家内「佳奈ちゃんと3人で写真を撮ってええのがとれたらスーパーにある写真カウンター
に持っていって、これっ、てお願いしようと思うんやけど。」
私 「1枚なんぼぐらいするんやったけ。」
家内「印刷代だけで30円くらいやったかな。」
私 「結構高いなあ。ビデオで撮った画像を取り込んでフルカラープリンタで印刷した
方が安つくんちゃうか。」(実は根拠はなかったりする)
家内「プリンタやって何万もするし、インクも高いんやない?」(なかなかスルドイ)
私 「ビデオをテレビにつないで心いくまでええと思う静止画を撮って、それを印刷したら
気に入った写真ができるで。」(ビデオの画質がメガピクセル級のデジカメや写真
をスキャンしたのに比べたらあまり良くないことを家内も知っているのできれいな
とかは言わない)
家内「写真にしたほうが奇麗やと思うわ。プリンタからの印刷ではこうはいかんよね。」
(去年来た年賀状から写真の載っているのをひっぱりだして見ている。このタイプは
プリント写真を通常のはがきの裏面に貼りつけているのできれいなのは当然だが、
またまたなかなかスルドイ)
私 「そんなことないわ、これ見てみい。」(最新のDOS/V MagazineのALPSの広告を見せる)
「専用紙を使わんと普通紙でもこんだけ写真みたいな印刷ができるプリンタもあるん
やで。はがきにやってこれぐらい出るんや。」
家内「(ページをつらつら眺めて)これだけきれいやったらええかも。
みつさん、見てくるだけ見てきたら。」
渋谷東口のビックカメラではMD-5000の現物がすでに売り切れていて置かれていなかった
ので、印刷サンプルをじっくりと他社のプリンタと見較べて、買おうと決めました。
家内に持ち帰ったサンプルを見せて、MicroDry独特のバイアスパターンが出ることを納得
してもらい、金箔を押したような、フラッシュゴールド印刷ができることや、熱転写で
あるけれどもランニングコストはそれほど高くないことも説明し、購入が決定しました。
(でも、カッティングシートに印刷できたり、デカールが作れたりもするんだよ。)
翌日の銀座線にはMD-5000をパーソナルキャリアにのせて持って帰っている私がいました。
(九十九電気本店(DOS/V館)で購入。税抜き\49,000、1.5mのプリンタケーブルサービス。)
・使い勝手、感想など(誰も書かなかった?MD-5000)
[個人的な満足度表]
(カタログや雑誌、旧機種についてのWebの情報から想像して持っていた購入前の印象に対する満足度)
購入前 | 結果 | 満足度(5段階) |
---|---|---|
ノーコートの官製はがきに写真のような印刷ができる。 | 2400dpi相当のマイクロドットが打てるのでかなり細かい陰影は出るが145線相当なので、色あいによってはバイアスパターンが目立つ。ちなみに光沢仕上げでかなりごまかせる。専用平滑紙なら190線が出せるのであまり目立たない。 | 良い |
耐水性・耐候性に優れている。 | 印刷インク面はかなり強く、引っかいても簡単にははがれない。気付いた点といえば、光沢仕上げを行なうと表面がつるつるになるが、樹脂状で柔らかいので爪先などでこすると跡が付き、そこだけ光沢がなくなる。 | 非常に良い |
ランニングコストはあまり高くない。 | 官製はがき、印刷面の半分が写真、ファインブラック、MFインク、光沢仕上げ2で50枚打つとリボンを半分位使ったことから計算するとはがき1枚50円位。 | 悪い(うっ、まずい、30円には程遠かった) |
動作音は結構うるさいらしい。 | 電源投入時のガリガリ音が異常でないことはウェブで知っていたので問い合わせも多いと聞くが故障と勘違いすることがなくて良かった。個人的にはプリンタとしてはそんなに気になる程の音量ではない。でも夜10時以降には印刷自粛しました。 | ふつう |
印刷速度がかなり遅い。 | HPはすごく速いが、印刷方式が違うので単純に比べることはできないと思う。はがき1枚が1分30秒位なので、MF+C+M+Y+光沢の各1パスに20秒弱。用紙戻しと同時にリボンカセットを交換するなど以前よりも工夫が見受けられる。 | ふつう |