[メーカー・機種]
メーカーは最初から(好みで (^^; )YAMAHAかPLEXTORを考えていました。どちらも機種・
在庫面で豊富にあり、どれにするかしばらく迷いました。
現在、ノートPCしか手元にないのと、手持ちのデスクトップもタワー型などではなく、
余っている拡張ベイがないということで、必然的に外付タイプのCD-Rになりました。
速度は書き込みを4倍、読み込みは4倍以上あれば、あまり速い必要はないと思い
結局6倍になりました。(遅い方がCD-DAを読む時に安定すると思うのは素人?)
CD-RW機能はおまけみたいなものです。メディアも\1,980-と下がってきているので
書き込みに失敗してもやり直せるCD-Rとして結構使えそうです。
ただ、CD-RWを読むのに本機か、読み込み可能なCD-ROMドライブが必要ということなので
自分はあまり必要性を感じません。
[価格面・付属品]
書き込み4倍速で外付けということで、だいたいこの値段になると思います。
何店か見て回りましたが、GC(Ultra-SCSI PC-Card付き)のタイプを揃えているのは少な
かったので、よくは判りませんが、I/Fカード無しのCRW-4260tx-BBが\67,000-程度する
ことから、REX-CB31(実売\15,800-)が差額\4,000-で付いてくるのはお買い得だと思います。
ライティングソフトはB's Recorder GOLD(BHA製)です。どこのソフトがいいかよくは
知りませんので一概には言えませんが、Win3.1版のB's Recを使用したことのある自分と
しては操作もわかりやすく、かなり使い勝手がよくなっていると思いました。
[REX-CB31(RATOCのCardBus対応Ultra-SCSI PC-Card)]
MMX-233とはいえ、ノートでCD-Rを焼くには肝心のSCSI-IFの転送速度が問題になって
くると思います。元からあるREX-9530は、そんなに遅い方ではないのですが、せっかくだから
Ultra-SCSIのPC-Cardが欲しいところでした。それで、カード付きのGCというタイプがある
という本機を重点的に見て回りました。LAOXの店員さんにDELL Latitude CPの対応が未確認と
言われましたが、「今時CardBusでないノートなんてないよ」と言って買ってきました。
・購入金額
\71,400-(税別・LAOX The-COMPUTER館にて)
内蔵タイプは\57,800-ですから1万円以上高いことになります。
その値段のケースとしては、コネクタ形状50pin D-sub/halfでRCAピンのオーディオアウト付きの
すっきりしたグレーの筐体で、DTM音源などでおなじみのYAMAHAらしいデザインの外観は悪くは
ないです。ファンの騒音もかなり小さく、ほとんど気になりません。
・使い勝手、感想など
[REX-CB31]
本体付属の他社製SCSIカード(RATOCの製品を箱ごとそのままバンドル)ですが、これも
製品の一部ですのでレポートします。
・インストール
[コントロールパネル]の[ハードウェア ウィザード]から[ディスク使用]で、
付属のインストールFDの"Rexcb31.inf"を指定してドライバを組み込みます。
後はplug-and-playに対応しているので、PC-Cardを挿し込むだけで自動認識します。
Caravelle MO-640S(Fujitsu M2513Aドライブ使用)光磁気ディスクの場合、
SCSI I/Fとの相性がいつも気になる(^^;のですが、RexSCSIユーティリティーの
SCSIコンフィギュレーションで10MB/secに設定することで認識されました。
CR-RとMOをデイジーチェーン接続した際に、60+60+60(cm)=180(cm)かつ途中に
D-sub<=>アンフェノール変換アダプターをはさんでいるため信号の反射やノイズを
拾っているためと思いますが、専用のケーブルを購入する、必要な機器以外は接続
しない、など当然のこととはいえ安定動作のための努力を払う必要があるようです。
転送速度設定の機能はデスクトップPC用のSCSIカードには現在では当たり前の機能ですが、
これがあるのとないのとでは大違いで、いろんな機器を安心して接続できます。
(要するにUltra-SCSIのカードに、SCSI-2のドライブを接続するということ)
[データCDの作成]
・データソースの準備
B's Recorder GOLDの画面上の"ウェル"と呼ばれる領域に、MOやCDからフォルダ
ごとドラッグアンドドロップを行うと、ディレクトリ構造を保ったまま、書き込むデータ
が登録されます。登録後はファイルの場所や階層構造の変更がエクスプローラの要領で
簡単に行えます。もちろん、ファイルを1つづつ放り込んで登録することも可能です。
[書き込み処理]
・等速、2倍速、3倍速、4倍速のいずれかが指定できます。
また、事前にテストするかどうかと(テストでは書き込みは行われず、データソースの読み
込みが書き込み速度について行けるかということと、CD-Rの容量のチェックが行われる。
書き込みはせずにテストのみという設定も可。)、書き込み後にベリファイやコンペア
するかどうかを環境設定でデフォルト値として登録でき、実際に書き込みを始める際に、
オプションが変えられます。
メディアについては、CD-RとCD-RWが使用でき、CD-Rの場合もCDを閉じない限り追加書き込み
ができます。また、CD-Rメディアのブランドについては、私自身、TDKかSONY製しか使用
していませんので相性うんぬんについてはなんとも言えませんが、4倍速の時には最近
はやりの青色の表面コーティングのメディアが追従性も耐久性の面でもよろしいようです。
[CD-DAの作成]
・市販オーディオCDからのWAVEの作成が、6倍速での読み込みが可能です。CD-ROMでは2倍速
までの読み込み速度ですから(単純にB's Recの制限らしいが)、CD-Rドライブを買った甲斐が
あるというものです (T-T)。30分CDが5分そこそこでまったくノイズもなく(当たり前か)
読み込まれる様は、訳のわからないシェアウェアで時にノイズ乗りまくりのデータを取り
込んでいた時から考えたらまるで天国のようです。
とりあえず、35分と40分の2枚組みのCDを1枚の75分にして焼いて寝ました。