていると没収されます。(当然そんな贅沢品は持っていなかった)
ここで写真を撮りたいが為に一度くぐったゲートをお願いして再度通らせてもらいました。
この少し先にあったBoaderVillageは後日聞いた話だとよくUFOが見られるらしいです。

これがオーストラリア特有のロードサイン。この場合、これより先96kmの間、
右からカンガルー飛び出し注意、次がウォンバット、そして、ん?ラクダ??
ラクダはいないだろ〜。

ナラボーに入って暫く行くとカメラのマークの看板が出始め、どうやら眺めのいい場所があるらしい。
右に折れて数キロ、南へ走ると駐車場があり、止めてさらに南方向へ歩く。先に行っていたNobuが、
と叫ぶ。行ってみてびっくり。
目の前は海。下は30mはあろうかという正に断崖絶壁。しかもその崖が180度
霞むくらい見渡せる限り続いている。とてもじゃないけど写真にも文字にも表せない。
そして風。まさに圧巻。言葉が出ない。
目の前に広がっている水平線の遥か彼方は南極大陸。地球ってなんて大きいんだろう。
人間ってちっぽけなんだな、と改めて思い知らされた。
こっちへ来てオーストラリアの大きさを感じることって何度もあったけど、桁が違う。
さっきまで地球の大きさを感じながら、一方で自動車、エアコンって凄い発明だよな〜
なんて思いながらこの旅をしてきたけれど、そんなのどっかへ吹き飛んでしまった。
オーストラリアはでかい。地球はもっとでかい。
普段こんな考え方しないんだけど、この時だけは色々考えさせられた。
当たり前だけど、簡単には味わえない実感でした。

分かります?切り立った崖がず〜〜っと見えなくなるまで続いています。
水平線の向こうは南極です。(もちろん見えないけど)
崖の上の大地もずーっと平らなのも分かってもらえると思います。
振り返ると今度はひたすらまっ平らな平原。
単純極まりないけど、どこをみてもそれぞれに迫力があるって、なかなか無いと思います。
上手く書けていない気がしますが、勘弁してください。

高所恐怖症ではないけれど、この写真を撮るのは結構勇気要りました。
でもやっぱり写真じゃ伝わらないですね、その怖さ。
ちなみにここを訪れることが出来るのは車でナラボーを横断した人だけです。
長距離列車も、バスもここには止まりません。でも、出来たら本当にもう一度行きたいです。
1人$12のバッパー。今回の旅での最低料金。横のキャンプエリアに居たバイクで旅行中の日本人
と久しぶりのNobu以外との日本語での会話。やっぱり彼も「いやぁ、オーストラリア、デカ過ぎ!」
と言っていて、我々も同意。彼は反対から来ていたので情報交換して
雑談後、ちょっと余裕があったので水をプレゼントして別れました。


これが部屋。「電気が付いてる!」と喜んだ自分がちょっとおかしかった。
ベッドはマットが人間の形に凹んでいて寝返りが打てなかった。。。
Nullarbor Roadhouse

これ、真ん中に写ってるトラックって20m位の長さがあるやつなんです。
ここの大きさ、分かります?
| Distance | Petrol we used | Petrol's Cost | |
| Mundrabilla | 185km | 22 litre | $21.0(95.5/litre) |
| Nullabor | 396km | 27 litre | $26.0(96.5/litre) |
| TOTAL | 1757km | 49/210.9 litre | - |