エコはさみ(リサイクルカット)
購入:1999/07/09
高松市内のホームセンターで購入。(税別496円)
こんなちっこいはさみですから、普通のはさみだと考えるとはっきり言って高いです。
でも、刃のところを横から見たら分かりますが、1枚の両刃(しかも先がかなり鋭く
尖っている)と、それを挟むように2枚の片刃でできています。
メーカーではリサイクルはさみという名前を付けていますが、要はペットボトルを
切ったり、アルミ缶を切るためのはさみです。ペットボトルを切って植木鉢にしたり
アルミ缶を切って貯金箱にしたりすることでリサイクルになりますから、そういう
名前にしたのではないかと考えられます。
《 使い方その1 》
ペットボトルを切って、ペン立てを作りました。
リサイクルはさみの良い点は、一度切るラインを決めたら、その通りに、ゆがむことなく
切り進むことができることです。普通のはさみであれば、良く切れるものを、注意深く
使用しなければこうは行かないと思います。
気付いた点としては、
・結構力が必要(はさみの大きさがコンパクトなためもある)。
・切り屑が、説明書の通りにうまくするすると刃先の間から出てくるとは
限らないが、構わず強引に切り進むべし。
・一度切り始めたら、最後まで継続して切ってしまう方が良い。
(途中からの場合は、切り屑を上手に始末するのと、切り口がずれないように注意が必要。)
ということが挙げられます。
《 使い方その2 》
アルミ缶であれば、切ることができるということなので、貯金箱を作りました。
ジュースの缶の横に500円玉の大きさを参考に穴を開けます。
最初の1刃は、尖った刃先をブスッと差込ます。そこから左右に切り進み、
丁度良い大きさになったら切り屑を折り取ります。
大きさの微調整は、金工やすりを使用すると良いでしょう。ちゃんとバリ取りをする
ことで怪我の防止にもなります。
気付いた点としては、
・ペットボトルよりも力が要らない。
・きれいにスパッと切れて、切り口が鋭いので手を切らないように注意すること。
・ジュースの缶は、お金を取り出す時に缶切りで開けなければいけないので、
貯金箱にちょうど良い。
ということが挙げられます。
ペットボトルでの工作をする時に、カッターを使うよりも安全に作業できると思います。
でも刃を開いた時に尖った刃先があるので、取り落とさないように注意して扱いましょう。
似たような発想のものに、ダンボールカッターがあると思います。
といっても、仕組みが似ているというのではなく、切る対象にあった切り方を工夫して
刃物部分を作ることで、作業の危険を減らそうという考えのものです。
パン切り包丁のような波状の刃先が付いていて、しかも尖った刃ではなく丸みを帯びており
普通に押し付けたのでは手指を切らないようになっています。
ダンボールに押し当てて、引くと、波状の刃の凹凸がノコギリのように作用し、
切り進めるというものです。
カッターを使用して、ダンボールを切ることは、単に刃先がよく切れるというだけでなく、
例えば、大きな箱の内外で作業する場合に思いもよらぬところから刃が飛び出して来て怪我を
するような事故が考えられますから、ダンボール以外<切れない>カッターを使うのが有効
だと思います。